夏場に要注意!全国に分布する火傷虫(やけど虫)への対策法
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
最近、facebookなどでチラホラと【拡散希望】とか【シェア希望】とかのタイトルと共に『火傷虫』についての注意喚起が出回っています。
数年前から注意喚起されていた火傷虫ですが、今回この被害と対策について詳しく調べてみましたのでシェアしたいと思います。
火傷虫とは
(画像引用元:【注意】全国で「やけど虫」による被害が続出!!「見つけたら決して触れないように」)
火傷虫は、正式名称をアオバアリガタハネカクシといいコウチュウ目ハネカクシ科の昆虫です。
アリのような形体長が6~7mmの小さな昆虫です。(上の写真からは大きく見えますが実は小さく気付きにくいようです。)
卵・幼虫・蛹・成虫とどの状態の時にも「ペデリン」という有害物質を体内に保有しており、人の体に付着した時や、払い落とそうとした時に、ペデリンを含んだ体液が付着し、数時間後毒が付着した部位が発赤、水ぶくれができます。(下写真参照)
(写真引用元:http://www.geocities.jp/kuroneko_okenoruk/_gl_images_/113-1373_IMG.JPG)
症状はかゆみ、その後火傷をした時のような痛みに変わります。その毒が何らかの拍子に目に入ると、激しい痛みがあり、結膜炎、角膜炎、虹彩炎を起こし、最悪の場合失明する恐れもあるそうです。
火傷虫の分布と発生時期について
(図引用元:ハネカクシ(アオバアリガタハネカクシ)の情報さん)
火傷虫は北海道から沖縄まで全国に分布しているそうです。特に田んぼの周囲や池沼、畑、川岸など湿潤な草地など湿気の多いところに多く発生するようです。
また、光に集まってくる習性があるようで、夏の夜は窓を締める、網戸にする、などの対策をしましょう。それでも心配な場合は、忌避殺虫剤も合わせて使用すると良いでしょう。
発生時期ですが、一番多いのが6〜8月の夏場です。ですが、早ければ4月から、遅くは10月頃まで発生が確認されているのでしばらくは注意が必要です。
あ、火傷虫!見つけた時の対策
では、火傷虫を見つけたらどうしたら良いでしょうか?以下にご説明します。
身体に触れていない時
無駄な殺生は好みませんが、自分や周囲に被害が及びそうな時、(自宅敷地内などで発見した時)は殺虫剤で駆除しましょう。
この手の殺虫剤は必要な時に限ってどこにしまったか忘れてしまいがちです。
置く場所を決めて、必要な時にすぐに取り出せるようにしておきましょう。
身体に触れてしまった時
タオルなど直接身体に触れないように払い落とし、殺虫剤でやっつけましょう。
その後、流水でしっかりと流した後ステロイドの軟膏を塗って冷やしておけば重症化しないようです。
万が一、目に入った場合は水でよく洗い、すぐに病院へ受診するようにしましょう。
気づかないうちに症状が出た場合も病院へ行ったほうが安全でしょう。
まとめ
小さい昆虫ですので、気付きにくい分被害が拡大しているのかもしれません。
ですが、失明の危険もある猛毒ですので注意が必要です。
特にキャンプやアウトドアで休みを過ごすことが多い方は注意なさってくださいね。
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