故・大川ミサヲさんに学ぶ、元気で長生きする秘訣
2015年4月1日、世界最高齢であるとギネス認定されていた大川ミサヲさんが117歳でお亡くなりになられました。
日本人女性の平均寿命が86歳であることを考えると実に30年も長く、健康に長生きされたことになります。素晴らしいですね。
彼女が生まれた頃の平均寿命は50歳台だったかと思います。つまり、生まれた当時の平均寿命から80年も長く生きておられたということになります。
人間は、ある程度の固定概念に縛られて生きていきます。人間は◯◯歳位で死ぬものという概念に固まれば、大体それに合わせて人生を設計したりするものです。80年も長く生きたらすること無くなってしまい小ですよね。
しかし、この事から考えると我々の老齢期には平均寿命が100歳を超えても何らおかしいことではないですので、私は120歳くらいまでの人生設計をされることをおすすめします。
さて、私は長生きした方の生き方そのものが、長生きの秘訣になるとは思っていません。いっぱい食べても大丈夫な人もいるし、タバコを吸っても大丈夫な人もいる、甘いモノを食べても長生きする人もいれば、運動不足でも長生きする人も居ます。
ですから、故・大川ミサヲさんの生き方そのものが長生きの秘訣ではないと思います。しかし、健康で長生きするアイデアんお1つにはなるのかなぁと思いご紹介したいと思います。
故・大川ミサヲさん流長生きの秘訣
大川ミサヲさんは116歳の誕生日を迎えた際に、イギリスのTelegraphからのインタビューに答えています。
食べて寝れば、長生きできます。
あまりにも当たり前すぎて、無駄な言葉がなさすぎて分かりにくいかもしれませんね。
しかし、大川ミサヲさんが生きた時代は、この当たり前過ぎる『食べて・寝る』ことがまともにできなかった時代でもあります。
その時代を生きた人だから、食べて、寝ることの大切さが伝わってきます。
人間は食べることによりエネルギー(生きる活力)を作り、睡眠によって1日の疲労を回復させます。その繰り返しが長生きにつながるのだそうです。
大川ミサヲさんは3食食べて、8時間寝ていたそうです。
私は現代人において3食は食べ過ぎだと思っています。1日2食でちょうど良く、1日1食でも問題ないと思っています。私自身2食や1食が当たり前になっています。
ですが、大川ミサヲさんは恐らく1食の量が少なかったのではないかと思います。空腹に耐えて生きてこられた方なので胃袋は小さかったかもしれないですね。
そして、8時間の睡眠。若い世代にとっては少々長めのように感じます。1日8時間以上の睡眠は脳卒中のリスクが高くなるという
発表がアメリカでされたばかりです。(参考:1日8時間以上の睡眠が脳卒中リスクを上昇! 急な睡眠増加は発症の予兆?)
惰眠を貪るのもどうかと思いますが、疲労回復が十分取れるだけの睡眠が取れていれば良いかと思います。
リラックスする事を覚えなければなりません。
これも当たり前過ぎることで、無駄な言葉が一切排除されていて、わかりにくかもしれません。
先日のエントリーでも書きましたが、我々は多くの不安に囲まれて生きています。(参考エントリー:健康情報のリテラシーを高め、不安なことを解消する方法)
また、その他様々なストレスに反応して生きていますから、身体も心も緊張しっぱなし。その緊張状態が更なるストレスとなり、病気を誘発しています。
リラックスする事を覚えなければなりません。
具体的に大川ミサヲさんがどのようなリラックス法を実践されていたかはわかりませんが、何らかの方法で積極的にリラックスする努力をされていたのかと思います。
とても簡単にできるのは呼吸法です。当ブログでご紹介した呼吸法が簡単なので是非試してみてください。(参考エントリー:1分では眠れないが瞑想効果はあり!ネットで話題の呼吸法『4-7-8方法』を試した結果)
まとめ
前置きの通り、この生き方をそのまま真似することが長生きする秘訣であるとは思いません。
食事量や睡眠時間はあなたにとっての適正かどうかはわかりません。
ですが、その本質は同じかと思います。
人は食べて、寝なければ生きていけませんし、充分なリラックスも必要です。
適切に食べ、寝て、リラックスして生きていくことはもちろん大切ですよね。当たり前過ぎることですが、事実上世界で一番長く健康で生きておられた方なので重みがあります。
是非、参考程度に知っておいて頂ければと思います。
看護師さん応援キャンペーン
最大67%割引実施中!
関連記事