医療ジャーナリストという仕事についての疑問
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
私は作業療法士です。そして整体サロン経営者です。そして更に、『コラムニスト』であると思ってこのブログも書いています。
私がブログに書く内容は様々な健康と美容に関する内容、体験談、運動や睡眠など健康や美容に付随する内容です。時にはインタビューもしますし、専門書も読んで書いています。
嘘の無いよう心掛けています。
ですが、世の中には全く正反対の意見があり、『医療ジャーナリスト』という名称の方が全く違う意見を述べられているシーンに多々出会います。
ここに疑問を覚えるのです。
今回は読者の皆さんが、このニセ医療ジャーナリストに騙されない為に、私の医療ジャーナリストに対する疑問とその個人的な解についてシェアしたいと思います。
ジャーナリストとは?
そもそもジャーナリストとはどの様な仕事なのでしょうか。wikiによると以下の通りです。
ジャーナリスト(journalist)とは、新聞、雑誌など、あらゆるメディアに記事や素材を提供する人、または職業である。
おぉ、幅広い。メディアに対して寄稿していたらジャーナリストなのだそうです。しかし、以下のような文章もありました。
ジャーナリストは事実に対する現状や意義、展望を報道する専門家であるとされるが、ジャーナリストの倫理観や政治的態度に基づいて左右され、ジャーナリスト自身の経済的基盤、個人的利害関係が記事の内容に大きく影響を与えるケースもある。
基本的には事実に対する〇〇を報道する専門家であるが、そうなっていない事もままあるとのことですね。
では、ジャーナリズムとは何なのか。こちらは、goo辞書から引用します。
新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどにより、時事的な問題の報道・解説・批評などを伝達する活動の総称。
時事的な問題の報道・解説・批判をする活動をジャーナリズムというそうです。私がパッと思いついたのが池上彰さんです。
ジャーナリストは、ジャーナリズムを生業にする人の総称であるとも言えますから、分りやすい解説や、鋭い批評などが持ち味の池上彰はジャーナリストでしょう。
つまりは、事実(出来事)に基づく内容を報道・解説・批評する人がジャーナリストと言えるのではないでしょうか。
では医療ジャーナリストとは?
医療にまつわる『時事問題』は山のように存在します。健康保険や社会保険・年金などの精度的な問題から、医療ミスや不正などの現場の問題、〇〇細胞のような研究に関する問題などなど、考えなければいけない問題は山積しています。
このような問題に対して一般人が分りやすく解説したり、問題のある精度や団体を批判したりすることが医療ジャーナリストの仕事と言えるでしょう。
しかし、現在はそうではありません。
あまり特定の記事に対して問題視したくないので例として上げさせて頂きます。
厚生労働省も、〇〇予防手段に有効であるとして、△△による□□を推奨しています。
しかし、最近はその効果を疑問視する学者も増えています
これはあるネット上の記事から引用し特定できる部分を隠させて頂いたものです。この医療ジャーナリストは厚生労働省の推奨している方法論を疑問視している学者も増えているという事でこの方法論を批判しています。
しかし、この記事のどこを探しても、疑問視している学者の数の推移は提示されていません。「増えています」と明言しているにも関わらず、どの程度増えているのかわかりません。
例えば「10年前は1人だったのに、今年は5人に増えました、でも未だに10000人の学者は推奨しています。」かもしれないのです。笑
また、この厚労省の推奨する方法の否定的意見も記事中に多数書かれていますが、どこの誰の意見なのか、または関連論文・参考文献の記載もありません。ですからその否定的意見を検証する事ができません。
これは到底ジャーナリズムとは言えないと思います。この場合のジャーナリズムとは、賛成派・反対派双方の論文を検証したり、双方の医師に取材したりという行程が必要になると思われますが、どっかの反対派の医師の意見だけを聞いてきて(恐らく自分ではしっかりと調べず)書いた文章のように見えます。
私は特にこういう医療の問題に関してはお客様以上に詳しくないといけないし、一医療従事者としてより真実味のある意見を知っておかないといけませんから1つの意見を鵜呑みにしない癖付けをしています。
ですが、そういう習慣のない一般の方がこの記事を見たらどうなるでしょう。
「〇〇って悪いらしいよ」「厚労省はけしからん」「〇〇は止めといた方が良いよ」ってな具合になるわけです。その意見があたかも真実であるかのように。
医療ジャーナリストの意見に振り回されないようにしましょう!
コラムニストである私の個人的見解を述べさせて頂きますとこれです。医療ジャーナリストの意見に振り回されないようにしましょう。
別に疑ってかかれというわけではありません。鵜呑みにして振り回されず、気になったら確かめてみましょう。
私のブログ(コラム)はそのお手伝いを出来るように工夫しています。
まとめ
このエントリーは全ての医療ジャーナリストを批判するものではなく、中にはそういう方もいらっしゃるという事です。その辺どうぞご理解下さい。
ちなみにコラムはwikiによると以下のような意味になるそうです。
新聞・報道雑誌・ニュースサイトなどに掲載される、ニュース以外の記事。つまり、個人的な分析・意見が含まれている記事で、評論やエッセイの他、人生相談コーナーや「オススメ○○」などといったものも含まれる。
お、まさにこんな感じです。笑
個人的な分析・意見が中心ですのでいつも正しいとは限りません。現にこのブログを始めた当初とは意見が合わない部分も少なからずあります。
その辺はご愛嬌でお許し下さい。これからもなるべく嘘の無いように様々な情報をお伝えするように精進して参ります。
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