『慢性疲労』のあなたが行うべき3つの事
『寝ても寝ても疲れている』という症状を抱えている方は少なくありません。
これは現代人特有の『慢性疲労』であると言えます。慢性疲労とは、疲労が抜けきらない間にさらなる疲労が起こり、疲労が重なり、全く疲労回復が起こらない状態と言えるでしょう。
そんな慢性疲労に悩むあなたが行うべき3つの行動を以下にまとめたいと思います。
慢性疲労の原因とカラダに与える影響
慢性疲労を回復させるためにはまず慢性疲労の原因とその被害について知って頂きたいと思います。
『疲労』とはカラダの反応です。反応は刺激(ストレス)によってもたらされ、その反応として疲労が起こります。
この刺激には様々なものがあり、人間が生きる環境から常に降り注いでいます。光、音、臭い、味、温度、痛み、苦しさなどなどそれら全てがストレスとなり得るのです。
そしてそれらストレスの反応として疲労が現れますが、一番分かりやすい疲労の反応としては姿勢の歪みという形で現れます。
軽度の疲労であれば眠れば次の日には完全に回復しています。しかし、ストレスが強かったり、持続的なものだと睡眠だけでは回復させられません。また、本来、ストレスを回復するべき睡眠の質が低かったり、時間が十分でなければ疲労は回復しません。
疲労が回復しなければ、次々訪れるストレスに対して、カラダは疲労を蓄積し始めます。カラダの反応としては、姿勢の歪みをより複雑なものにしていきます。
カラダの歪みがより複雑になると、
筋肉のアンバランスな過緊張→血流の悪化→代謝の悪化→細胞の活動低下→肩こり、腰痛などの症状→ストレス増大
という悪循環に陥ります。
この悪循環を断ち切る事が慢性疲労を回復させるポイントとなるわけです。
慢性疲労を回復させるために行うべき3つの事
では、具体的にどのような事を行えば慢性疲労を回復させる事ができるのかをお伝えして行きます。
1.睡眠の質を高める
睡眠時間は生活スタイルによって今以上長くする事が難しい場合もありますし、むやみやたらに長く寝る事が疲労回復に繋がるわけではありません。
その場合は睡眠の質を高めましょう。
まず取り組んで頂きたいのは日付が変わる前に入眠するということです。深夜は体内の各臓器が順次修復される時間となります。
分かりやすい例を申しますと、同じ量のお酒を同じ時間飲んでいて、睡眠時間が同じであっても入眠のタイミングが24時を過ぎるのと、過ぎないのとでは二日酔いの有無、また二日酔いのレベル、次の日の元気具合が変わる事に気付いて頂けると思います。これは肝臓の修復に間に合うタイミングで寝ているかどうかがポイントになっています。
臓器の修復は基本的に寝ている間に行われるため、24時には寝ている事が大事です。(出来れば22時ですが、多くの方が難しいと思いますので。)
どうしてもやらないと行けない事があるのであれば朝起きてからするという習慣に変えられる事をオススメします。
その他の睡眠の質を高める方法は『睡眠を整えれば骨盤も矯正される!?睡眠でこだわるべき6つのポイント』をご参照下さい。
2.食事量を控える
食事をとるという事はエネルギーを生み出すために必ず必要です。しかし、消化・吸収という働きはそれをもストレスにしてしまう恐れがあります。
ですので、たんぱく質や資質を控え、消化に良いものや野菜・フルーツなどを中心に空腹を満たす程度に抑えましょう。疲労回復を求めているのに、疲労するようなことをしないのが鉄則です。
食事量を抑えながら、栄養を取るポイントとしては『サプリメント』を上手く使うことや、ビタミン剤の点滴やニンニク注射をしに行くというのも選択肢にあがります。これはもちろん一時的ですが、非常に効果的ですのでオススメです。
3.軽く運動をする
疲れている人ほど、自宅に閉じこもりがちになります。横になっていた方が休まるだろうという考えもあるでしょうし、外へ運動をする為にでる気力も失われている場合が多いです。
しかし、運動をして身体を動かした方が血流も良くなり、疲労回復効果が得られます。
内容は何でも構いませんが、程よく息がきれる程度が良いでしょう。一人でする運動よりも、友達とお話したり、笑ったりしながらできる運動だとさらに効果的だと考えられます。
まとめ
もちろん、私の仕事である整体も慢性疲労を取り除く1つの手段ではあります。
しかし、私も含め、皆さんも、今後慢性疲労に陥らない身体を作る事の方が重要ではないでしょうか?
あなたが疲れても、寝たら寝たら治る。朝は爽やかに迎えるための生活を手に入れたいとするならば、上記3つのことはまず取り組むべき事であると考えます。
是非、今日から取り入れて行って頂きたいと思います。
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