五十肩(四十肩)かなと思った時にする治療、対策法
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
- 朝起きたら肩が急激に痛む
- 肩を動かすと痛い
- 肩が上がらなくなった
- 手を後ろに回せなくなった
そんな経験をしたあなたは五十肩(四十肩)かもしれません。
しかし、こんな時あなたはまずどうしますか?ググる?笑 いや、それが賢明な判断かもしれません。そして、このページがググった方に最初に表示されるページであることを願います。
当エントリーでは、五十肩かな?と思った時に、どうすべきかの行動マニュアルです。運動不足や肩の動きが悪いなぁ、肩こりがひどいなぁという自覚がある方は五十肩予備軍ですので是非印刷して冷蔵庫に貼付けておいて下さい。笑
五十肩(四十肩)とは?
五十肩(四十肩)とは一体どのような症状なのでしょうか。
難しい名称では肩関節周囲炎と言います。(ここではそれらを包括して五十肩とします。)
肩関節周囲炎はその名の通り、肩関節の周囲の筋肉に起こる炎症で、五十肩と言われる病体だけでなく「石灰性腱板炎」や「腱板断裂」などによっても起こります。
しかし、最近では確かな原因が明確な「石灰性腱板炎」や「腱板断裂」などは肩関節周囲炎とはされず、現在は肩関節周囲炎=五十肩といった認識で大丈夫かと思います。
五十肩の原因と症状
肩関節とは、上図の通り上腕骨・鎖骨・肩甲骨の3つの骨が合わさって構成されています。
その肩関節の動きが悪くなったり、動かす際(もしくは静止時にも)痛みが出るのが五十肩の症状です。
原因は運動不足と冷えです。運動不足や冷えによって肩関節を覆う関節包や肩関節の動きを円滑にする肩峰下滑液包の弾力が失われ周囲の組織(靭帯・筋肉・腱など)に炎症を起こして起こります。
一般的に老化によって運動不足や冷えが起こりやすい事から四十肩や五十肩と呼ばれるようになりました。
五十肩かな?と思ったら行う3ステップ
では、五十肩かな?と思ったら私たちはどのように行動すれば良いでしょうか。以下に解説します。
1.整形外科を受診する
私たち一般人は医師ではありませんから、五十肩を疑う事はできますが診断することはできません。肩の痛みや可動域制限を起こす疾患は他にもあるからです。
また、現在ある痛みがあまりにもひどい場合我々にはその痛みを取り除く方法はありません。精々冷やして誤摩化すくらいでしょう。
急激な痛みがある場合は薬物療法や神経ブロックでの対応しかできません。ですから、まずは整形外科を受診するところから始めましょう。
放置すると痛みが長引く場合もありますし、肩関節が完全に可動域を取り戻す事ができなくなるかもしれません。安易に捉えず、忙しい中かもしれませんが今後の人生の為にも受診しましょう。
2.安静にする
特に頭を洗う、下着をつける、エプロンをするなど手を後ろに回す動作が難しくなるのが五十肩の特徴です。
また、痛みのある側を下にして寝た場合、寝ている最中や寝起きに痛みが発生する可能性もあります。
ですから、極力痛みが出ないように安静を心掛けましょう。痛みがある時期は炎症が出ている段階です。無理に動かす必要はありません。
可能であれば痛みのない範囲で動かしたら筋トレしたりするのは効果的です。
また、当サロンでの施術は整形外科での確定診断後しか受付けません。理由は五十肩ではないかもしれないからです。五十肩であれば、その診断直後から痛みなく施術することは可能ですのでご相談ください。
3.ストレッチと筋トレを行う
痛みが取れたら、今度は積極的に動かして行きます。
とは言っても無理矢理動かすと、再び炎症を引き起こす可能性がありますから専門家の指導の元行う方が良いと思います。
ご自身で行いたい場合は以下の図は比較的安全な方法だと思いますので、内容にそって無理の無い範囲で行って下さい。
(画像引用:整体ラボさん)
まとめ
当サロンへお越しのお客様を見ていても、正しい処置をせずに無駄に長引かされているケースが多いのではないかと思います。
長ければ半年ほども痛みが続き、苦痛を伴うのが五十肩です。
是非、適切な対応をしましょう。
P.S. 予防する為に…
でも、そもそも五十肩になんてなりたくないですよね。
肩関節をしっかり動かし、五十肩を予防する上で非常に有効なのが『マエケン体操』です。
肩こりやダイエットにも効果的なマエケン体操で五十肩の予防もしてしまいましょう。
参考エントリー:肩こり・ダイエットに効果的!肩甲骨を柔軟にする『マエケン体操』
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