整体は無意味!?健康寿命を伸ばす為には7つのセルフコントロールが必要
整体とは、その名の通り心身を整える方法論です。単に姿勢を良くしたり、腰痛や肩こりを解消したりする方法論ではありません。
当サロンで行っていることはストレッチを中心とした骨盤矯正の施術を通じてお客様の姿勢を理想的なものにすることで健康的な心身の獲得のきっかけを作ることだと思っています。
整体を通じて、自身の身体の状態を正しく把握し、どのような状況が問題かを知ることで自らの身体をコントロールしていくことで、健康で長生きする人生を送る可能性が高まるのです。
つまり、整体を受けたから心身が整うわけではありません。もちろん一時的には姿勢は改善されますが、あくまで一時的です。そういう意味で整体に行けば健康になると思っておられたら整体とは無意味でしょう。
しかし、整体を通じて自身をコントロールする方法を身につけることができれば非常に良いきっかけとしてお使い頂けると思っています。
今回は、読者様が健康で長生きする為に必要なセルフコントロールの方法についてシェアしたいと思います。
セルフコントロールとは?
セルフコントロールとは、一体何でしょうか。wikiさんから引用させて頂きます。
セルフコントロール(Self-control)とは、自己の意思で感情や欲望を抑制すること。克己(こっき)、自制(じせい)とも。
より学術的な定義としては、「直接的な外的強制力がない場面で自発的に自己の行動を統制する」行動プロセス、あるいは「自身の行動を指令どおりにしたり自身の衝動を抑制・抑止したりする能力。
短期的利得が長期的損失あるいは(短期的利得以上に得られる)長期的利得と対立する状況下、長期的結果を選ぶ能力」。
最後の一文が今回お伝えしたい内容を適切に表現していると感じます。
言い換えると目先の利益、快楽を選ぶのではなく、健康寿命を伸ばす、病気のない人生を歩む、明るく元気に生きる、趣味や仕事を長く楽しめる人生を歩むなどの目的に自身の生活を見直す方法と言えるでしょう。
セルフコントロールすべき事とは?
では、どのような事について自身の行動をコントロールすべきでしょうか?
私は読者様に対して、以下の7つについてセルフコントロールして頂きたいと考えています。
1.タバコ
言わずと知れた話でしょう。タバコは身体を良くする嗜好品ではありません。タバコを吸っていたら絶対ガンになるわけではありません。ガンには誰しもがなります。
しかし、そのタイミングを早めてしまうタバコは吸わないに越したことはないでしょう。また、喫煙は体内のビタミンCを破壊すると言われていますからお肌にもよろしくありません。
綺麗になろうと、食事に気を使ったり、基礎化粧にお金をかけていてもタバコを吸っていたら元も子もありません。
禁煙を何度も挫折している方もいらっしゃるでしょうが、タバコを吸いたいという目先の利益を追求するのではなく、健康で長生きしたい、ずっと美しくあることを目標とするのなら、禁煙にトライしてみてください。
もし、ご自身やるのが難しければ禁煙外来を受診してみるのも良いでしょう。
2.食事
ガンの専門家によると、よくネットで言われている食品添加物の害ついては思い込みすぎで、それよりもガンのリスクが高いのは普通の食事の方がガンのリスクがあると言われています。(下表参照)
これは食べ合わせであったり、実は身体によくない普通の食べ物があるということを意味しています。
そして、私自身何よりコントロールしないといけないと感じているのは『飲食の量』です。
暴飲暴食こそ、肥満の元であり、病気の元です。メタボリックシンドロームが健康寿命を下げることは明らかであり、その原因は食事量にあることも誰しもが納得できるでしょう。
食事の質にこだわることも大切かとは思いますが、まずは量をコントロールできるよう心掛けてください。
3.姿勢
スマホ依存や長時間のデスクワークなど、現代人は長時間の同一姿勢によって身体を歪めています。
食事やタバコと違い、起きている間中ずっとコントロールしなければならないので大変ですが、それは慣れの問題です。
人が自転車に転びながらも、最終的には乗れるようになるのと同じで、姿勢も猫背になりながらも最終的には良姿勢を保つことができるようになります。
ずっと意識し続けるのは難しいですが、まずは1日10回、背筋を伸ばしてキープするというところからはじめて見てはいかがでしょうか?もちろん、当サロンへお越しいただければもう少し詳しく意識すべきポイントについてはお伝えします。
4.運動
現代人の運動不足は深刻です。ランニングブームとはいえ、実際に継続している方はごく一部で、大半の方は運動不足だと認識されているでしょう。私も去年までその1人でした。苦笑
わかっちゃいるけど中々重い腰を上げられない。一度やり始めたものの、何らかの理由で頓挫してしまう。そういう方が多いと思います。
