臨床検査技師がススメる酸化ストレス検査が優れているとの情報をキャッチ!
当サロンのお客様に臨床検査技師の方がいらっしゃいます。臨床検査技師のお仕事は多岐に渡りますが、一番一般的でわかりやすいのは健康診断のバスに乗ってこられる方々です。病院では裏方で先生の指示に従い行った検査(採血や尿検査)などを分析したりするお仕事をされています。
その臨床検査技師のお客様にふと、健康診断で絶対受けておいた方が良い検査ってありますか?と一応『病気予防』の為には何を知っておくべきかという観点での情報収集の為にお聞きした所、『体内の活性酸素の量を調べられる検査はおもしろいですよ。』と返答がありました。
いやいや、面白さは求めてなかったんだけど…。と思いながらもよくよく話を聞いていると本当に面白そうだったのでご紹介したいと思います。
そもそも活性酸素とは
活性酸素という言葉は当ブログの読者さんの多くは聞いたことはあるのではないでしょうか?
『アンチエイジング』の為には活性酸素除去を!という形で知られる物質なのですが、その詳細を知る方は少ないかもしれませんので、簡単にご説明しておきます。
私達人間は酸素に囲まれ、酸素を吸って生きています。酸素によって生かされているのです。
しかし、それが故に酸素に晒された鉄くずはサビ、皮を剥いたりんごは白から褐色へと変色します。これらはつまり酸化しているということです。そして、鉄くずやりんごだけでなく、我々人間も酸化しているのです。
我々が吸った酸素の一部が活性酸素へと変質します。これが身体を酸化させる原因となるのですが、適量であれば免疫を活性させたり、エネルギーを作ったりと有益な働きをしてくれるのですが、過剰になると細胞をサビさせ、老化を促進すると言われています。
タバコやお酒、ストレス、過度な運動や運動不足、偏った食事など、いわゆる身体に悪いとされることを行うと活性酸素の発生が促進されます。それを身体が元来もっている『抗酸化』機能によって対処しているのですが、ポリフェノールなどはこの抗酸化作用を高めると言われています。
身体が酸化するとは?
つまり、身体が酸化する(サビる)とは、体内で発生している活性酸素の量を身体の持つ抗酸化力が抑えきれず、活性酸素の量が過剰となり、細胞を傷つけている現象だと言えるでしょう。
酸化ストレス及び抗酸化力を調べる検査があった!
では、一体我々は今どれだけの活性酸素に晒されていて、どれだけの抗酸化が頑張ってくれているのでしょうか?
何となく調子が良い、何となく調子が悪い。もしかしたらこういった疲労度の体感と一致しているかもしれませんが、実のところどうかというのは調べてみないとわかりません。
そして、当サロンのお客様の臨床検査技師さんに聞くところによると、これを調べる検査があったのです。
FRAS4
(画像引用:ウィスマーさん)
ウィスマーさんが販売されているFRAS4という検査キットにて検査が可能なようです。
血液を採取して、分析する形ですので素人が勝手にやったらダメです。ですから、導入されている医療機関で受診し、検査してもらうことになります。
が、残念ながら保険適応ではないので自費です。しかも、こういう検査をする医療機関は保険適応外の治療を合わせて提案しているところが多いように見受けられるので、価格が少々お高くついてしまうのが難点です。
で、検査結果は以下のような形で表されるようです。
Aゾーン |
|
最適な状態 |
---|---|---|
Bゾーン |
|
酸化ストレス度が抗酸化力によって相殺されている状態。改善しないと将来的に問題が起こる可能性あり。 |
Cゾーン |
|
全体的に免疫活動が低下している。慢性疾患の可能性。 |
Dゾーン |
|
自己防衛機能の低下の可能性あり。かなり注意が必要。 |
(出典:ウィスマーさん)
ちょっと気になるので近所のクリニックに問合せてやってみようと思います。
まとめ
この分野は今まで代替医療のビジネスに使われる胡散臭い分野でしたが、このように科学的に分析できるようになったことが素晴らしいと思います。
しかし、仮に検査結果が悪かった場合の治療に関して、結構お金がかかっちゃうのがキツイですね。
私共のサロンも『病気予防』の為のサロンですが、医学の分野においても予防にはお金は出ないんですね。
健康保険において、予防こそ最高の治療という概念がないのが残念です。
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