生姜(ショウガ)を上手く使って冷えなし生活!健康に生きる方法
身体の冷えが色々な病気の原因になっていることは当ブログでも何どもお伝えしています。
参考エントリー:
- 妊活女子の為の食事の取り方とおススメメニュー
- 妊活女子必見!子宝を授かりやすい身体の作り方
- 真夏の冷え症はお尻の梨状筋に原因があった!その3つの対策法
- PMS・生理痛で悩む方が取り組むべき3つの対策
- 誰でも簡単に取り入れられる冷え症対策10選
- 低体温がもたらす2つの恐怖と改善する為の5つの方法
- 他多数。
そして、冷えを改善するための食材として代表的なのが、本日のテーマである『生姜』です。
今回は生姜の働きについて知り、且つどんな料理にも使える『蒸し生姜』と『万能生姜胡麻ダレ』をご紹介したいと思います。(何か言い回しが料理番組みたいになってしまいましたね。苦笑)
生姜の体内での働き
生姜の働きは多岐に渡ります。以下にご紹介します。
参考文献:
1.身体を温める
生姜の辛味成分であるジンゲオールは、生姜を加熱することによってショウガオールという成分に変わります。
このショウガオールが、胃壁を刺激し活発化させ深部体温を上げる作用があります。そのことで身体全体が温まります。
ちなみに、ジンゲオールは血液を末梢へ運ぶ働きがあるので末梢の温度は上がるのですが、中枢への血流が減るので身体の芯は冷えてしまいますので生の生姜は取り過ぎ注意です。
2.免疫力を高める
身体が温まる事に付随してですが、体温は1度上がると免疫力は17%アップすると言われています。
免疫が活性化すると、病気にもなりにくく、風邪なども治りやすいです。
3.生理痛・PMSの緩和
同じく身体が温まることと付随するのですが、身体が芯から温まると子宮も同じく温まります。生理痛やPMSは子宮の冷えによって活動が妨げられるため起こっているので、子宮が温まれば痛みなどは緩和します。
4.ダイエット効果
身体が温まれば代謝が上がります。代謝が上がれば痩せやすくなるのでダイエット効果も期待できます。
また、生姜の成分であるジンゲロンや生姜オールには食物の消化吸収にも良い働きをしてくれ、便通がよくなり、ダイエットにも効果的だと言えるでしょう。
5.腹痛・吐き気の緩和
あまり知られていない働きですが、生姜には、腹痛や吐き気の緩和の他、めまい、強心、コレステロールの低下、鎮痛、抗菌、酸化防止などにも効果があるとされています。
6.解毒作用
魚の臭みを取るにも使われる生姜ですが、ジンゲオールと同じく生姜の辛味成分であるジンゲロンには肉や魚の毒を消す作用があるようです。
7.解熱作用
身体を温めるにはジンゲオールを加熱し、ショウガオールのパワーを借りなければならないと先ほどお伝えしましたが、風邪などを引いて熱を下げたい時には、生の生姜が解熱するように働いてくれます。
8.下痢や便秘の解消
先ほども書きましたが、ジンゲロン・ショウガオールは消化吸収を助ける働きをしてくれるので、いわゆる整腸作用もあるといえるでしょう。
生姜利用時のポイント
上記の生姜の体内での働きでもご紹介しましたが、生姜には『身体を温める作用』と『解熱作用』の相反する働きがあります。
これはどのように変わるかというと、調理の仕方で変わります。
すり下ろした生姜など、生の生姜は身体を冷やす働きが発揮され解熱作用があります。ですから、身体を温めるという効果を期待したい時には、100℃までの温度で、調理したものが身体を温めます。
上記でご紹介した生姜の主成分であるジンゲオールは、末梢の温度を温めてくれますが、深部の温度を下げるという働きがあります。ですから、発熱時に熱を下げたい時などには効果的なのですが、それ以外の時には身体を冷やします。
加熱すると、ジンゲオールの一部がショウガオールという成分に変質します。このショウガオールが胃腸の壁を刺激し、身体の芯から温める働きをするということです。
ですから、冷えを解消するという目的で生姜を使う場合は加熱してから使うようにしましょう。
また、生姜の取り過ぎは生姜に付着している菌によってお腹を壊す可能性があるそうです。ですから、10g以内にした方が良いそうです。
生姜活用おすすめレシピ
以下に様々な料理に使って頂ける、生姜のおススメレシピをご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは『蒸し生姜』と『万能生姜胡麻ダレ』です。これらは直接食べるものというよりは、調味料として使って頂く事で、様々なご自宅の料理が生姜料理に変わります。
蒸し生姜
一般的に蒸しショウガはショウガを蒸して乾燥させて作るのだそうです。しかし、それでは少し大変ですよね。ですから今回は、簡単で、しっかり働きが期待出来る蒸しショウガの作り方をご紹介したいと思います。
■材料:生姜100g
■作り方:
- 生姜を100g用意します。それを1ミリくらいの厚さにスライスしましょう。
- 皮の汚れている部分だけを洗い落とします。皮のすぐ下に薬効が詰まっているので、なるべく皮は取らないようにするのがポイントです。
- オーブンを80度にセットして1時間焼きます。45分ほど経つ頃からこまめに状況をチェックするようにして下さい。干からびたような状態になったら完成です。
- ショウガが完全に乾燥したらジップロックや保存容器にて保存して下さい。
完成した蒸しショウガはおろして粉末状にしたり、料理に使ったりと活用法は様々。ジップロックなどに入れて持ち歩いて紅茶などに入れて飲めば継続して摂取できます。
■おススメ料理:みそ汁、ふりかけなど
万能胡麻生姜ダレ
生姜焼きや丼、アレンジしたら中華風にも洋風にも応用可能な万能胡麻生姜ダレをご紹介します。
■材料:
- 生姜2片(20グラム)
- たまねぎ30グラム
- A(しょうゆ100cc、酒50cc、みりん50cc、砂糖大さじ1)
- しろすり胡麻大さじ6
■作り方:
- 生姜とタマネギをすり下ろします。
- 鍋に1.とAを入れ、強火でひと煮立ちするまで煮ます。
- 火を止め、すりゴマを混ぜます。(※火を止めてからゴマを加えることで、ゴマの風味がいきます)
■おすすめ料理:豚の生姜焼き、鉄火丼など
まとめ
生姜の働きって、こうやって列挙するととても沢山ありますね。上手く使って、冷えを取り、健康的な生活を送りましょう。
今回ご紹介したような、生姜タレや蒸し生姜を作っておけば、いつでも普段の料理にアレンジできますよね。
是非、生姜生活始めて頂ければと思います。
看護師さん応援キャンペーン
最大67%割引実施中!
関連記事