営業時間 [火・木=9:00〜12:00、18:00〜21:00] [水・金=17:00〜21:00] [土=9:30〜17:00] [定休日=日・月・祝]
骨盤矯正専門店 癒し家ブログ「大阪骨盤物語」

構造的に骨盤が歪みやすい人間が、快適に暮らす為のたった1つの方法

構造的に骨盤が歪みやすい人間が、快適に暮らす為のたった1つの方法

当ブログでも猫背や肩こり・腰痛など骨盤の歪みが原因で起こって来るお悩みについての内容を何度も、様々な角度からお伝えしております。

そして、これら症状の根本原因はストレスです。

しかし、いくらストレスがかかっていても、犬や猫は肩こりや腰痛があるのでしょうか(もちろん、加齢に伴い関節などの不具合は起こって来るかもしれませんが。)。猫は文字通り猫背ですが、猫背である事が問題になっていないはずです。だって猫ですから。

では、人間はなぜ骨盤が歪み、猫背になる事が問題で、肩こりや腰痛を起こしてしまうのでしょうか。

今回は人間の姿勢(骨格の構造)という視点から、肩こりや腰痛を改善するたった1つの方法をお伝えします。

ヒトの身体の構造

まずはヒトの身体の構造をご説明します。

まずは下の図をご覧下さい。

kokkaku

ヒトの姿勢は2本の足で支えられ、骨盤でその2本が1つになります。骨盤からは長いしなりのある背骨が伸び、一番上には約4kgの頭蓋骨がのっています。背骨からは12対の肋骨が前に向かって張り出し、胸の中央で合わさっています。この合わさっている部分を胸骨と言います。

また、その胸骨の上端から左右それぞれに向かって鎖骨があり、裏にある肩甲骨と肩関節を形成し、腕が2本繋がっているという形です。

そして、この構造は人間の骨盤を歪ませ猫背になりやすい状態にしています。

この構造の問題点は4つあり

・骨盤の位置
・肋骨の存在
・肩甲骨の不安定さ
・頭の重み

の4つです。以下に1つずつご説明します。

骨盤の位置

骨盤は2本の足の上に左右の股関節のみでジョイントしています。また、その上には長い背骨をバランスさせています。

股関節

上の図のように限りなく不安定な形でジョイントされているのです。

このような不安定な状況をカバーする為に骨盤周囲には太ももの筋肉、お尻の筋肉、腹筋・背筋など大きな筋肉で支えられています。しかしながら、様々なストレスによりそれらの筋肉をバランスよく均等に使うのは困難を極めます。

少しのアンバランスさが、骨盤のアンバランスを引き起こし、非常に歪みやすい部位にあるのです。

肋骨の存在

肋骨は背骨から前に向かって張り出しています。つまり支点が身体のより後ろによっているのです。

肋骨の重み

上の図のように前に張り出している肋骨は、図の赤でマークした部分(腹腔)がある為に支える骨がありません。つまり、腹筋がしっかり働いていなければ重みで下がってくるのです。

ヒトは楽出来る方法を常に探しているため、腹筋を働かせずに猫背になる事を選んでしまうのです。また、猫背の状態で重心位置を保つために、骨盤の歪みを誘発したりもします。

肩甲骨の不安定さ

下の図は、身体を背面から見た時の図です。この図を注意深く見て頂くと肩甲骨がジョイントしているのは肩関節でのみなのです。

肩甲骨

肩関節は腕の重みを支えながら、不安定な肩甲骨も安定させなければなりません。指先の細かい運動をする際も肩の安定は必須です。

そんな負担のかかる肩関節を安定させる為には肩甲骨周囲の筋肉は過剰に緊張させられます。

これが肩こりの原因に繋がったりします。

頭の重み

下の図のように、骨盤に歪みがなく、理想的な背骨のラインを保つ事ができれば頭の重みは腹筋と背筋によってしっかり支えられます。

上半身の骨格

しかしながら、骨盤の歪みがあり、猫背になると、下の図のように頭が前に飛び出した姿勢になります。

猫背の上半身

頭が前に飛び出ると腹筋・背筋で支えられるバランスではなくなり、首肩周囲の筋肉を過剰に緊張させ、頭を支えます。つまり、しっかり頭の位置を保ち、前を向いておくために肩こりを起こしているということになります。

たった1つの解決策

これらの問題に対して一度で4得の解決法が1つだけあります。この方法は私自身行っていますし、また当サロンへお越しのお客様へお越しのお客様にもこの方法をお伝えしています。

それは『ミゾオチとおヘソの間の距離を引き離す』ということです。

猫背ストレッチ

まとめ

重力化において2足歩行を行うようになり、ヒトは両手をフリーで使えるようになった事と引き換えに、猫背になり、肩こり・腰痛を抱えやすくなるという宿命を背負いました。

また、内臓を守るため、肋骨が発達し、しっかり栄養を吸収出来るようになるため胃腸を発達させました。それと引き換えに、肋骨は前に張り出し、腹腔には十分なスペースが必要になりました。

特に日本人は食生活の関係上欧米人に比べ小腸の長さが長い民族です。他の民族に比べ特に腹腔が大きい民族です。ですから、他国民族に比べても猫背になり、肩こり・腰痛を患いやすい民族でもあります。

しかし、その宿命とも言える姿勢の乱れをたった1つの意識付けだけで予防できることをお伝えしました。

今日から意識可能な方法です。どれだけ忙しくても取り組めるかと思います。

是非、本日から取り組んで頂ければと思います。

カテゴリー:

看護師さん応援キャンペーン
最大67%割引実施中!

詳細を確認する

関連記事一覧

プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

新着情報を受取る

 最後までご覧頂き、ありがとうございます。下記の4つのどれかをチェックしていただくと、更新情報がお伝えしやすくなります。もし宜しければご登録のほどよろしくお願いいたします。

Twitter

更新情報の他にも発信しています。

RSS

RSSはこちら

ブログ更新情報をお届け中。

PUSH通知

Chromeで更新通知が受け取れます。