36年後あなたは何歳?病院に入れなくなる時代がやってくる!
あなたは今おいくつですか?
30歳を過ぎた方であれば、ご両親、もしくは祖父母、親戚に当たる方々がいわゆる生活習慣病で入院されたご経験はあるのではないでしょうか。
私の両親は幸いにもそういう入院はしておりますせんが、祖母は皮膚がんで入院・手術した経験があります。(今は元気に過ごしていますよ。)
さて、そんな経験をされた方は、病院で先生や看護師さんにお世話になった思いを持っておられるのではないでしょうか。懸命な治療、献身的な看護・介護。これらがあってこそ、元気に今を生きているのではないでしょうか。
しかし、私たちが生活習慣病に罹患するリスクが高まる36年後、あなたが首都圏・関西圏に住んでいたら病院に当たり前のように入院できると思っていたら大間違いっていうデータが出ていました。
私たちは、老後どのように過ごせば良いかを検討してみました。
2040年の病床・介護施設の状況
(図引用:朝日新聞デジタル)
まずは、上の図をご覧下さい。関東一円、愛知県周辺、関東一円は相当病床が足りなくなっています。
反対に北海道、東北、北陸、中国四国九州地方は余裕がある状況ですね。
現状すでに病院を求め地方へ移住する患者や、利用者を求め都会に施設を作る経営者が出てきているようです。
すすむ高齢化
日本は世界で最も高齢化が進んでいる国です。昨年10月1日の時点で4人に1人が65歳以上の高齢者という状況になっています。(参考:高齢化で世界をリードする日本―初めて4人に1人が65歳以上に)
高齢化が進むのと比例して増加するのが、医療費、そして病床数です。
日本において2025年が高齢化のピークだと言われていますが、2025年から比べても2040年の方が余裕が無くなっているのがわかりますね。これは、高齢化はピークでも病人が多いということを示唆しています。(健康寿命が下がっている恐れも…。)
この中で我々はどのように過ごして行けば良いのでしょうか。
老後の対策
まずは、病気にならない、介護の必要ない身体作りが重要だと言えるのではないでしょうか。
現状、日本人の平均寿命よりも10年短いと言われている健康寿命をいかに伸ばして行くかがテーマになると思います。
そして、私が現在考えている健康寿命を伸ばす上で一番重要だと考えている事は『筋トレ』です。特に下半身の『筋トレ』は健康寿命を伸ばす上で非常に重要です。
最近では脳梗塞などで倒れても元気な高齢者は沢山います。発見が早ければ歩行能力を維持できる人も少なくありません。そんな中健康寿命を短くする一番のリスクは転倒です。
転倒しなければ元気に過ごせた高齢者を私自身沢山見てきました。「転倒→骨折→長期入院→認知症重症化→衰弱」という悪魔のフローを生み出すのも足の筋力低下からはじまります。
特に現代人は歩く事、走る事、自転車に乗る事がスゴく減っています。しかもこの傾向は都市部よりも田舎で顕著に見られ、食生活が比較的健康的だと思われている田舎でさえ、肥満児・病人は田舎で多く、その原因は運動不足だと考えられています。
つまり、食生活よりも運動生活が、健康に生きて行くためには重視しなければいけないのです。
病院が足りないことを嘆くより、病院を必要としない身体作りを心掛けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
高齢化、医療費の問題は今までから騒がれていましたが、病床数まで足りないというデータまで出てきました。
都市部に特にその傾向があるのは、現在の30代〜40代の人口分布がそのまま影響しているのではないでしょうか。
この流れを止める事はできません。しかし、自身の健康を守るのは自身で可能です。
あなたも、病院を必要としない身体作りの為に『筋トレ』をはじめてみてはいかがでしょうか。
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