しかし、運動不足は様々な病気の原因になることは既にわかりきったことです。
まずは、習慣を身につけることが重要ですが、1日5分や10分からでも何かはじめることが更に重要です。是非これを気にはじめてみてください。
5.睡眠
睡眠の長い短い、深い浅いについては様々な意見がありますので、一概に何時間眠れば良いとか、こういう環境で眠れば良いという事が言い難いのが事実です。また、仕事や生活環境によってコントロールするのが難しいところでもあります。
なので、コントロールしろと言っても、何をどうするかは人によって変わってくると思います。
指標にすべきポイントは『朝スッキリ起きられているか』です。
もし現状朝スッキリ起きられているなら現状のままで良いでしょう。しかし、もしそうでないなら「何が原因か?」の予想を立ててみてください。
そして、その予想に基づき、行動してみるのです。上手くいけば良いし、いかなかったら再度予想して行動するということをスッキリ起きられるようになるまでテストしてみてください。
すると、次第にスッキリ起きられるようになると思います。私の場合は夜遅くまでの飲酒や、深酒は寝起きをことごとく悪くさせます。ですから、飲み過ぎには注意しています。
6.感情
感情をコントロールするというのはよく聞くことかもしれません。感情の起伏は、ストレスです。感情を高ぶらされると、身体は緊張し、病気にもなりやすくなると言われています。
私がおすすめする感情のコントロール法は、『現象と感情を都度関連させない』というものです。
人の感情は何かしらの現象によって動きます。『雨が降る』という現象に対して『嫌だなぁ』と思うとか、『友人に裏切られた』という現象に対して、『苛立つ』という感情がわくといった具合です。
私は極力、この現象と感情を切り離すようにしています。
すると、それだけで随分とストレスが減ることに気付きます。雨が降ったり、花粉が飛んだり、友達が裏切ったり、変なことしても、そこに感情を結び付けず、「あー、雨降ってるなぁ…」と現象をそのまま受け止めるのです。それに対して反応しません。
花粉症の方は、それだけで花粉症のストレスが激減したりしますよ。
7.ストレス
先ほどの感情もストレスコントロールの1つですが、ストレスの種類は実に沢山存在しています。
暑い・寒いなどの温度や、異臭、不味いといった5感を通じて入ってくる刺激がストレスとなります。また、一概に悪い現象だけがストレスを招くわけではなく、昇進・昇給や、宝くじに当たるなどの一見喜ばしい出来事もストレスになります。
つまりは世の中ストレスだらけ。笑
しかし、ストレスがあるから我々は幸せを感じることができます。物事は対比させなければ成り立ちません。『ストレス』がその反対の『幸せ』を作っています。
ですから、ストレスコントロールとは、ストレスをなくす為の行動ではありません。
ストレスコントロールとは、ストレスの取捨選択です。例えば、気候の変動によるストレスで人の心身は早々病むことはありません。あまりにしかし、あまりに暑過ぎたら熱中症のように病気を発症する可能性がありますから、冷房をつけるなどして対策する必要があります。
我々がコントロールすべきストレスとは、病気になるほどのレベルのストレスです。あるいは、自殺したくなるようなストレスです。
これらのコントロールができていないと『うつ』になったり、自殺したりしてしまいます。
コントロールのポイントは状況を見つめ、過度のストレスだと判断したら『勇気を持って逃げること』です。
真面目な方はそれを悪いことだと感じ、頑張ってしまう傾向があります。しかし、それは実を守るための当然の行動です。危険を感じたらすぐに逃げる準備をはじめましょう。
まとめ
長々と書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか。
無理!って聞こえてきそうですね。笑 えー、無理でしょう。こんな完璧な人間はいませんし、ここまで完璧にコントロールする必要はないと思います。
しかし、自らの長期的な人生のメリットを考えた時に自分はどの部分がコントロールできていなくて、どの部分が特に健康寿命を縮めるリスクが高いかを考え、まずは1つずつコントロール出来るようにはじめてみてください。
そのことで、あなたの人生は確実に豊かになる方向へ動き始めるでしょう。
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セルフコントロールをする方法が具体的な方法論まで書かれています。ビジネスで結果を出すのも健康を手に入れるのもセルフコントロールが重要ですね。
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