生理痛解消に効果的!身体を知って楽にするゆるゆるヨガをご紹介
あなたはご自身の身体のことを、そして特に女性にとって大切な生理のことをよく理解できていますか?
『毎月あるもの』『生理痛があって辛いもの』『気分が落ち込む』など人それぞれイメージは様々だと思いますが、好意的なイメージを持たれている方は少ないように思います。
今日は生理が楽しくなるための『ゆるゆるヨガ』をご紹介させていただきます。うまく生理と付き合う為にも、生理を理解しておくと気持ちも楽です。
生理とは
女性ホルモンの影響により、受精卵が着床しやすいように子宮内膜がふかふかのお布団のように厚くなります(妊娠の準備)が、妊娠しなかった場合その厚くなっていた子宮内膜が剥がれ、排出されるのが生理です。
月経周期
月経初日~次の月経がはじまる前日までの日数のこと。なんとなく、1ヶ月くらいと思っている方が多いと思いますが、25日~38日が正常とされていますのでまずはご自身の周期を把握しましょう。
なぜ生理痛が起こるのか?
子宮内膜症や子宮筋腫などの疾病を抱えている方は別として、生理の時のあの痛みは、子宮から経血を出す為に子宮が収縮している為に起きる痛みです。
その痛みは以下のような原因で発生します。
経血の質
サラサラの経血であればスムーズに排出されますが、粘度の高いどろっとした経血であればスムーズに排出されず痛みも増します。
子宮の角度
骨盤のゆがみにより、子宮の角度が変化する事で子宮が引っ張られスムーズに排出できなくなります。
よい生理とは
以下に良い生理の条件を列挙します。
- 4日間でおわる
- 日中の月経血の量より、夜は少ない
- 生理痛、腰痛、頭痛なし
- 月経血はサラサラしている
- 股間はむれない
- 生理中であることをわすれる
本当に良い生理とはこれらの条件に当てはまるのです。信じられない方が多いかもしれませんが、本来生理とはこのような状態が理想です。
生理を快適にする為できる『ゆるゆるヨガ』
方法は様々ですが、ここでは『ゆるゆるヨガ』による生理を快適に過ごすためのポーズをお伝えしたいと思います。
※ゆるゆるヨガとは、筋肉の弛緩を目的にしたヨガのことです。伸ばすだけでなく、筋肉を使うことによって血流をよくし、リラックスを味わう為のヨガです。
ジャーヌバッダ・パーダーングラ・アーサナ
- つま先立ちをして腰を深く下ろします。
- 骨盤を立て、背骨は自然に上に引き伸ばします。
- 身体が安定した方は、息を吸いながら両手を横から上にもちあげ、息を吐きながら両手を楽におろします。
- 骨盤底筋群を動かし、下腹部の筋力をつけるポーズです。
セツバンダアーサナ
- 足を腰幅で膝を立て、おしりと踵の間が手のひら一枚分くらいのスペースを残し、かかとをおしりに近づけます。
- 手のひらを床につけ、足の裏でしっかりと床を踏みながらお尻をもちあげます。
- 肋骨を閉じた状態で、膝から肩までが一直線になるところまでお尻をもちあげます。
- 余裕がある方は両手を身体の下でつなぎ、胸を開きます。
- お尻をあげた時に、膝が開かないように骨盤底筋群を意識しながらもちあげましょう。
下半身を使うことで、血流を促してくれます。このポーズに限らず、身体を動かすことで筋肉が働き身体を温めてくれますので、日常的に適度な運動をオススメします。
まとめ
女性は生理とうまく付き合いながら生活していかなければなりません。月に一度の心と身体の大そうじデーとして楽しく生理と付き合っていきましょう。
身体が整うと、生理は煩わしいものではありません。ご自身の身体を観察しながら、たのしみながら生理と付き合ってみてください。
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