バッグの重さを軽くする3つのアイデア

　日本人女性のバッグの重さは世界的にも飛び抜けているそうです。（ミスユニバース日本代表の元ウォーキングコーチ、スティーブン・ヘインズ氏談）もちろん、若干脚色して喋っているとは思いますが、当サロンへお越しのお客様のおカバンもとても重たいです。

　男性はポケットにスマホと鍵と財布だけでお越しになられる方もいらっしゃいますが、女性でそのような来店をされる方は、お昼休みにご来店されるOLさんだけです。

　EシガレットメーカーVapestickが行った調査によると、実際10人中9人の女性は、かばんの中に常に10以上の“物”を入れて持ち歩き、その重さは約2.5kgにもなり、小さな犬1匹と分ほどの重さがあるとのことです。（参考：【詰め込みすぎ】女性のバッグの重さは「小犬」並みであることが明らかに）

　重たいバッグは、姿勢を歪める原因の1つになってしまいます。ちなみにバッグを片側で持って、5分以上歩くと、その時点で姿勢は歪んでいます。自宅から駅までが5分以内、駅から職場までが5分以内という方で無い限り姿勢は歪んでしまうのです。

　今回はそんな女性のバッグを少しでも軽くするための3つの方法を提案したいと思います。

女性の鞄の中身

　軽くするためには、女性のバッグの中身を知らなければなりません。しかしながら、私は自分の嫁さんのバッグの中身くらいしかしりません。

　ですので、ググってみました。圧巻ですので、男性読者はお気をつけ下さい。

（出典：写真で見る！働き女子のバッグの中身 NikkeiWomenOnlineさん）

　そして、バッグの中身の調査もありました。

（参考：男も見たい女のバッグの中身　GarbageNews.comさん）

　男性の私からしたら突っ込みどころ満載の内容となっています。笑

女性のバッグを軽くする方法

　さて、この中から論外のものははぶきます。例えば財布は1つでいいやんとか、手帳も1つにとかは今回ははぶきます。突っ込みはじめたらキリが無いからです。

　今回はちょっとしたアイデアで完結できることを書いていきますね。

1.スマホで完結できる事はスマホだけにする

（出典：http://cdn2.mynvwm.com/wp-content/uploads/2013/09/af9940050063w.jpg）

　手帳（＋筆記用具）、本、雑誌の類いはスマホがあれば持つ必要がありません。ボクも本や手帳はスマホのお陰でほとんど持ち歩かなくなりました。紙の本は家か事務所でのみ読みますし、予定表はスマホで管理、手帳は基本事務所に置いてあり、打ち合わせなど必要な時だけ持ち出します。

　仕事上、パソコンを持ち運ぶ必要がある方は、出来るだけ軽いパソコンを持ち、紙の資料を一切排除するようにすれば随分と軽くなるはずです。保険営業マンのようにどうしても持ち運ばないといけない資料が多い場合はコロコロバッグを用意して下さい。

　携帯音楽プレーヤーを持ち歩いている方も多いようですが、これもスマホがあれば必要ありません。

　カメラで撮る写真とスマホで撮る写真の質が違うのはとても分ります。しかし、最近のスマホは随分良い写真がとれますから、本当に必要な時以外、カメラは持ち歩かないようにしましょう。

　スマホの能力を最大限発揮して使いこなすだけでバッグの重みは随分減らす事ができるでしょう。

2.化粧品を減らす

　自宅用と、外出用という形で化粧品を持ち歩くのは女性のたしなみとして必要なことかと思います。

　しかし、その化粧ポーチがあなたの身体を歪めていると思うと、たしなんでいる場合ではありません。

　私の提案は、『自宅用』『会社用』『簡易持ち歩き用』の3つに分けることです。自宅と会社にはしっかりとお化粧ができるものを用意しておき、持ち運びはごくごく簡単なものだけにはならないでしょうか？

　今まで何人かのお客様に聞いたところ、出来るけど面倒とか、出来るけど高くつくというお返事を頂きました。

　つまりはできるということですよね。

　面倒なのは、面倒でしょうが、自分の身体が歪んで行く方がもっと面倒なことが起こりますし、こういう分け方をすると最初は高くつきますが、減りは遅いはずですし、減りの多い・少ないがあるはずですから、2回目以降は大きな出費にならないのではないかと思います。

　是非、面倒ですがご検討下さい。

3.ペットボトルの水やお茶

（出典：http://i2.wp.com/change-skincare.net/wp-content/uploads/2014/07/mizufat01-e1405909550914.jpg?resize=400%2C268）

　今回ご紹介した写真や調査には入っていませんでしたが、私の経験上非常に多いのがペットボトルの水やお茶が入っている事が多いように思います。

　もちろん、外出中に喉が渇く事はあるでしょうし、必要な場合もあるかもしれません。ですから、入っている事は良いのですが、問題は常に入っている事です。

　外出中ののどの渇き（多くてもせいぜい1〜2回）の為に500gの重りをバッグに忍ばせて出勤するのは止めて頂きたいと思います。もし外出先で喉が渇けば200gほどの小さいペットボトルを購入して下さい。自宅や会社ではペットボトルが無くても水分は補給できるでしょうから、数少ない機会の為にペットボトルを持ち歩くのはナンセンスだと思います。

まとめ

　いかがでしょうか？

　ライフスタイルを変えるというのは簡単な事ではありません。ぶっちゃけ、面倒でしょう。

　しかし、身体が歪むことによる弊害の方が、間違いなくもっと面倒です。

　身体の歪みを整え中の当サロンのお客様はもちろんのこと、身体の不調で悩んでおられる方は、まずバッグの重さを減らしてみてはどうでしょうか。ご検討のほどよろしくお願いします。