「中高生のネット依存者が推計52万人」から見るカラダへの4つの弊害
先日文部科学省が、中高生のネット依存者が推計52万人であると発表しましたね。(ネット依存の中高生、国内に51万人 厚労省推計:日本経済新聞)
昨日この記事を読んでいて、この数字が大変な問題を抱えていると再認識し、整体的観点からみるこの問題について考えてみました。
インターネット依存がカラダに与える影響
インターネットに限らず、アルコール、ニコチン、薬物などに依存する事はよくありません。しかし、特にインターネットへの依存がもたらす問題についてお話したいと思います。
1.不良姿勢を作る
ここまでインターネット依存者が増えたのにはスマートフォンの普及が大きな原因の1つだと言えるでしょう。電車や街中でもスマートフォンを触りながら歩いていて事故の原因にもなっているようです。
スマートフォンを利用しているときに猫背になっていない人を見た事がありますか?あまりないでしょう。
インターネットの利用時間の増加は姿勢を悪くし、さらに強める機会になるでしょう。
2.SNS疲れに代表されるストレス
Facebook疲れ、最近ではLINE疲れなどが巷で騒がれている様です。SNSをほとんど利用しない私からしたら『ツール』であるはずのFacebookやLINEに疲れるという意味がわかりませんが、現実に起こっているようです。
私はこの疲労感の原因を『コミュニケーション能力の低下』と考えています。「いいね」や「スタンプ」だけでコミュニケーションを完結させてしまうことにより、言葉で想いを伝える能力があからさまに低下してきています。
このコミュニケーション能力の低下は将来カラダに大きな影響を与える事になります。『ネクラで内向的な人が明るく元気に日々の生活を送る3つのコツ』でも書きましたが、ネクラで内向的な方はカラダに問題を抱えているケースが非常に多いです。
そして、ネクラで内向的になるその根本にはコミュニケーション能力が低い事があるのではないでしょうか?
社会に出て、コミュニケーション能力が低いと、仕事にも支障をきたすでしょう。それがさらなるストレスを生み、カラダを歪める原因にもなります。
3.情報ストレスの増加
現代日本人は情報過多になっています。19世紀の日本人が得ていた情報は現代の新聞1日分だそうです。
情報を得すぎる事による弊害は『情報ストレスによる猫背多発中!3日からはじめる3つの情報遮断術』に詳しく書いていますので参考にしてみて下さい。
4.電磁波の浴び過ぎ
電磁波が身体に悪いという意見に関しては色々あるようですが、浴びすぎて良いことは無いと思います。
現代社会では、便利さと引き換えに多くの電磁波の中で生活しています。
浴びなくても良い電磁波は浴びなくても良いのではないかと思います。
まとめ
読者の中にもインターネット依存とまでは行かなくてもヘビーユーザーは多いのではないでしょうか?
私自身、情報収集は基本的にWeb経由であり、情報ストレスも電磁波も浴びていると思います。ただし、私はインターネットを使用する際の姿勢には気をつけていますし、その後のケアもしています。
問題は、インターネット依存である自分に知らない間に危機が迫っているという事を知らないことだと思います。
是非、この問題を自分事又は、家族ごととして捉えて対策して頂く事を切に願います。
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