真夏の冷え症はお尻の梨状筋に原因があった!その3つの対策法
夏だからといって冷え症がなくなるわけではありません。逆に冷たい飲み物を沢山飲んだり、冷房冷えだったり特に女性はより冷え症が悪化する場合もあります。
当サロンへお越しのお客様にも「冷えてますぅ…」とおっしゃられるお客様が沢山いらっしゃいます。
そして、先日テレビを見ていたら、『冷え症の原因はお尻にある!』と聞こえてきたので見ていたら、納得のいく説明をしていたのでご紹介するとともに、その対策についてお伝えしたいと思います。
冷え症の原因がお尻にあるとはどういう事か?
お尻には様々な筋肉が密集しています。(下図参照)
日常生活を行うに当たって、この大半の筋肉は動かしているのですが、日常生活だけではどうしても(特に女性は)働きにくい筋肉があります。それが、上図でピンク色で示されている梨状筋です。
梨状筋は、股関節を外に捻るような動きをする(アグラをかくような動きをする)際に収縮します。
この筋肉が運動不足により、徐々に固まり、その直下にある坐骨神経を圧迫する事で、坐骨神経支配の足の筋肉の収縮がしにくくなります。そして、その事で血流が悪くなり、むくみ易く、発熱もしにくく冷え症になりやすいという論理です。
冷え症を改善する為の3つの方法
では、この冷え症の原因になっている梨状筋の硬化をどのように解消すれば良いのでしょうか?以下にその方法を3つご提案します。
1.入念なストレッチ
筋肉が固くなる事を防止したり、固くなった筋肉を柔らかくする方法の1つは入念なストレッチとなります。
当サロンでも梨状筋に対するストレッチは入念に行っています。
自分で行うにはかなり難しい位置にあるので、専門家に依頼するのがより効果的なストレッチが可能になりますが、1人で行う事も可能です。以下に上手に解説している動画を見つけましたのでご覧下さい。
2.軽い筋力トレーニング
固くなった筋肉を柔らかくするには、軽い筋力トレーニングも効果的です。
梨状筋も鍛える事ができる、誰でも簡単に取り入れる事が可能なトレーニングをご紹介します。
それは骨盤歩きです。別のエントリーでもご紹介していますが、骨盤歩きは骨盤周囲の筋肉を万遍なく使う事が可能です。(参考:骨盤矯正専門店が教える!お風呂上がりの5分で簡単、骨盤矯正ケアメソッド)
図のように、膝を伸ばしたままの姿勢で前後に動きます。この際、図よりも左右の足を少し開くと、より梨状筋を刺激しトレーニング効果を発揮すると考えられます。
3.自分で軽くマッサージする
梨状筋を柔らかくする方法として、入浴後に自分で軽くマッサージするという方法があります。下の写真の姿勢を参考に軽く30秒ほどマッサージします。
写真は右の梨状筋マッサージしていますが、左右とも行って下さい。
まとめ
真夏でも冷えに悩んでいる方は少なくありません。真夏に冷えて、冬も冷えて、一体身体はいつ温まれば良いんだ?という具合にストレスを抱え、そのストレスが更なる冷えの原因を作ります。
どこかで断ち切らなければ、年を負う毎に梨状筋は固くなり、真夏の冷え症はひどくなります。
是非、今年の夏にせめて真夏の冷え症を改善してみてはいかがでしょうか?
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