日本の気温はそんなに高くなってない?いやいや1℃上がるだけで熱中症になりやすいので要注意
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
昨日は少し暑さがマシでしたでしょうか。まぁ、直射日光に当っていたらどこでも暑いので、呉れ呉れも熱中症にはご注意くださいね。
また、冷房冷えも体調を崩す原因となります。
何を隠そう、私も冷房にやられてしまいました。苦笑 皆様もどうぞご自愛ください。
今週末からお盆休みという方もいらっしゃるようなので、万全の状態でバカンスを満喫してくださいね。
さて、本日はネット上で実は50年前から温度が上がってないという噂が流れていたのですが、いやいやそんなこと無いよというお話をしたいと思います。
日本の気温は50年前から殆ど変わっていない??
でどころは『「昔の夏はもっと涼しかっただろ!」と思い、50年前の日本の気温を調べてみたところ、まさの結果が…!』です。
記事を見ていると、以下のような図をもって、50年前と変わらないとされています。
図は東京のものですが、大阪も大差ありません。
確かにこの図だけ見れば50年前から殆ど気温が変わっていないかと思ってしまいますね。
ですが、これは図で見た時のマジックというか、トリックというか…、縦軸と横軸のメモリを変えることで見た目の印象がガラッと変わってしまうんですよね。
実際、気温は上がっている!
(画像引用元:国土交通省)
100年で平均気温が1.15度上がっています。
これは日本に限ったことではなく、世界的に上昇しています。
だから、地球温暖化防止!って偉い人達と賢い人達が一生懸命になって対策を練ってくれているのです。
でも、て言ったって高々1度でしょ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、平均気温で1度違うってヤバイんですよ。
(画像引用元:地球温暖化を阻止せよさん)
東京の平均気温が宮崎の平均気温になってしまうそうです。
日本には四季がある関係上、東京の平均気温がマレーシアの平均気温を上回ることは私が生きている間にはないと思いますが、東京が過去の南国宮崎と平均気温が同じになるという風に考えると、ちょっとヤバイですよね。
ちなみに、気温と湿度の関係について…
前出の元ネタでは、気温は変わらないけど、湿度は下がってるという事を指摘されています。(つまり、快適度は上がっているんじゃないか?と言うことをおっしゃりたいようです。)
が、我々が普段目にする湿度というのは、相対湿度と言って、その温度で最大限空気を含むことが可能な水分量(飽和水蒸気量)に対し、どの程度の水分を空気が含んでいるのかの割合で示しています。
ですから、もちろん湿度が高いほどジメジメします。ただし、空気が含む事ができる水分量は温度で異なり、温度が高いほど沢山含む事が可能であるという原理があります。
つまり、湿度が下がっているというのは、温度が上がっている可能性を示唆しているのです。
気をつけるべきは温度だけじゃない!
今日来られたお客様の腕には多数の湿疹ができていました。皮膚科を受診した所紫外線によるものだとのこと。
上図は気象庁からの引用ですが、「日最大UVインデックスが8以上の年積算日数」をグラフにしたものです。
日最大UVインデックスが8以上の日というのは、環境省の紫外線環境保健マニュアルによると、外出を控えた方が良いレベルの紫外線量とされています。
で、その積算日数が1990年以降、徐々に増えているのもわかります。
女性は肌を露出して外出できなくなる日がくるかもしれませんね。
まとめ
というわけで、昨日書いた『熱中症は冷やすのが鉄則!某整体法を信用しないでください』でも書きましたが、情報は正しく理解して頂きたいと思います。
もちろん、温度上がってないの?じゃあ、熱中症は大丈夫ね!なんて短絡的な方は居ないでしょうが、熱中症はひ弱になった証拠?冷房慣れして身体が順応しなくなったのでは?という間違った認識の為に苦しむ人が出てきたりとか、部活動などで間違った認識に基づき管理が甘くなっては大変です。
温度は確実に上がっています。
熱中症対策はゴールデンウィーク明けから、9月に入っても大切です。
水分補給やこまめな休憩、温度管理などはしっかり行ってくださいね。
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