デスクワークシンドローム多発警報!!5人に4人が罹患中。
当サロンへお越しのお客様の3人に2人がデスクワークが原因、もしくはデスクワークが状態の悪化に大きく関与していることが分かってきました。
ちょうど、本日の勝間和代さんのメルマガから、デスクワークに関する問題の経験談が掲載されていました。一部転載させて頂くと、
テレビで昔の私の事業仕分けをしていたころの映像が流れて、それを見て、当時、いまより太っていたのはもちろんなんですが、それ以上に何よりも「ああ、姿勢悪かったなぁ」と思いました。
ここ数年間、姿勢矯正のためのさまざまなトレーニングに通ったり、初動負荷トレーニングを日常的にしていたりしていることもあるのですが、もうひとつ一番大きな違いは「パソコンを打つ時間・見る時間が減ったこと」だと思います。
スマホやタブレット端末が高性能になったので、1日の中で、明らかに「2-3時間はパソコンを使える」という空き時間があるとき以外は、ほとんど、パソコンを持ち歩かなくなりました。スマホで用が足りてしまうからです。こういったメルマガも、隙間時間と言うよりは、朝晩、家にいる時間にまとめて書いています。
確かに、タブレットやスマホでも姿勢が悪くなることは出来るのですが、パソコンの比ではないと思います。あの、キーボードと、マウスを使いながら、画面にのめり込む姿は、「猫背製造器」みたいなものです。
とのことです。
私はこの状態は既に病であると考えています。ここまでデスクワークによる弊害が出て対策をしていないことが問題です。私はこのデスクワークによる弊害を『デスクワークシンドローム』と勝手に名付けその病体についてまとめてみました。
デスクワークシンドロームとは
デスクワークが原因、又は状態の悪化に著しく関与している症状の総称。主に猫背(猫背とはストレートネック、ストレートバック、過度胸椎後湾を有する整形外科的症状であるとこちらで述べていますのでご参照下さい。)を発端に、様々な症状を呈する。
デスクワークシンドロームの症状
デスクワークシンドロームとは上で述べたように、デスクワークを主な原因とした猫背、猫背の悪化がもたらす症状群です。ここではどのような症状がみられるかをお伝えします。
肩こり・頭痛・目の疲れ
これらは女性の3大お悩みとも言われています。男性よりも女性の方がデスクワーク率が高いので仕方ないかもしれません。
下の図のように猫背により頭はカラダのラインよりも前に突出します。
このことで、首・肩の筋肉が過度に緊張します。さらには、頭の筋肉、表情筋、目の周りの筋肉なども緊張を誘発されこのような症状が出てきます。
腰痛
日本で、訴えられる症状のうち一番多いのが腰痛で、国民の8割以上が腰痛に悩まされているとのコト。昨今のスマホやパソコン、その他ゲーム類の普及によりデスクワークシンドロームの若年化は進んでいると思われます。実質国民の9割以上が腰痛、又は予備軍であると考えられます。
腰痛が起こる原因は2つあります。
1つは、骨盤の左右の傾き。マウスを利用する右手を使う際、左肘をついて作業している光景をよく見ます。その際重心は左に寄り、左の腰に負担をかけます。
もう1つは骨盤の後傾。そのことで状態の重みが全て腰の付け根にかかり痛みを発します。また、酷い場合はヘルニアや神経痛も起こします。
O脚
え?とお思いの方も多いかもしれませんがデスクワークが原因、もしくは状態を悪化させているものの1つにO脚も含まれます。特に女性に多いと思いますが、デスクワークしている際、内股になっていませんか。膝がくっつき足が離れている方が多いかと思います。
長時間にわたりこのような姿勢を取ることでO脚は助長されます。
冷え・むくみ
長時間にわたり崩れた姿勢で座っていると、使うべき筋肉が使われず、発熱量が減り、冷えが起こります。また特に女性は足の筋力が弱いため長時間の座位姿勢によりむくみが発生します。
また、デスクワークの女性特有のお悩みとして、冷房冷えもデスクワークによる弊害と認められるかもしれません。
便秘・下痢
便秘・下痢など腸内環境の悪化に伴う症状もデスクワークにより発症、悪化する可能性があります。上記のようにデスクワークが原因で冷えが起こり、腸内の運動が不活発になります。
腸内の運動が不活発になると、腸内の悪玉菌が増え、便秘・下痢などの症状が現れます。
うつ
鬱々した気分になる理由は脳内の『アドレナリン』や『セロトニン』の分泌不足であると言われています。
デスクワークによりうつになる理由は2つあり、1つは長時間に渡る電磁波の影響、もう1つは冷えから腸内環境が悪化し、腸内で作られるアドレナリンやセロトニンの前駆物質が作られにくくなることです。
デスクワークシンドロームの対策
ここまで見て頂いたようにデスクワークが現代人に与えている影響はご理解頂けたのではないでしょうか?
では、どのように対策していくか?ですが、一番はデスクワークの時間を減らすことです。
しかしながら、お仕事の関係で難しい方もいらっしゃると思います。
ですので、以前等ブログでもお伝えしている猫背を自宅で簡単に矯正する3つの方法やプログラマー(SE)、デスクワーカーに捧げる!仕事場でできる3つの猫背対策法をご参考に猫背対策やデスクワークの環境調整にお役立て下さい。
まとめ
勝手ながらも『デスクワークシンドローム』なんていうたいそうな名称を作ってまで伝えたかったのは、それだけ大変な時代に入っているということです。このブログをお読みの読者さんの中にも日常の中にデスクワークが入っている人が大半かと思います。
このデスクワークが健康・美容に対して大きな被害を与えています。
是非、これを機会に改善の取り組みをはじめて見て下さいね。
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