日本人女性8人に1人が痩せているという調査結果に思う事
厚生労働省は「2013年国民健康・栄養調査」の結果を発表した。肥満の増加に歯止めがかかった一方で、女性の「やせ」志向が続いている。栄養バランスの良い食事をしている人は3人に1人で、運動習慣のある人も約3割という結果になり、生活習慣改善の必要性が引き続き示されている。(引用元:保健指導リソースガイドさん)
昨日、このようなニュースを目にしました。
そして、さらに調べていると以下のような図を見つけました。
(図引用:社会データ図録)
図は1947年から2012年までの平均BMIの推移を男女別で示したものです。平均を表したものですが、年代問わず男性は増加傾向、女性は減少傾向にあります。そして、女性の年齢別「やせ」の割合は以下の通りです。
(図引用:からだカルテ)
特に20代、30代が痩せすぎている人が多いのがわかります。
そして、そのことで栄養障害が起こっている可能性も危惧されています。(参考:若い女性の「やせ」と低栄養問題)
今回は、こういうった「やせ」指向にある女性について思う事をまとめていみました。
肥満恐怖症にある女性達
上に添付した1947年から2012年までのBMIの推移を見ると、女性の「やせ」傾向は今に始まった事ではありません。
私が生まれた頃(30年ほど前)から加速しているような印象を受けますが、問題はこの傾向に歯止めがかかっていないことだと思います。
そして、その裏には肥満恐怖症という問題があると指摘する専門家もいます。(参考:女性に広がる“肥満恐怖症”)
上述のように女性は年々平均的に痩せてきているにも関わらず、「太っている」と自己認識している人が多いのです。(下図参照:厚生労働省資料)
太っていないのに太っていると思い、痩せに走る。まさに肥満恐怖症という言葉がピッタリですね。
このような問題が起こる背景には、きっと世の中の男性の心ない発言などもあるのだろうなぁと思うと心苦しいです。(しかも、当の男性陣はどんどん肥満傾向にあります。私も気をつけます。)
過度のダイエットの問題
当サロンでもダイエットをお望みのお客様にはその支援をしておりますし、当ブログでも多くのダイエット情報を提供しています。
しかし、これは肥満対策であり、過度のやせを作りたいが為ではありません。
現在のダイエットの主流が『食事制限』であったり『糖質制限』であることも問題だと思います。
もちろん、カロリーや糖質の多い食事をされている方は考えた方が良いでしょう。しかし、やり過ぎはいけません。この制限のやり過ぎが低栄養などの問題を作り出しているのだと思います。
低栄養問題の解決策
さて、ダイエットをしている女性は、どのようにしてダイエットしているのでしょうか。
多くの方は食事に気を使われているようです。(下図参照:厚生労働省資料)
しかし、あまり運動には気を使われていないのが実情です。(下図参照:厚生労働省資料)
確かに食事制限によるダイエットは効果が目に見えやすく簡単です。しかし、リバウンドもしやすく中々定着しないのが実情です。しっかり運動を行い、代謝を上げて太りにくい身体を作る事が重要です。
痩せたいあなたへ
痩せたい方の多くは体重ではなく、体型を気にしている方の方が多いように思います。当サロンへお越しのお客様に聞いてもそういう場合が多いようです。
そして、姿勢が良くなれば痩せる事を忘れている方もいらっしゃいます。
つまり、体型を良くする事と痩せる事は別ものなのです。
体型を良くする為には姿勢を良くする事が必要です。もし必要であれば専門家の助けも検討して下さい。(宣伝)
そして、筋トレです。
筋力の割合を増やす事は良い姿勢を作るベースになりますし、身体全体が引き締まるので体型が良く見えます。
姿勢を良くする為に『骨盤矯正』と『筋トレ』をはじめてみてはいかがでしょうか。
まとめ
痩せる事と体型を良くする事は別物。我ながら明言でした。笑
でも本当にそうだと思います。
そして、その為には姿勢を整える事と筋トレをすること。これら2つは同時に行うべきものです。
専門家の手を借りても借りなくてもどちらでも構いませんが、まずは姿勢を良くする意識を持つ所からはじめてはいかがでしょうか。
P.S. BMI25以上の方は別です
このブログはダイエットを止めろというものではありません。過度のダイエットが良くないし、痩せ過ぎが良くないということです。
ですから、BMIが25以上の方は別です。しっかりダイエットしましょう。(BMIの測定は『BMI計算』が便利です。)
でも、その時も食事制限だけでなく、しっかり運動もしましょうね。
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