出産を希望される方に絶対伝えたい、産後の骨盤の行く末と3つの確認事項
産後、骨盤が歪み、体型が崩れるなど今では当たり前になっている話かもしれません。
それなのにも関わらず、当サロンへお越しの、『産後』のお客様は100%放置されています。
産後は『必ず』骨盤は歪みます。
そして、血流が悪くなり、代謝が悪くなります。その結果、下半身太り、便秘、ホルモンバランスが悪くなったりと女性のお悩みに繋がります。
一番多いのお悩みが、出産前の服が着れなくなったというもので、それが叶えられたお客様は本当に嬉しそうにされています。
今回は、これから出産を控えれおられる方へ、私からのアドバイスという形でまとめさせて頂きました。
今ならまだ間に合います
これは病気になるまで、病気になった時の真実がわからない様に、産後の骨盤を放置した結果訪れる真実は、その時直面するまで本当の意味で『知っている』とは言えないのです。
周知の事実ではあっても、自分の行動を変える事実でなければ意味がありません。
私も一児の父です。ですので、妊娠→出産→産後を間近で経験してきた者の言葉として、また、セラピーの現場で何人もの産後のお客様をみさせて頂いた中での言葉として、少しでも、これから出産をお考えの方に届けば良いなぁと思って書いていきます。
妊娠→出産→産後の骨盤について
まず、知識として妊娠→出産→産後の骨盤についてご説明しておきます。
出産時に骨盤がMAXまで開くように妊娠初期から準備していきます。
以前もご紹介しましたが、骨盤が開くとは上の図のように坐骨が開いている状態です。
坐骨が開かないと、赤ちゃんの頭が通りませんので妊娠すると、出産に向けて徐々に骨盤が開いて行き、出産時にMAXまで開くようになります。
出産を終えると、6ヶ月ほどかけて骨盤は閉じて行きます。
骨盤が歪むタイミング
上記の過程において骨盤が歪むタイミングは2つあります。それは、出産前と出産後です。
出産前と出産後は身体が骨盤の位置を自然に変えていきます。その間にストレスをかけると歪みやすいのです。
出産前はつわり、マタニティブルー、産後の心配、夫の家事の協力が無いなど様々なストレスがかかります。
出産後は子育て。子育てで忙しいという事を夫は理解してくれずそれにもストレスが溜まります。
そうして、自分の為の時間もお金も使えないまま、第2子を妊娠し、出産し、子育て…。
第2子が保育園に入る頃には身も心もボロボロという事は少なくありません。もちろん、その後自分の為のケアを初めても遅くはないですが、第2子が保育園に入ったとたん自分は再就職…。
今度は仕事のストレスで骨盤がさらに歪み、代謝が落ち、体型が崩れて行きます。
第1子出産前に履いていたジーンズは太ももで止まり、骨盤で止まりはいらない。お腹も弛んで、ラインの出る服は着れなくなっていきます。
このようにして、出産を経験される女性は骨盤を歪めて行くのです。
骨盤が歪んだ先に待っているもの
骨盤の歪みは、代謝が落ち、体型が歪み、着ていた服が着れない。それだけならまだ大丈夫です。服を買い足せば良いのですから。
骨盤の歪みは健康・美容に大きな被害を与えます。代謝が落ちるというのは血流が悪くなっているせいです。血流が落ちると、血圧に影響があり血圧が上がったり、下がったりします。
また、血流が悪くなる事は冷えの原因にもなり、免疫が下がる事で色んな病気にかかりやすくなりますし、便秘なども引き起こします。
便秘は腸内環境をさらに悪化させ、血液を汚し、肌の状態を悪くさせます。
また、腸内環境が悪くなると、うつ傾向、更年期障害、認知症などの原因にもなり子育て後の人生に大きな弊害をもたらします。
ただ、だからといって出産を辞めて欲しくはありません。
私も一児の父として、子どもがいる生活を満喫していますが、本当にこの上ない幸せです。この幸せを女性は父親以上に噛み締める事ができます。
出産前に確認しておく3つのこと
上記のように、子どもは欲しい、けど不安が沢山ある。という女性も多いことと思います。
