湿気の多い梅雨入り時期に身体のだるさを解消する3つの方法
5月も間もなく終わり、すぐに鬱陶しい梅雨の時期がやってきます。梅雨の時期は何となく身体がだるくなって、ジメジメして気持ち悪い。ですから、梅雨ってイヤだなぁと思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに平均的に近畿地方の梅雨入りは6月7日頃、梅雨明けは7月21日頃で45日間も梅雨の期間を過ごす事になるそうです。こうやって数字で見ると結構長いですよね。
私自身、梅雨は昔から大嫌いでした。ただでさえ汗かきなのに、梅雨時期はそれがさらに加速され気持ち悪く、洗濯物が乾きにくいので、部屋干しとなりちょっと臭くなったり…。あまり良いイメージがありません。
今回はそんな嫌な梅雨時期を、まずは身体のだるさだけでも解消し、45日間の梅雨を少しでも健康的に乗り切るための方法についてお伝えします。
なぜ梅雨時期には身体がダルいのか?
梅雨になると何故身体がだるくなるのでしょう。
その答えは、環境が湿気るのと同じく、身体も湿気るからです。梅雨になると人間も湿っぽくなるのですね。確かに、気持ちも滅入ります。
また、太陽の光を浴びる時間も少なくなるのでメラトニンという身体のバランスを整えるホルモンも作られにくくなり、それが身体に影響していることもあるでしょう。
この2つが梅雨時期に身体をだるくする原因だと考えます。しかしながら、メラトニンは日照時間が少ない以上しかたのない面がありますので、今回は特に身体の湿気を取り除く方法についてお伝えしたいと思います。
梅雨時期の身体のだるさを解消する方法
身体が湿気るとどのような症状が現れるのでしょうか。中医学では、梅雨に体調を悪くする過剰な湿気を「湿邪」というそうです。「湿邪」は、「脾臓」に影響を及ぼし、気の流れが阻害され、胃腸の働きが悪くなり、老廃物を体に溜め込ませると言われ、体調を崩す原因とされています。『食欲不振』『消化不良』『下痢』『胃の重苦しさ』『むくみ』といったものが特徴的な症状です。
そして、これらに原因である、身体の湿気を取り除く事によってだるさは解消されます。では、どのようにこの湿気を取り除けば良いのでしょうか。以下にご説明します。
1.汗をかき、代謝を良くする
身体が湿気るとは、体内に余計な水分が貯留している状態です。ですから、その水分の循環を良くし、悪い老廃物の溜った水分を排出し、新しいキレイな水を入れる事が重要になります。
適度な運動や半身浴などでしっかりと汗をかき、適度に水分を取って下さい。
その際注意頂きたいのは、お酒は体内の水分を奪います。ですから、汗をかいた後は、冷たすぎないお水を2〜3口飲んで頂ければと思います。
また、姿勢が悪くなっていると水分の代謝が悪くなりますので、姿勢を矯正することも重要なポイントです。その際は是非当サロンをご利用ください。
2.身体を温める
冷えは、体内に水分をとどめてしまう原因の1つです。梅雨の時期は蒸し暑く汗をかきやすい状態になります。その状態で冷房の効いたオフィスなどに入ると汗が乾き冷えの原因となります。ですので、こまめな着替えは大切かと思います。
暑いのでシャワーだけで済ませがちですが、しっかりお風呂に浸かる事も重要です。(発汗を促す意味でも。)
3.梅雨時期に良い食事をする
水分の代謝を促し、身体を温める食事が良いのですが、以下にその食材をご紹介します。
- 利尿作用のある食材:小豆、冬瓜、緑茶、アサリ、キュウリ、トマトなど
- 発汗作用のある食材:ショウガ、ネギ、香菜、シソ、ペパーミントなど(体を温め、食欲を増進させる作用もあります)
- 気のめぐりをよくし、イライラやストレスを緩和する作用のある食材:オクラ、ワカメ、セロリ、ニンニク、クラゲ
上記の食材を意識的に多く取り入れるようにし、代謝を良く、身体を温め、さらには気の巡りもよくする食事を心掛けてみて下さい。
まとめ
もう間もなく大阪でも梅雨入りします。梅雨入りした途端こうやって意識的に対策する事は難しくなります。
ですから、今の内から対策をしていってもらえたら良いかと思います。
身体を健康に保ち、梅雨を元気に乗り切れる事をお祈りしております。
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