1日1万歩は嘘?いやいや最適な運動量って人によって違うよ…
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の中野です。
皆さん、運動されていますか?
されていない方が大半だということは知っております。笑
「何か運動されていますか?」と聞いて、自信を持って「〇〇しています。」ってお答えになられる方は殆どいらっしゃいません。
まぁ、だからうちのサロンへ予約されるのかもしれませんが…。
心身を健康に保つ為には適度な運動が必須です。誰もそれを疑う人はいないでしょう。
運動すれば血流が上がります。血流が上がると代謝も免疫も上がりますし、筋肉はほぐれます。もちろん一時的な効果なので継続して運動する必要があるわけですが…。
では、適度な運動とはどの程度なのでしょう。先日東洋経済オンラインにて『「1日1万歩で健康になる」は大きなウソだった』という記事が公開されていました。
いやいや、釣りだろうと思いながらも記事を読みました。そしたらまぁ、やっぱり釣りタイトルでした。笑
今回はあなたが行うべき適度な運動についてシェアしたいと思います。
「なぜウォーキングで病気になるのか」なんて見出しつけたらダメでしょう…
前出の記事では、「なぜ、ウォーキングで病気になるのか」という見出しで記事が書かれていましたが、中身を読みますと、最終的には1日8000歩、その内中強度で20分歩くというのがこの記事の結論でした。
いやいやいや、ウォーキング推奨してますがな…。
内容は、1日1万歩と言わず増やせば増やすほど良い、ウォーキングよりジョギングの方が良い、果てはトライアスロンへ!とエスカレートし、トライアスロンでの負荷が強すぎて動脈硬化になったという例が挙げられていました。
そりゃ、やり過ぎが良くないことくらい誰にでも分かってるし、運動しすぎて病気になる人なんて少数派ですよ。みんな運動せずに病気になってるんだから。
で、まぁ、ジョギングはウォーキングに比べて心肺機能への負荷はもちろん上がります。しかし、私がオススメするスロージョギングなら心肺機能への負荷はウォーキングと殆ど変わりません。
ですが、足への負担はウォーキングに比べ少し大きくなるので筋トレ効果も期待できます。ですから私はジョギングの方がオススメです。
1日8000歩、20分歩くってのは、20代男性も50代女性も一緒なの?
1日8000歩、中強度で20分。中強度ってのは何とか会話できるレベルの早歩きだそう。
ま、何とか会話できるペースでの早歩きってのは性別や年令によっても違うし、筋力や心肺機能によっても違うだろうから『中強度』っていう表現を使うことによって人による差をつけてるのかもしれないです。
ですが、それが万人に最適とは思いませんし、中強度で20分と低強度で50分の運動のエネルギー消費量が仮に同じだとすると、人によっては低強度で50分の方がいい場合もあるでしょう。
時間がなくて、高強度の運動を10分を含めた8000歩の運動をする人と、同じ身体の状態で全くしない人だったら私は前者の方が健康的だと思います。
このように自分の身体の状態、置かれている環境、与えられている役割など色んな条件でもって最適な運動とは決まると思います。
もちろん、最適な運動強度(無理もなく、不足もせず)が出来ると『とある指標』によっては良いのかもしれませんが、私は指標が一つだとも思いません。
ただ、効率的に健康になれる運動しようと思うなら、『筋トレ効果のあるもの』『エネルギー消費効率のいいもの』『安全なもの』でしょう。だったらスロージョギングが一番ですよ。
まとめ
健康に関する情報を見る際のポイントなのですが、『これが良い』『あれが悪い』と決めつけてかかる情報にあまり良い物はありません。
もちろん『喫煙』は良くないでしょうし、『暴飲暴食』も良くないでしょう。ですが、喫煙していても、暴飲暴食していても健康な人はいらっしゃいます。
世の中に何か絶対的な健康法則というものはないのが現状です。
運動はした方が良い、だけどやり過ぎは良くない、でもやらないよりやった方が良い。ってな感じでどこが一番最適か?なんてものは人によって違うし、環境や状況によっても違うものなのです。
ですから、あなたにとって最適な、無理もなく不足もせず、できれば毎日継続出来る程度の運動を見つけて実践されると良いでしょう。
で、もちろんトライアスロンに出たくなったのであれば、その為の専門のトレーナーを付け、安全に配慮した上でトライアスロンをすることが『最適な運動』と呼べるくらい身体のレベルを徐々に高めていってから行うようにしてみてくださいね。
心配な方は心拍計測などしながら運動されると良いかと思います。
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