最近増えている現代病?睡眠関連摂食障害の病態と予防法
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
先日テレビ番組の中で睡眠関連摂食障害という病気が最近増えている現代病の1つであると紹介されていました。
聞きなれない病名だったので、気になってみていたらダイエット中の私には身の毛がよだつ病気だったので、その病態と予防法について調べてみました。
特にダイエット中の方は気をつけてください。
睡眠関連摂食障害とは
睡眠関連摂食障害とは、簡単に説明すると『寝ている間に無意識で食事してしまう病気』だそうです。
私は幸い経験がありませんでしたが、皆さんの中にはもしかして経験されたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
具体的な病態としては、女性に多く、睡眠後(多くは1時間以内位)に起き、無意識のまま食事をします。しかも特に高カロリー・高糖質の食事を選んで摂取するという特徴もあるそうです。
ストックしているお菓子や晩御飯の残りなどがある場合はそれを食べますが、ない場合は近くのコンビニに車に乗って買いに行ったり、調理したりもするようで、事故の危険性もあるそうです。
また過度に摂食するわけですから、肥満や糖尿病のリスクも高まりますし、自分をコントロール出来ないことから鬱に陥る場合もあるようです。
睡眠関連摂食障害の原因とは?
考えられる原因は以下の3つと言われています。
- 睡眠不足
- 過度なダイエット中
- ストレスフル
まさに多くの現代人が陥っている状況ですので、最近増えていると言われても頷けます。
ちなみに、睡眠中に起きて『意識的に』食べている場合は病気ではなく、意思が弱いだけなのでご自身でコントロールなさってくださいね。笑
睡眠関連摂食障害の予防法
このような状態に陥らないためにはどうしたら良いでしょうか。
- 過度なダイエットをしない
- しっかりと睡眠時間を確保する
- ストレスを発散する
というのがもし可能なら取り入れてみてください。笑
ですが、多くの方はそれが無理でこういう症状が発生していると思われますので、もし過度なダイエットをしていて、睡眠不足でストレスフルな方には以下のような方法をご提案したいと思います。
どうしてもダイエットをしたい方へ
過度なダイエットとは、何故してしまうのでしょうか。特に日本人女性の女性は痩せている人が多いにも関わらずダイエットしてしまっている方も多く見受けられます。
まずはご自身に本当にダイエットが必要か見なおしてみてください。(参考エントリー:日本人女性8人に1人が痩せているという調査結果に思う事)
本当にダイエットが必要な方は『限定的な糖質制限』をオススメします。
理想的にはダイエットの必要のない状態です。ダイエットが必要でない状態とは、自分の理想体型を維持している状態ですが、その為に必要な食事量・運動量がコントロールできていることを意味します。
自分にとって必要以上の食事量を摂取し、必要以下の運動量しかなければ人はどうしても太ってしまいます。
しかし、現代社会において運動量を(食べても太らないレベルに)増やすことは中々難しいのが現状ではないでしょうか。ですから、必然的に食事量を減らす必要があります。
また、現状自分の理想的な体型を手に入れられていないのであれば、理想的な食事量よりも、更にもう少し減らす必要が出てきます。
この際に過度な食事制限をしてしまうと睡眠関連摂食障害に陥る危険性が出てきます。
ですから、食事量を気にするのではなく、栄養素に目を向けてみるのです。
脂肪の蓄積は過度の糖質摂取によって起こります。ですから、3〜6ヶ月の期間限定で糖質制限をすることは減量という意味合いにおいてストレスが少なく実践できます。(参考エントリー:1ヶ月で4.7kg痩せた!糖質制限ダイエットのメリット・デメリットについて)
どうしても睡眠不足になる方へ
睡眠については色々言われており、質を深める、睡眠時間の長い・短いは科学的にどのような事が良いか実際問題わかっていません。
ですから、ご自身で睡眠不足をご自覚されている方は色々試してみてください。
今回ご提案する方法は一つの案として取り組んで頂ければと思います。
入眠時、人は体温を徐々に下げ(動物の冬眠のように)活動停止状態になって眠りに落ちるという説があります。(参考エントリー:入眠のメカニズムを知り、寒い冬に熟睡する為の3つの方法)
そして、その体温を適度に下げる為に有効とされているのが『前頭部を冷やす』ことです。
風邪を引いた時、熱を下げるためにおでこを冷やすことは昔からの知恵でもある通り効果的です。
火照っていると眠りにつきにくいので、眠りに付く前に少しおでこを冷やしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、これで睡眠不足が解消するかどうかは分かりませんが、試してみる価値はあるのではないかと思います。
どうしてもストレスを溜めてしまう方へ
人それぞれ様々なストレスを抱えています。仕事のこと、人間関係、お金のこと、健康のこと。そのストレスは様々です。
『悩みはつきないなぁ、にんげんだもの 相田みつを』のワンフレーズが示すように、人間である限り悩みは尽きるものではありません。
しかし、これを上手く発散させないとストレスはどんどん溜まっていってしまいます。
友達と話すだけで発散出来る人がいれば、食べて飲んで発散する人、カラオケに行く人、その発散方法も人によって様々です。
もちろん、ご自身に『これだ!』というものがあればそれを実践して頂きたいのですが、もしこれといって方法が無い方は『瞑想』を試してみてはいかがでしょうか。
『瞑想』というと堅苦しくて難しそうなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、気軽にできるものもあります。
それが、「4-7-8方法」という呼吸法です。(参考エントリー:1分では眠れないが瞑想効果はあり!ネットで話題の呼吸法『4-7-8方法』を試した結果)
4-7-8方法はネットで話題になった1分で入眠できるという呼吸法です。
私が実際に試した結果、1分では眠れませんでしたが、瞑想法としては非常に簡単で取り組む価値ありと判断しました。
また、1分で眠れないまでも入眠前に行うとリラックスできることで入眠が促進される効果もありそうです。
ですから、入眠前、おでこを冷やしながら取り組んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
テレビでこの内容を見た後、実際増えているのか?と調べてみましたが、実際のデータは見当たりませんでした。ですが、(あくまでネット上の情報ではありますが)増えているという記述はいくつか見られました。
この手の精神的な症状はいつ誰に起こるか分かりません。
日頃から予防の意味も込めて過度なダイエットはせず(そもそもダイエットの必要ない状態を作り)、しっかり寝て、明るく元気に過ごすことが最大の予防法です。
今回ご提案した方法はあくまで一例ですが、睡眠関連摂食障害以外の精神的な症状の予防にも働くのではないかと考えています。
ですから、まずは手頃なものから取り組んでみてはいかがでしょうか。
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