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骨盤矯正専門店 癒し家ブログ「大阪骨盤物語」

韓国で大流行のMERS(マーズ)!日本人への感染の心配は?

韓国で大流行のMERS(マーズ)!日本人への感染の心配は?

 こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。

 さて、皆さんは韓国で流行してしまっている感染症をご存知でしょうか。日に日に死者数が増え、韓国で『自宅隔離』の対象になっていた日本人が既に帰国しているとの情報もありました。(※岸田外相が事実だが現状で『感染している』『感染の恐れがある』という日本人はいないと明言。2015年6月16日)

 韓国ツアーのキャンセルも相次いでいるようです。

 しかし、そのMERSですが一体どのような病気なのでしょうか。私たちは本当に韓国へ行くべきではないのでしょうか。その辺を調べましたのでシェアしたいと思います。

MERS(マーズ)とは?

 MERSはMiddle East Respiratory Syndromeの略で日本語では『中東呼吸器症候群』と言います。2012年に初めて確認された感染症で、原因となるウイルスはMERSコロナウイルスです。

 MERSと聞いて、2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)を思い出した方もいらっしゃるかもしれません。SARSの原因となったウイルスも同じコロナウイルスの仲間なのだそうですが、病気自体は別物です。

 MERSはその名の通り主に中東地域で発生しています。今回の韓国での流行前はUAEでの感染者数が世界で一番多いとされていましたが、今回、その感染者数を韓国が上回ったという事で深刻さを叫ばれています。

MERSの症状

 主な症状は発熱・咳・息切れなどで風邪の症状とあまり変わりません。たまに下痢を伴う場合もあるようですが、それも風邪の範疇で気付かれにくいのではないかと思います。

 感染しても症状が出ない人や症状が軽い人もいるようですが、高齢の方や糖尿病の方、その他既に何らかの病気を抱えている人は重症化しやすく、感染者の致死率は40%ほどという怖い感染症です。

MERSの感染経路

 詳細は不明です。中東のヒトコブラクダが保菌動物とされているため、ヒトコブラクダとの接触が1つの感染経路ではないかとされています。しかし、韓国内での感染は主に院内感染であることから『飛沫感染』や『接触感染』が疑われています。

MERSへの対策

 現在ワクチンはありません。治療は症状に対する対症療法で、予防はありきたりのマスクの着用、手洗い・うがい、人混みに出向かないなどでしか対策できません。

現在の韓国の状況

 2015年6月16日午前の段階で、感染者数154名、死者19名と感染が拡大している状況です。

 感染者と接触し感染の疑いが拭い去れない自宅や医療機関での隔離の対象者は5500名にも昇っています。

 そもそもは中東を訪問した1人目の患者が院内で接触した他の患者に感染したところから流行がはじまったとされています。(下図参照)

img_0b3dff41278578477738917f102114e226365(図引用:JBpressさん)

 現在、感染者(隔離者もかな?)がいる地域は以下の図のようになっています。

MERS感染者マップ

 出典はここですが、ハングル読めないのでどのような機関かはわかりませんが、多くのサイトでこのマップが引用されているようなので信頼できるのかな?と思ってます。

 このマップを信頼するのであれば感染者(その疑いのあるものも含めて?)が韓国全域にいらっしゃることがわかります。

 そして、遂にWHOも『国際的な公衆衛生上の緊急事態』と宣言しました。これは昨年西アフリカでエボラ出血熱が流行した事態と同等の扱いです。

 そんな中世界中から韓国への旅行者が減っているそうですが韓国政府は旅行者が感染した場合治療費として37万円を支給するとの発表をしたそうです。(参考:「MERSに感染したら37万円あげます」=韓国当局、治療費支給で外国人観光客の不安一掃へ―中国メディア)

 いやいやいや、借金で首が回らなくて命を絶とうと思っていた人でも37万では行かないでしょう…。旅行者の命を安く見積もり過ぎではないでしょうか。

日本は大丈夫か?

 さて、お隣の国は大変な事態に陥っています。日本海を隔てただけの日本は大丈夫でしょうか?

 冒頭にもお伝えした通り、韓国に渡航していた日本人が『自宅隔離』の対象だったのにも関わらず帰国していたという情報がありました。

 昨日の岸田外務大臣からの発表では日本での感染者・感染の疑いがある人はいないとのことです。

 韓国内でも感染者と接触が確認された人は医療機関や自宅での隔離が徹底されており、新たな感染者を増やさないように対応されています。しかし、自宅隔離の落とし穴は『自分は大丈夫だろう。』という甘い考えの人が少なからずいることです。(※追記:と思っていたら先ほどニュースで流れてきました。 参考:韓国でMERS自宅隔離対象者の問題行動相次ぐ=ゴルフに出掛けたり、病院を抜け出したり―「遅れた国民性の表れ」との指摘も)

 こういった人が感染を拡大させる可能性もあるので、私個人としてはわざわざこのタイミングで韓国へ渡航したり、韓国からの渡航者には精密検査でMERS保有者でない証明がないと入国させないなどの措置をとっても良いのではないかと思っています。

 日本は大丈夫か?恐らく大丈夫だけど、リスクはゼロではありません。無駄な渡航は控えるべきでしょう。

まとめ

 一般的に感染力は低いとされるMERSですが、その致死率はかなり高いです。

 ジワジワ感染者数が増えているのも少々怖いポイントです。

 今のところ日本での感染の危険性は低いものの、リスクがないわけではありません。

 我々個人としては無駄な渡航は控える事、政府には韓国からの渡航者に制限をかけてほしいと思います。

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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