ダイエット中の停滞期メカニズムとその脱出方法
糖質制限をはじめて半月をど経過しました。順調とも停滞ともとれる現状ですが、あまり気にしすぎず、しかし諦めること無く淡々と糖質制限しています。
さて、ダイエットにつきものの停滞期ですが、何故停滞期というものが訪れるのでしょうか。「停滞期さえなければ!」と停滞期に邪魔をされダイエットに挫折した人もいらっしゃると思います。
今回は、そんなダイエットのやる気を削ぐ『停滞期』のメカニズムと、それを脱出する方法について調べたのでシェアしたいと思います。
ダイエット中の停滞期とは?
停滞期とは呼吸数や心拍数、唾液量などを必要に応じて調節しているホメオスタシスというものの機能によって起こります。寒い所でも、暑い所でも体温を一定に保ったりできるのもこの人体のホメオスタシスという機能によるものです。
(図引用:TEMPUさん)
ホメオスタシスは脳の脳幹という部位が中心となり身体の状況を把握し、その都度司令を出すという仕組みで成り立っています。
(図引用:TEMPUさん)
『寒い』を知覚し、脳幹に伝えられると『体温を上げろ』と各部に命令を出すのです。その他上図の通り免疫や運動機能の調節も行っています。
人は太る時には急激に太りません。徐々に徐々に少しずつ太っていくのです。ですから、ホメオスタシスの機能はよほど急激に太らなければ働きません。
しかし、ダイエットのように特に初期は意気込み過ぎて急激に痩せる場合があります。私も今回1週間で3キロ痩せました。1ヶ月で3キロでも急激な体重減少なのでホメオスタシスが働いてもおかしくありません。
体重も一定に保つのがホメオスタシスの仕事ですから、脳幹のチェック機能をくぐり抜けるほど緩やかなダイエットで無い限りホメオスタシスは働くのが正常だということです。
全ての目標達成を阻害するホメオスタシス
人はやりたいと思ってもやらなかったり、続けたいと思っていても続けられなかったり…。このような現象を『甘え』だと捉えてしまえばそれまでですが、その甘えこそ、『今のままが良い』というホメオスタシスという生命維持の原理が働いているので仕方がありません。
ダイエットや禁煙、禁酒などの依存からの脱却や、あれをしたい、これをしたいという願望達成において非常に重要なキーワードは『継続』と『淡々とやる』ことです。
そして、淡々と継続するために重要なのが『無理をしない』こと。
意気込んで急激なカロリー制限や糖質制限をすると一時的に急激な体重減少が起こりますが、すぐに停滞期を迎え、体重が減らなくなり、嫌気がさして諦めてしまいます。つまり、自分の想いとは裏腹に、脳幹の働きに阻害されてしまうのです。
無理せず、しかし確実な方法論で淡々とやれば確実に目標達成します。確実な方法論とは、大阪から歩いて東京へ向かう際東へ向かうことが確実な方法論です。西に歩いていては同じ努力をしても東京へはたどり着きません。
ダイエットにおいては前例や科学的根拠のある方法論を無理のない範囲で継続すれば確実に痩せるのです。
停滞期からの脱却方法とは?
これら人間の仕組みを考えると『停滞期』だろうが『減少期』だろうが目の前の数字(体重計の値)だけに目を向けるのではなく、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月という長いスパンで目を向けることも重要です。
長い目でみて、しばらく体重に変動がなくても淡々と継続しましょう。停滞期からの脱却方法はこれだけです。
注意すべき点は、方法論が間違っていないかどうか?ですが、ダイエットに関する方法論の情報は当ブログでも沢山行っていますので是非参考になさってくださいね。(参考エントリー:ダイエットしたい方必見!効果的なダイエット方法まとめ13選)
まとめ
ダイエットには停滞期はつきものですよね。
ですから、最初からどこかのタイミングで訪れ、どこかのタイミングで去っていくということを念頭に入れ目標設定すると良いでしょう。
大切なのは無理の無い範囲で、淡々と継続し、目先の数字ではなく長期的な数字の変化に目を向けることです。
ダイエットにしても、その他のことにしても、この視点があれば目標達成はそんなに難しいものでは無くなるかもしれませんね。
看護師さん応援キャンペーン
最大67%割引実施中!
関連記事