理想の食生活とは何か?一汁三菜という世界に誇れる食スタイル
先日セブンイレブンのサラダチキンが人気というニュースを受け『セブンイレブンの『サラダチキン』人気に一言物申す』という記事を書きました。
そしたら、読者のお客様から『じゃあ理想ってどんな感じなの?』と質問がありましたので、今日は世界に誇れる理想の食スタイルについてまとめてみました。
現代の食事情
現代人は忙しい。当サロンは22時まで営業しておりますが、仕事帰りのOLさんが20時台、21時台にご来店されることも珍しくありません。
それほどもまでに忙しいのが現状です。家に辿り着いたら21時、22時、ご飯を食べて、風呂へ入ったらもう24時なんて人も少なくないのではないでしょうか?
そんな生活スタイルに+30〜40分の調理時間を加えるのは非常に大変な事でしょう。私も奥様が里帰りしている間は本当に荒んだ生活をしていましたからよくわかります。
しかし現代の食は、この忙しさに邪魔されどんどん崩壊への一途を辿っているように思います。
お惣菜、お弁当、インスタント食品で構成される細胞が元気なはずないのは皆さんもご理解頂けるでしょう。
先日、『和食』が無形世界文化遺産として認定されました。本当に誇らしい事です。
我々のカラダが本来欲しているのはこの和食です。
キレイな水で育った米をキレイな水で炊き、出汁からしっかりとったみそ汁、魚の切り身やだし巻き卵、納豆やおひたしなどの付け合わせ。カラダにとってはこれ以上のご馳走はないでしょう。
ちなみにうちのみそ汁は出汁から取られており、娘も何杯もおかわりするくらい食べています。
最近の間違った健康志向もまた問題で、これらをコンビニで揃えて満足している人がいるのです。先日話題にしたサラダチキンもそうですが、魚の切り身、煮物、だし巻き卵、サラダなどカラダに良いと思っているものが食品添加物でまみれているという状況なのです。
理想の食生活
理想を言い始めればキリはないかもりません。しかし、理想を知らなければ本当の健康を手に入れる為の努力はできないでしょう。
以下にあげる理想に近づけるよう意識してみてはいかがでしょうか?
一汁三菜
上の図は一汁三菜を表したものです。
一汁三菜とは、日本の家庭料理における基本スタイルで、主食であるご飯と汁物のお味噌汁1品とおかずを3品(主菜1品+副菜2品)で一汁三菜のとなります。この一汁三菜のスタイルは本膳料理の中で、もっとも簡素な形式になり日本人に親しまれてきたスタイルです。
それぞれに対応するのは以下の表をご参考になさって下さい。
1977年「マクガバン・レポート(アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書)」では、「高エネルギー・高脂肪の食品、つまり肉・乳製品・卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜・果物を多く摂るように」と勧告し、「世界で一ヶ所だけ理想的な食生活の国がある。それは日本で、彼らの食習慣を見習うべきである」と紹介しているのです。
※マクガバン・レポートはアメリカの生活習慣病急増への対策のために行われたものです。
このように世界に誇れる食スタイルを持っている日本人の7割が生活習慣病で命を落とし、その原因が食事にあるというのは本当に残念な事と思います。
是非、これをきっかけに見直してみてはいかがでしょうか?
まとめ
世界からも認められた日本の食事を日本人が実践出来ていない現状が、現代の死因の7割以上を占める現状につながっているのです。
理想はとてもハードルが高いものですが、その実践があなたを健康で美しくさせる一番の方法といっても過言ではありません。
是非、少しずつ意識し実践してみて下さい。
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