元体育会系運動部の方へ警告！35歳過ぎると予想以上にガタが来る理由

　先日、私の先輩である体育会系ラグビー部出身の方がお隣（まつげエクステ&美容室）のサロンへ来店されていました。時間を間違えたらしく1時間待ちぼうけ。

　その合間に施術をさせて頂く事になりました。下の写真をご覧頂ければわかると思いますが、ヒトかゴリラか全く区別のつかないガタイです。笑

　現在も現役で草ラグビーをされていて、スポーツバーも経営されているため、休む暇無く動き続ける先輩は、御年36歳？位です。

　身体はボロボロで、メンテナンスに通って欲しいのですが、この先輩が通うとは思えないので営業はしませんでした。笑

　さて、この先輩のように特に元体育会系の運動部の方は、一般の人に比べて運動をする事には慣れているかもしれませんが、若い頃に痛めた傷が癒されずに、大人になられた方が多々いらっしゃいます。

　今回はその方々へ警告の意味を込めて、あなたの身体の危険についてお伝えしたいと思います。

元体育会系運動部の方々の身体の特徴

　高校や大学で、スポーツに真剣に取り組んでいた方は少なくないと思います。私は高校までずっと野球をやっていましたし、社会人になってからはボクシングも経験しました。

　学生時代に本気でスポーツに取り組む事は社会に出てから役立つことは沢山あります。また、健康な心身を作るという意味においてもとても効果的で素晴らしいことだと思います。

　しかし、一点だけ問題があります。『怪我』のリスクが非常に高くなることです。

　私自身の話にはなりますが、捻挫・疲労骨折・突き指・打ち身・関節痛などなど数えきれない位の怪我をしてきました。

　この当時は怪我が治ればすぐにまた練習。あの頃の思うと、マゾだとしか思えない様な練習を来る日も来る日も頑張っていたと思います。

　当時は筋力もあり、普通よりは強靭な肉体を手に入れており、怪我にも負けない身体でしたが、引退し年を重ねるにつれその古傷が与えた影響が身体に出始めます。

　それが『姿勢の歪み』です。

　特に成長期の怪我は、身体の歪みに直結します。治癒までに時間のかかる怪我であればあるほど、歪みは大きくなります。理由は、『かばう』からです。

　足首を捻挫すれば、そちらの足首に体重をのせないようにびっこを引く形になるかもしれません。

　骨折をすれば、しばらくはギプス固定で、そちら側の筋力が弱くなり、目に見えて左右差ができてしまいます。

　このように、怪我はあなたの身体を歪ませ、それがそのまま癖として残ってしまうというリスクがあるのです。

35歳を過ぎる予想以上にガタが来る？

　東洋医学の名著『黄帝内経』には男性は8の倍数、女性は7の倍数の年に身体に変化が現れると言われています。衰えのきっかけが起こる年として、男性は40歳、女性は35歳だとのことです。（養命酒のCMでお馴染みですよね。）

　しかし、今回ご来店されたラガーマンの先輩はアラフォーではありますが、まだ40歳にはなられていません。もちろん40歳を過ぎた頃からさらにガタがくるかもしれませんが、明らかに早いのです。

　本人の言葉を借りると、「もう身体がまともに動かへんねん、メンテナンスが必要や…」とのことです。

　その日は「あ〜、スッキリした！」とウホッ、ウホッ！と喜びながら帰っていかれました。（先輩、若干disってスミマセン。）

　話が若干それましたが、言いたい事は一般の方がガタつく年齢よりも早くガタつく可能性があります。

　そういえば、当サロンのスタッフの松川は、まだ36歳ですがよく風邪引いて変な声になっています。ちなみに彼は体育会系野球部で、社会人野球も経験しているので30手前まで現役でしたから、ガタつくのが早いのかもしれません。これから私の激痛メンテナンスで何とか身体年齢若くしてあげようと思います。笑

対処方法

　プロの手を借りてメンテナンスをするに越した事はないと思います。

　身体の歪みを起点とする不具合なので、身体の歪みを整える事が重要です。さらにその古傷をかばえるだけの筋力を維持していく必要もあるでしょう。

　つまりは、『姿勢の矯正』と『筋力トレーニング』です。

　姿勢の矯正については当ブログに沢山情報を載せていますのでご参照下さい。ご自身で可能な事もあるかと思います。（参考エントリー：猫背の人が読むべき記事のまとめ12選）

　特に運動部に所属していた方にとって筋力トレーニングには専門分野かと思います。特別私からアドバイスはありませんが、身体の軸を守るという意味おいても、『腹筋』『背筋』『腕立て伏せ』『スクワット』の基本4種目はやっておいて欲しいと思います。

　注意点としては、無理しないことです。昔とは違いますので現状のお身体にあった量を、ご自身のペースで行って下さい。

まとめ

　過去運動部に所属しよく怪我をしていた方は特にですが、身体にガタが来る前に、姿勢矯正と筋トレで身体のメンテナンスはじめてはいかがでしょうか？

　タイムリミットは刻々と迫っています。

P.S.　先輩をdisったので広告です

　少々先輩の写真を使ってdisり過ぎたと反省をしていますので、先輩のお店を宣伝する事でお詫びとさせて頂きます。笑　何卒、殺さないで下さい。