厚生労働省が公開している「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」が秀逸な件
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
先日、焼き鳥屋で鶏のキモ、ズリ、ささみの刺し身を頂きました。『豚の生レバー提供禁止について思う事…食中毒が嫌なら加熱しよう!』でも書きました通り、カンピロバクターのリスクがありますが、翌日も問題なく過ごせましたので大丈夫かと思います。
私は本当に信頼できる焼き鳥屋でしか生は食べませんが、最近では冷凍で提供している店もありますのでご注意ください。
夏に多いというイメージの食中毒ですが、食中毒は年がら年中あちこちで発生しております。が、生物に関してはこの時期に多いことでしょう。バーベキューや流しそうめんでも起こったりします。
ですから、食中毒は常に要注意。そんな中厚生労働省がユニークな動画を公開しておりましたのでご紹介したいと思います。
食中毒対策6つのポイント
家庭でできる食中毒予防の6つのポイントで、食中毒から家族を守りましょう。食中毒予防は食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」ことが大切。詳しくは動画でチェック→
http://t.co/UWbGqO57FZ
https://t.co/2g5WvZNjyV
— 厚生労働省 (@MHLWitter) 2015, 7月 29
まずは動画をご紹介と言いたいところですが、10分見る人少ないでしょ。笑
ですから、この動画中に紹介されていたポイントをサクッとご紹介します。
食中毒予防のポイントは6つ
食中毒の予防のポイントは6つあります。
ですが、原則は3つです。
- つけない
- 増やさない
- やっつける
この3つは食事中に気をつけるべき食中毒予防3原則と言われているそうです。今回ご紹介する6つのポイントもこの3原則に基づいて組み立てれれています。
ですから6つあるからと言って、6つとも意識する必要はないかもしれません。でも、可能なことからやってみてはどうでしょう。
では、以下にご紹介していきます。
1.食品の購入
食中毒にならないために、まずは購入する食品に注意を配りましょう。
まず気をつけるべきは食品表示です。消費期限と今日の日付が近い商品に関しては要注意。私の奥様は臭くなければオールオッケーな方でございますが、私は無理な人です。
大丈夫じゃない?と言われても無理だから捨ててねと言います。笑
消費期限は守りましょう。もちろん、消費期限内に消費できるかどうかも加えて考えましょうね。
スーパーでカゴに入れる順番は、並びの順番ではないでしょうか。私もそうです。
しかし、生鮮食品や冷凍食品はレジに並ぶ直前にすべきでしょう。
生の食品は個別に包みましょう。生鮮食品は食中毒の原因菌が繁殖しやすいです。ですから、例えば魚に食中毒菌が繁殖していた場合、同じ袋にいれてしまうと、一緒に購入したお肉にも菌が繁殖する可能性があります。
また、大型スーパーには必ず置いてある、氷や保冷剤を近距離であっても利用すると良いでしょう。
もちろん、お店でこれだけ努力したんだから早く帰りましょう。寄り道したら、これまでの努力が水の泡です。
2.家庭での保存
折角、購入の際に注意してもお家に帰ってからといって安心してしまっては意味がありません。
お店で急いで、且つ保冷しても家に帰ってお昼寝してしまっては意味がありません。すぐに冷蔵庫へいれましょう。
肉、魚などの生物はお店で小分けにした袋に包んだまま保冷しましょう。そのことで菌が他の食品に感染ることを防げます。
冷蔵・冷凍の温度には要注意でございます。
また、冷蔵庫に詰め込みすぎると温度が上がります。容積率は7割程度にしましょう。
3.下準備
下準備というけれど何の?と思った方は食中毒予備軍です。この先の準備を怠らないようにしましょう。
一人暮らしのガサツ男子にはいるかもしれません。まずは手洗いしましょう。
お肉やお魚は冷凍で保存される方も多いでしょう。
そもそも冷凍はしない方が懸命です。スーパーで売られている魚や肉は解凍商品である可能性があるからです。解凍商品を再冷凍するのは危険です。パックのママ冷凍するならまだしも小分けにして冷凍するなんてもってのほか。(参考:解凍した食品の再冷凍について。)
ですが、魚や肉を冷凍するのはよくある話ですよね。冷凍すれば解凍します。その解凍の際は常温でなく、冷蔵庫での解凍やレンジでの解凍を徹底しましょう。
当然だと思いますが、余分な量を回答せず、使用する分だけにしましょう。
野菜など、生で食べる食品を魚や肉とは離して準備しましょう。菌が感染る可能性が低くなります。まな板を使い分けるとなおグッドです。
4.調理
4つ目の注意点は、調理時です。
魚や肉は、中心部の温度が75℃以上で1分以上加熱できるよう調理しましょう。ハンバーグの場合お箸などで突き刺し、肉汁が透明になり中心部分の赤みが無くなる程度と覚えておきましょう。
調理を中断する場合や、調理後すぐに食べない場合は冷蔵庫で保管しましょう。また、冷蔵後レンジで温める時は加熱ムラが起こらないよう均一に暖められるよう注意しましょう。
5.食事
作ったら食べる。次は食べる時のポイントです。
当然ですが、食事前には手を洗いましょう。清潔な食器に盛り付けることも忘れずに。
温かいものを温かいうちに、冷たいものを冷たいうちにというのは、おいしく食べる上でも鉄則ですね。
また外食時、特に焼き肉などを食べに行く際はしっかり加熱することに注意することや、生肉は子どもや高齢者は控えるなどの配慮も行いましょう。
6.残った食品
最後のポイントは残った食品の扱い方ですね。
もちろん、残さないことが一番ですが残ってしまうことや、作り置きすることもあるでしょう。
その時には食後でももう一度手を洗い、清潔な容器で保存するようにしましょう。
早く冷えるように小分けして…。
消費期限が切れるものは当然ですが、少し時間が経ったなぁと思うものは思い切って捨てましょう。
残り物を食べる時は充分に加熱してからというのが鉄則です。
まとめ
では、もう一度まとめておきましょう。
- 食品の購入
- 家庭での保存
- 下準備
- 調理
- 食事
つまりはあなたが食品を手にするタイミングから、口にする、もしくは捨てるタイミングを6つに分けていたわけですね。
それぞれのタイミングでの注意点はもう一度見直してみてください。
私は厚生労働省や外務省からの情報をこまめにチェックするようにしています。健康増進のための重要事項が発表されるからです。
この動画も厚生労働省のTwitterで初めて知りました。
が、殆どの方がご存知無いのではないでしょうか。
お金をかけて立派な、そして質の高い動画を作っているのにも関わらず殆どの国民に届かないという状況では全く意味がありません。
家庭でできる食中毒予防の6つのポイントで、食中毒から家族を守りましょう。食中毒予防は食中毒菌を「付けない・増やさない・やっつける」ことが大切。詳しくは動画でチェック→
http://t.co/UWbGqO57FZ
https://t.co/2g5WvZNjyV
— 厚生労働省 (@MHLWitter) 2015, 7月 29
ですから私は、せめてブログを読んで下さる読者様にはこういう情報を届けたいと思い書いています。しかし、それでも届かない多くの人がいらっしゃいます。私ももちろん努力を続けます。
どうかお願いです。届いていないあなたのご友人、知人へどうかこの情報を届けてあげてください。
食中毒の多くは下痢や嘔吐の軽度の症状で済みますが、死に至る場合もある決して侮れない病気です。是非ともあなたの大切な人に注意喚起してください。
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