花粉症を気長に治すならレンコンがオススメの理由とは?
花粉症に効果あり!と言われる食材や飲み物は世の中に沢山ありますね。私も気長にそれら一つ一つについて検証し、何をどのように食べるのが効果的なのか?を検証していきたいと思っています。
さて、今回はその中でもネットで話題の『レンコン』に焦点を当ててみたいと思います。
レンコンの成分
レンコンにはどのような成分を含んでいるのでしょうか。
- ムチン
- ポリフェノール
- ビタミンC
- 食物繊維
その中でも花粉症に効果的なのはポリフェノールだと言われています。
レンコンのアクにはタンニン(ポリフェノールの1種で渋味成分)が含まれており、抗酸化作用のほか、殺菌作用や収れん作用があると言われています。(※収れん作用とは…止血、鎮痛、防腐などの効果がある物質)
要するに苦いところが花粉症に効くらしいという話ですね。
なぜレンコンが花粉症に効果的なのか?
花粉症は、体外から侵入する花粉に対して、体内で「IgE抗体」がつくられるために引き起こされると言われています。そして、ポリフェノールはこのIgE抗体を抑制する働きがあると言われています。
食事療法に詳しい埼玉医科大学の和合治久教授による研究では、620人を対象にした実験を行い、れんこんの成分をお茶やみそ汁に入れて摂取してもらったところ、3か月間でなんと81%の人に花粉症の症状の改善が見られたと発表されています。
ポリフェノールと言えば赤ワインじゃないの?
さて、ポリフェノールが花粉症抑制のために働いてくれることが分かりましたが、ポリフェノールと言えば…?あれ?赤ワインじゃなかったですか?
私も昔からそんな話を聞かされて育った記憶があります。笑
ということで調べてみました。各種食品に含まれるポリフェノール含有量(100g当り)は以下の通り。
- レンコン 177mg
- 春菊 105mg
- 白ワイン 50mg
- 緑茶115~210mg
- 林檎 183mg
- 葡萄 192mg
- チョコレート,コーヒー 200mg
- 赤ワイン 230mg~300mg
- マンゴー 260mg
- バナナ 292mg
- モリンガ(ワサビノキ) 2320mg
- 柿 3500mg
やっぱり、赤ワインの方が含有量多いですね。レンコンは確かに野菜類の中では一番含まれているようですが、赤ワインや珈琲の方が沢山含まれています。
しかし、なんと、柿にはメチャメチャ含まれています。アクの部分(渋味成分)ってことを考えると渋柿かもしれませんけどね。しかし、前出のようにレンコンでの調査で充分な結果が見られます。
それは恐らくポリフェノールの種類によるものでしょうか。 wikiによるとポリフェノールは代表的なものだけで6種類に分類されます。レンコンに含まれるポリフェノールはタンニンで、レンコンの他に柿、バナナに多く含まれるとのことです。
あれ?でも柿メッチャ含まれてますよね。
しかしながら、『柿 花粉症』で検索すると柿の葉茶が出てきて、柿自体はあまり出てこないようです。
バナナにもタンニンが豊富に含まれるとのことですが、タンニンは渋味であるということを考えると皮にふくまれているのでしゃないでしょうか。柿も渋柿かもしれませんね。
ってことで、恐らくまともに食べられて、タンニンをしっかり摂取できるのはレンコンだったってことではないでしょうか。
花粉症対策にレンコンを食べる際の注意点
注意点はレンコンの持つ特徴によるものです。
レンコンのタンニンは皮に多く含まれる、アク(渋味)に多く含まれると言われています。ですから、気をつけるのは以下の2点です。
- 皮ごと調理する
- アク抜きしない
この2点を守って調理してみてください。
まとめ
3ヶ月で81%の効果があったという調査結果があるので3ヶ月は継続してみてください。
1日に食すべき量は40gで、約1cm分だそうです。きんぴらレンコンを小鉢に1人前食べれば充分な量ではないでしょうか。
是非、レンコン生活始めてみてください。もちろん、ポイントは気長に期待せず…です。
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