健康食品・サプリメントの選択において気をつけるべき3つの事
『「健康食品」高額商品は要注意 不調感じたら摂取中止を』というニュースが目にとまりました。
一概に高額商品に絞って『危険』と注意喚起する内容はどうなのかな?という疑問や、日本における薬事法事情に関して完全無視されていたので「う〜ん」という感想を持ちました。
そこで、今回健康食品やサプリメントの利用に関して気をつけるべきことをまとめましたのでご参考になさって下さい。
そもそも健康食品やサプリメントは必要か?
まずはこの命題に対して私の見解を述べたいと思います。
答えは、『美と健康を持続させる生活を手に入れたければあった方が良いもの』と言えるでしょう。
これらの商品は『栄養補助食品』と言われたりもします。つまり、あくまで足りていないものを補うものなのです。日々の食事でしっかりと栄養が摂れているのであれば全く必要ないです。
また、商品によっては『人間のカラダでは作られない』という言葉をよく目にしますが、人間のカラダで作られないものは、人間に必要ありません。
ですから、食事がしっかりしていれば必要ないのです。しかし、現代人は食事でしっかり栄養をとりにくくなっています。野菜や果実の栄養価は年々下がっていますし、食品添加物、化学調味料など害の多い食生活が普通になってきています。
そんな中、必要な栄養素をしっかり摂取する為には健康食品やサプリメントに頼らざるを得ない世の中になっていると言えるでしょう。
日本の健康食品・サプリメント事情
これら商品を販売するに当たり日本では薬事法という堅苦しい法律があります。薬ではないものに『効く・治る』やそれに類似する表現はしてはいけない決まりになっているのです。
薬事法の大義名分としては、人が健康食品やサプリメントさえ摂取していれば病院に行かなくても良い、薬を飲まなくてもいいと誤解しないためと言われていますが、実情は恐らく、『薬が売れないと困るから』でしょう。
通常ビジネスにおいて競合他社が自社商品を脅かす商品を出して来たら、マーケティング力を高める事や、商品力を高める事で自社商品を選んでもらおうと努力するわけですが、薬で稼いでいる人達は法律を使って無理矢理他社を追い込もうとしたわけです。(少し表現が行き過ぎたかもしれませんが、嘘ではないと思います。)
ちなみに、アメリカでは、効く健康食品、サプリメントは効くと言っていいし、効かない薬は効くと言ってはいけないことになっています。単純明快で良いですね。こういう法律であれば消費者は迷わないし、その中で自分に必要で、手の出る価格の商品を選べば良いのですから。
日本では、薬事法の関係上、効く健康食品やサプリメントも効くとは言えません。ですから、販売者はどうにかして、消費者に振り返ってもらうため色々な努力をします。
ただし、効くか効かないかが分からない以上、一般消費者は選択基準がわかりません。自分に響いた広告をもとに購入するでしょう。上記ニュースにあるような被害は日本の法律が作り出していると言っても過言ではないでしょう。
健康食品・サプリメントの正しい選び方
健康食品、サプリメントを選ぶ際に気をつけておきたい3つのポイントがあります。そのポイントさえ外さなければ問題のある商品をつかまされる可能性は大いに減るでしょう。
以下にその詳細をご説明します。
1.購入前に商品について調べる
商品の成分、含有量、体内での作用、デメリットなどなど商品について調べる事は今ではそんなに難しくありません。成分名をGoogleで検索すれば山ほどのレビューが手に入るでしょう。
『ここでしか売っていない商品』でも類似の商品は多数存在します。つまり、どんな稀少な商品でも調べる事は可能です。
販売者は売れるようにしか説明しませんから、本当に自分のカラダにとって良いものかどうかはあなた自身が判断する必要がありません。
皆さんが解決したいお悩みに即して、自分で調べてみる事が重要でしょう。
2.自分のカラダについて調べる
その商品が良いものであっても、自分にとって本当に必要な商品なのかどうかは、自分を知るしか方法はありません。直近の血液検査の値(なければ献血しにいけば数日後に送られてきます。)や脈、血圧などのバイタルサイン、その他自分の不調の内容など自分のカラダについて知っておく必要があるでしょう。
また、どれだけ優れた健康食品やサプリメントを摂取されても吸収されなければ意味がありません。
胃酸で壊されたり、変質したりする成分や、吸収できない成分、また腸内環境が悪くて吸収しにくい状況などの場合もその商品のポテンシャルを発揮させることはできません。
自分の腸内環境を整え、吸収力万全の状態で摂取する必要があるでしょう。
3.継続可能な価格であること
上記1〜2の条件を満たしていれば多くの健康食品、サプリメントからあなたにあった効果的な商品を選択する事ができるでしょう。
しかし、健康食品やサプリメントは今日食べたからといって、明日どうこうなるものではありません。3〜6か月の継続でようやく体質改善がされてくるものと捉えておいた方が良いでしょう。
ですので、最低でも3ヶ月、半年、1年は継続して利用してみなければその商品の本質はわかりません。そして、その商品がカラダに合うと判断したら、その後も継続する事になります。
つまり、10年、20年の単位で継続する可能性のあるものとして捉え、継続可能な価格であることもポイントかもしれません。
まとめ
健康のために自分に必要な成分を含んでおり、それが継続可能な価格で提供されている商品であればあなたの選択肢に入れることは非常に効果的でしょう。
最近ではインターネットでも多くの種類のサプリメントを購入できます。
是非、上記3つのポイントに気をつけ、ご自身に合ったものを選んで下さいね。
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