ストレートネックが寿命を縮める!?骨盤矯正でストレートネックが改善するたった1つの理由
『ストレートネック』と聞いてピンとくる方は、恐らく既に相当なストレートネックをお持ちの方なのだと思います。
まずは下の図をご覧下さい。
左の骨格が理想的なS字ラインです。その骨格に比べ右の方の首の部分が後ろへの反りがなくまっすぐになっています。
これをストレートネックと言います。
このストレートネックであることが間違いなくあなたの寿命を縮めており、その危険性をご理解頂くとともに、骨盤矯正でこのストレートネックネックをどのように対策すれば良いかをお伝えして参ります。
ストレートネックのメカニズム
まずはストレートネックがどのようにして作られるかについてご説明させて頂きます。
スポーツ障害(ダンスやバレエなど特殊な姿勢を間違った方法で長時間意識した場合など)や交通事故など特別な場合を除いて、大半のストレートネックが『猫背』に起因します。
猫背の特徴として、胸椎(背骨の上の方)の後湾が強いというものがあります。胸椎の後湾が強くなると必然的に頭は前へ出てきます。その時点でストレートネックが完成してしまうのです。
猫背のメカニズムについては『猫背を自宅で簡単に矯正する3つの方法』にも書いておりますが、骨盤が後ろに傾き、腰椎(背骨の下の方)が本来ある湾曲を失い、そのバランスを取るために胸椎の湾曲が強まることで猫背となります。そして、さらに頭の位置を保つため頸椎の湾曲がなくなり、いわゆるストレートネックになるのです。
ストレートネックによる被害
ストレートネックの三大症状は『肩こり』『頭痛』『目の疲れ』です。
本来背骨の真上に頭蓋骨が乗り、約4キロの重みを頸椎の湾曲で分散させています。しかしながら、ストレートネックになるとその重みが受け流せないため首に負担がかかります。その首を守るため首周囲の筋肉は過剰に緊張します。
また、首が前に突き出ているため約4キロの頭をカラダ側へ引っ張っておくために首。肩の筋肉を過剰に働かせています。
これらが原因で『肩こり』『頭痛』『目の疲れ』が起こってきます。
また、この状態が長く続くと頸椎での圧迫が原因で手の痺れなどの症状、脊髄関連の病気なども起こりますし、頸椎の隣接する延髄が支配する『自律神経系』の疾患のリスクにもなります。
また、肩周囲の血流の悪化も招くため、脳梗塞のリスクも高まります。ストレートネックを放置することで、寿命が縮まることは間違いなさそうです。
ストレートネックが骨盤矯正で改善する理由
先ほどもお伝えした通り、ストレートネックは猫背に起因し、猫背は骨盤が後ろへ倒れることで起こります。
骨盤矯正以外でもストレートネックを改善する方法はいくつか紹介されたりもしていますが、全て一時的に改善するのみで根本的な解決にはなりません。
猫背が起因している以上、骨盤の位置を正しく矯正しないと背骨のラインは変わらないのです。
まとめ
余談ではありますが、ストレートネックは特に『長時間のデスクワーク』を主な業務とされる方に増えている様です。
デスクワークをされている方の環境改善法や、猫背矯正法は『プログラマー(SE)、デスクワーカーに捧げる!仕事場でできる3つの猫背対策法』という記事をご参照下さい。
ご自身でも猫背・ストレートネックの改善に取り組める方法をご案内しています。
『猫背』に関してはご自身で気付いて居ない方が沢山いらっしゃいます。しかし『ストレートネック』に関しては鏡に対して横向きに立ち確認して頂ければ一目で分かるはずです。背骨のラインから頭が前に出ていればストレートネックです。
現代人の98%以上の方が猫背ですので、同数のストレートネックの方がいらっしゃると思っています。
ストレートネックは改善出来る症状ですので、お早めに取り組まれることをオススメします。
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