薬に頼って生きる事の3つの弊害とその対策
日本人が世界的に見て、薬の大量消費国だというのはご存知の方が多いのではないでしょうか?
世界で流通している薬の約20〜30%を日本人が消費していると言われています。インフルエンザ時に処方されるタミフルに至っては世界の消費量の70%が日本人が購入しているそうです。
皆さんは薬が必要な時とはどのような時だとお考えでしょうか?
世界の人口の約2%にしか満たない日本人が、世界の20〜30%の薬を消費していることについてどのように考えますか?
今回はそんな日本人が抱える薬に関する問題についてブログにまとめたいと思います。
なぜ日本で大量の薬が消費されるのか?
答えは簡単です。
病院に行くと出されるから。でしょう。
日本で病院に行くと必ず薬が処方されます。病院へ行って薬を出された事が無い方はいないと言っても過言ではないくらいでしょう。
ちなみにイギリスでは病院で薬は処方されず、必要なら薬局で買う様にと言われるそうです。つまり、患者に選択肢を委ねられるのです。日本人はこのような対応に対して、恐らく適当だとお怒りになられる方もいることでしょう。
それは、『病院に行くと薬をもらえる』という事が当たり前になっているからだと思います。当たり前の対応をされなければ不親切ですからね。レストランに行って、メニューを聞きに来ないのと同じレベルで、薬が出ないとおかしいと思うのです。
では、なぜ日本では病院に行ったら薬が出る事が当たり前なのか?それは診察料が安いからです。日本の医者は非常に安い価格で診察しています。風邪等で病院に行った場合、薬代を抜くと数百円です。病院に入るお金は1000円ほどです。1人の患者を診察するのに、医師1人、看護師1人の人件費と家賃、高熱費などかかりますから、そんな安い診察料では病院の経営は成り立ちません。ですから、薬を出すのです。
診察料を高くすれば良いのですが、そういう事には恐らく今後ならないでしょう。薬が売れないと困る人達が多いからです。困る人達のことについてはここでは書きませんが、実に多くの困る方々が世界中にいらっしゃるようです。
つまり日本は、世界中から薬漬けにされていると言っても過言ではないでしょう。
必要以上に薬を消費させる為にされている事
日本では必要以上に薬が消費されています。薬がそれだけ大量に消費されるには大義名分が必要ですよね。今の日本人は薬を処方される事が当たり前になっていますからもはや大義名分は必要ないと思いますが、通常何かがそれだけ消費されるには理由があるはずです。
薬の場合、どのような大義名分があるのでしょうか?処方する側から見ると、薬を売らないと経営が成り立たないという理由があります。
では処方される側の理由は何か?『その薬を飲まないと病気が治らない』とか『薬で症状を抑えないと別の大きな病気になる』などが理由になるでしょう。しかしながら、日本において『薬が必要とされる基準』が世界的に見て非常に低く設定されているのです。
当ブログの『高血圧は薬で治療するもの?健康的に生きる為の3つの真実』でも書いた様に降圧剤(血圧を下げる薬)などはその代表的なものでしょう。
つまり、何かと理由をつけて薬を消費させる方向に向けているのです。
薬に頼って生きる事への弊害
薬漬けと言いますが、薬に頼って生きる事の弊害とは何でしょうか?ここでは代表的な弊害を3つお伝えします。
1.副作用がある
日本において『薬』の定義は『副作用があるもの』と法律で決められています。現に副作用がないことで、『食品』とされたものもあります。
つまり、薬には100%副作用があります。軽い風邪を引いた時に処方される程度の薬であれば、その作用も弱いので副作用も強くありませんが、大きな病気に対する副作用には人体に大きな影響を与えるものもあります。
最近では、タミフルを処方された子ども達に異常行動が見られたというのは記憶に新しいでしょう。
また、精神病薬の副作用が強いというのも聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?Facebookではかなりの有名人である内海医師などはその問題に対し、かなり強い問題提起をされています。精神科は今日も、やりたい放題や医学不要論ではその詳細が書かれていますので興味のあられる方は読んでみて下さい。