ですので、以下に出産前に確認しておいて欲しいことを3つお伝えします。
旦那さんの甲斐性
女性は妊娠後期から働けなくなります。働けなくなる頃から、それまで以上のストレスを感じ始めます。
今までは仕事で疲れて大変だったかもしれませんが、日中する事が無いストレスはそれほどまでに大きいものです。お腹も大きく、疲れやすいので好き勝手歩き回れるわけでもありません。
そして、出産すると直後から子育てです。授乳、夜泣きの対応、家事。全てが一気にのしかかります。
このような出産前後を経験すると骨盤は必ず歪みます。
しかもこの期間働けませんから、旦那さんはプレッシャーを感じています。
結婚前はのんびり独身貴族を気取っていたのが一気に養わないといけない人間が2人もできてしますのです。
そんな中、家事や子育てを二人三脚で頑張ってくれる旦那さんは少ないのです。
ここで、出産前に確認しておいて欲しいのは、本当にこの人で良いの?ということです。
冗談のようですが、本気です。私の個人的見解ですが、一ミリでも不安が有る場合、子どもを産むのはその子に失礼です。
旦那様の手取りの収入、借金の有無ご存知ですか?家賃10万円で借金がなければ手取り25〜30もあれば十分かとは思います。
また、旦那様の子どもへの思いや、奥様であるあなたへの思いやりはどうでしょう。一ミリも不安はありませんか?
夜泣きしてる時に起きたら、変わりに抱っこしてくれるでしょうか?
あなたが、家事や育児で疲れきっている時、変わりに晩ご飯を作ってくれますか?
会社の仕事は何をしているのでしょうか?今でこそ出張万歳かもしれませんが、子育て中の出張はイライラするかもしれません。
などなど、本当にこの人との子どもを作って良いのか再確認して下さい。もし不安があるなら二人でしっかり話し合うのも良いかもしれません。
あなたの骨盤に起こる被害を少しでも軽減させる為には、旦那様の協力が不可欠です。
ちなみに、当サロンへお越しのお客様の多くは旦那様の収入がそれなりにあり、協力的な方が多いイメージです。でなければ通えないですからね。
妊娠前から出産後にかけてかかえるお金の事
出産にどれくらいお金がかかるかご存知ですか?国からの補助がどれだけあって、どれだけ自分で支払わないといけないか。
また、子どもの養育費や自分の身体のケアのことまで入れたらどうでしょうか?
帝王切開になるかもしれません。
出産はお金のかかる一大行事です。まだ妊娠されていない今のタイミングから調べておく事をお勧めします。
お金に関する悩みは、出産前後におけるストレスを増大させ、骨盤がひどく歪んでしまう原因になります。
最初から、お金に関するプランを立てておけば、骨盤の歪みを最小限に抑えられるかもしれません。
出産前から骨盤のケアを
あなたの今の骨盤はどうでしょうか?既に歪んでいる方が大半です。当サロンへお越しのお客様、最年少は15歳です。既に歪んでおられひどい生理痛で悩まれていらっしゃいます。
20歳を過ぎて、社会人になられているお客様の98%以上は骨盤に歪みがあります。
その状態で妊娠すると、より歪んだ状態で出産を迎え、より歪みを強めて子育てを経験します。もちろん、歪んだまま骨盤が開いて行きますから、MAXまで開かない可能性もあります。そうなると難産になります。
今からご自身の骨盤に注意を向け、妊娠、出産、産後の骨盤ケアのプランを立てておいて下さい。
今やネット上に様々な情報がありますし、当サロンのような専門店で相談してみても良いかもしれません。
妊娠するその前から、あなたの骨盤ケアをはじめてくださいね。
まとめ
今回の記事は自らの子育て体験もふまえ、出産を経験される女性の骨盤を描写してみました。少しでもリアリティを感じて頂ければ幸いです。
上記3つのことは最低でも行っておいた方が良い確認事項です。
是非、まだ妊娠していない今の内に確認しておいて下さいね。
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