スマホの長時間使用で老眼症状が!スマホ老眼の4つの予防法
こんにちは。骨盤矯正専門店癒し家の「なかの」です。
あなたはスマホをお持ちですか?当サロンへお越しのお客様の所有率を見ているとほぼほぼ100%だと思います。
で、そのスマホを所有している年齢層は年々若くなっていますね。ネットいじめやLINEいじめなどの原因ともなっています。また、肩こりの原因になったりスマホの健康被害は少なくありません。
そんな中あなたは、スマホ老眼という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
そのネーミングの通りスマートフォンの使いすぎで近くの文字などがぼやけて見えるという老眼のような症状が、若いにも関わらず現れるというやつです。
昨今の治安の悪さや地域の希薄化などから不安もあり、連絡手段の端末としては非常に有効だと思いますが、何でもできてしまう便利なスマートフォンの普及が加速し始めてから若年層の視力低下も右肩あがりのようです。
スマホ老眼の原因と症状
目には「水晶体」というカメラでいうとレンズに当たるものがあり、この水晶体を、近くを見るときにはぶ厚くし遠くを見るときには薄くなるように、毛様体筋という筋肉が調節を行なっているのですが、スマホやパソコン、タブレット、ゲーム機の画面を長時間見続けることで、目を酷使しこの毛様体筋に負担が大きく掛かって行きます。
そうなると、目のピント調整力が低下し夕方頃になってくると老眼と同じような症状が出てきます。特に、スマホを四六時中見ている人に顕著です。これは、 パソコンよりもスマホの方が一般的に目との距離が近いのが大きな要因です。
また、夕方頃に症状が出てくる人が多いのは、スマホの強い光によって、目に入る光の光量を抑えるための虹彩筋にも負担がかかっている事が原因と言われています。
全ての症状が出るわけではないですがスマホ老眼の症状の一例として下記のようなようなものがあります。
- 遠くは見えるのに、近くの文字がぼやけて見える
- 小さい字を見るときは、少し遠くに離すと見えやすくなる
- 目の焦点が合いづらい
- 目の疲れ(無理に焦点を合わせるので)
- 目のかすみ
- 肩こり
- 頭痛
さらに、スマホ老眼と繋がりも強いストレートネックにより、筋肉がこり固まり骨が筋肉に締め付けられる、手の痺れ、めまい、吐き気などを催すこともあるとか。
重症化してしまうと入院せざるを得ない人も出てきているという話です。
注意点と予防対策
スマホ老眼は一時的な症状なので、発症してしまってから、生活を改めれば改善することが可能です。
そのため、スマホ老眼になっていなくても、なってしまっても、予防・対策の方法を知っておくことは、非常に重要なことと言えます。
その予防策を4つご紹介します。
予防法1:長時間使わない
当たり前のことですが、「長時間使わない」ことが一番有効なスマホ老眼対策です。
分かってはいるけどスマホ依存症化している人も多いと思いでしょう。パソコンを長時間見続けなければならない場合もありますし、短時間で済ませることが、難しいという方もいらっしゃると思います。
重要なのは、あくまで「長時間」使わないということです。1時間ほど経ったら5分〜10分でいいので目を瞑って休憩するなど、小刻みに休憩を挟むだけでも何時間と続けて画面とにらめっこするよりは、目への負荷は大きく減ります。
後は、分厚くなったままの目の水晶体を薄くするために、たまには遠くを見つめたり、意識してまばたきをして目を動かすといった方法も有効です。
予防法2:スマホ利用時は目との距離を40cm以上離す
近くでスマホを凝視することが、スマホ老眼の原因の一つなので、画面から距離をおいて見るということは、目にかかる負荷の軽減に繋がります。
大人の手のひらを全開にすると親指と小指までが、約20cmらしいので、両手を広げると40cmほどになり、それを目安にスマホとの距離を意識しましょう。
予防法3:目の周りを温める
蒸しタオルなどを目の周りに当てて、温めるという対策もおすすめです。
これはスマホ老眼に限らず、目を休める手段としても、広く知られていますよね。
目の周辺を温めることによって、血液の流れが良くなり、さらに寝ている間に疲労物質を取り除きやすくなるという効果が見込めます。
ただ、この方法には注意が必要で、やりすぎは逆に目に良くないので、1日1回、就寝前に行うのが一番適切なタイミングだと思います。
予防法4:毛様体筋を鍛える
身体の疲労も筋トレによって軽減させることが出来るのと同様で、ピント調節に必要な毛様体筋を鍛えることで目の疲労も軽減します。スマホ老眼は毛様体筋の疲労により起こるので、毛様体筋を鍛えることでスマホ老眼を予防できます。
毛様体筋が衰えると、ピントを合わせにくくなるため、視力低下の原因ともなります。視力回復トレーニングにも繋がる方法ですので一石二鳥ですね。
以下、詳細なトレーニング方法をご紹介します。
- 目の前の人差し指にピントを合わせ、3秒数える
- 2~3m先の物に目線を送り、ピントを合わせ3秒数える
- 1、2を交互に10回繰り返す
近くと遠くを交互に見るということがポイントですね。
まとめ
スマホやパソコンは現代では切っても切れない存在となり、SNSや携帯ゲーム依存にもなりやすいとは思いますが、予防や自分の使い方に気をつけることでうまく付き合っていければとても便利なものだと思います。
今回ご紹介した予防法を実践し、うまくスマホと付き合ってみてください。
また、毛様体筋トレーニングは、スマホ老眼だけでなく、近視の予防・対策にもなります。毎日続けることで、近視が回復する可能性もあるのでやってみてはいかがでしょうか。
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