2.症状を抑えた事による弊害
薬は症状を抑える事が主な目的です。しかし、症状とは『カラダが必要としているから』出ているものなのです。
カラダは世界との繋がりの中で、その調和を取ろうとしています。寒いと鳥肌をたて震えます。これは熱を生むためです。また、暑ければ汗をかき、体温を下げようとします。
何らかの原因で血流が悪くなると、必要な栄養分を必要なスピードで届けるために血圧を上げます。(つまり、血圧を下げると栄養分が必要なスピードで届かない。)
カラダの中で細菌やウイルスが悪さをすると免疫細胞がそれらを退治する為に働きやすい環境にします(熱を上げる)。(つまり、熱を下げると免疫細胞が働きにくい)
もちろん、これ以上血圧が上がったら命の危険がある、これ以上熱が上がったら命の危険がある、そういった場合には薬は有効な対処法でしょう。しかし、そうでないのであれば薬を使う事によっての『しわ寄せ』が起こっている事を知らなければいけません。(が、病院でこのような説明は一切ありません。)
3.自然治癒力が向上しない
人には『自然治癒力』というパワーが備わっています。これにより、傷は塞がり、細菌やウイルスを退治し、カラダを正常に機能させるべく働いています。(自然治癒力について詳しくは、当ブログの『整体の効果をより発揮させるためのやるべき3つのコト』をご参考になさって下さい。)
ちなみに、あまり知られていませんが、我々のカラダは毎日のように癌細胞を殺してくれています。『発ガン』とは、免疫の低下により殺す量よりも増える量が勝った時に起こっているのです。
そんな自然治癒力が備わっているにも関わらず、病気→即薬ということを続けていると自然治癒力が働きにくくなります。文字通り薬がなければ生きて行けないカラダになってしまう可能性もあるのです。
薬に頼らず生きるためにやるべき3つの事
ここまで読んで頂いた方は恐らく薬に頼らず生きて行きたいと思って下さっているのではないかと思います。
私自身、薬にはなるべくならお世話にならず生きて行きたいと考えています。
ここでは、薬に頼らないでも健康に生きて行く為にやるべきことをご紹介します。
1.正しい情報を持つ
今回、ここまで書いてきた様な事実を知らない人は沢山いらっしゃると思いますし、ここでは書いていない様々なウソやホントが世の中には溢れています。しかし、我々は権威あるお医者様が言われる事だから…と鵜呑みにします。あるいは、テレビで言っていたら信用します。それが例えばあり得ない様な事でも。
某健康番組で紹介された商品が次の日には品薄になる現象はよくありますよね。しかし、それら商品が後に何の効果もない、それどころか害であるとひっくり返されている事も少なくありません。
大切なのは真実を自ら確かめるということです。
情報薄弱者がバカを見る時代になっています。何事に関しても真実を自ら調べるという習慣は、薬に頼らないで健康に生きて行く為の1つの方法だと言えるでしょう。
2.自ら選択する
その薬が本当に必要かどうか自ら選択する癖をつけましょう。お医者様にその薬を飲まなければどうなりますか?と聞いてみても良いかもしれません。良いお医者さんなら、飲まないと症状に悩むが2〜3日後には治りますと教えてくれるでしょう。
その症状を抑えるべきかどうか自分で選択して下さい。(ただし、あからさまに血がドバドバ出ていて意識が遠のいている場合は考えないで下さいね。)
3.自然治癒力を高める努力をする
大抵の病気は自然治癒力で治ります。そして、その自然治癒力を高める為に必要な事は、規則正しい食事、適度な運動、しっかりとした睡眠です。これ以外にありません。
私も整体サロンを経営していますが、整体やサプリメントはあくまで補助的なものです。自ら気をつけて、足りない所を補うのが代替医療に携わるものの仕事だと考えています。
ですから、『〇〇しているから大丈夫』なんていうことは一切ありません。自らで、自らのカラダを守るのが基本です。
まとめ
長文でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
最後に質問です。
あなたは、それでも薬に頼る人生を選びますか?
是非、ご自身で選択なさって下さい。
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