風邪予防には口呼吸を改善すべき理由とその方法
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
日中は過ごしやすくなりましたが、朝晩の冷え込みに加えて乾燥してくるので大人でも体調管理が大変な季節ですね。うちの子どもたちも咳や鼻水に悩まされております。
でもって一緒に寝ている私もその風邪を頂いてしまいます。風邪をひくと集中力が落ちたり良いことはありません。
手洗いうがいは一般的に風邪予防の基本ですが、私にとっては子どもに風邪をひかさない事が最大の風邪予防だったりします。そこで今回は子どもの風邪予防について考えてみました。
テレビを見るときや集中して遊んでいるときに口がポカンと開いていて口呼吸する子どもを見かけることもありませんか。うちの子ども達は今のところ特に目立って口呼吸だなぁと感じる事はありませんが、鼻水が出始めると口呼吸になります。
この口呼吸を改善させることによって、子ども達の風邪、しいては私の風邪予防になるのでは?と考えた次第であります。
口呼吸によって起こる弊害とは?
本人は気づきにくいですが、睡眠時など大人でも日本人の半数以上の人が口呼吸になっているそうです。
『“口呼吸”は万病のもと』というニュース分析してわかった3つの健康法というエントリーで書きましたが、口呼吸は万病の元でございます。
人間が生きていく上で、呼吸が必要なことは言うまでもないですが、意外に見過ごされているのが呼吸の仕方です。
鼻から吸った空気は鼻腔を通る間に浄化、加湿され、肺が酸素を吸収しやすい形で送り込まれるのに対し、本来呼吸器官でない口で吸った空気は、空気中に漂う細菌やウイルスなどの有害物質がろ過されないまま、直接、体に取り込まれてしまうのです。
こうした有害物質が、鼻の奥にあるリンパ組織の集まりで、白血球を作る扁桃などを直撃、免疫力の低下を招いています。
口呼吸が風邪や花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息、間質性肺炎など様々な病気を引き起こしているといい、実際、鼻呼吸を取り入れて患者さんを治療してきた病院もあるようです。
口呼吸で常に口を開けていると、口の周囲が緩んで舌が気道をふさぐようになり、睡眠時に呼吸が止まったり、昼間、突然激しい眠気に襲われる睡眠時無呼吸症候群の原因になることも知られています。
他にも、口内が乾燥し歯茎が傷つきやすくなり、虫歯や歯周病になりやすかったり、口臭が強くなったり、風邪をひきやすい、アレルギーを起こしやすい、出っ歯になりボケっとした顔になるなどなど。
口呼吸でのそういうデメリットしかないにも関わらず実は、口呼吸する癖があると自覚している人は少ないのが現状です。
あなたは大丈夫?口呼吸チェックリスト
前述のとおり、口呼吸していると自覚している人は少ないです。
かと言って、人に見といて!と言うのも少し恥ずかしいですのでセルフチェックしてみてください。また、お子さんの状況をチェックしてみてあげてください。
- 気が付くといつも口が開いている
- クチャクチャと音を立てて食べる
- 鼻が詰まりやすい
- 口が乾きやすい
- イビキをかきやすい
- 口を閉じると苦しく感じる
- 風邪をひきやすい
- 朝起きた時喉がカラカラになる
- 口臭が気になる
どうでしたか?自分自身で思い当たる節はありますか?
気付いたからと言ってすぐに口呼吸から鼻呼吸に治すのは難しいと思いますので改善方法(トレーニング)をご紹介します。
口呼吸から鼻呼吸への改善方法
口輪筋のゆるみにより口が開いたままになる子が多いです。
大人であれば日中は気をつけて睡眠時は専用のテープを貼るなどできますが子どもには注意したからといって治るものではないので、トレーニングが必要となります。
1.あいうべ体操
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に開く
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
口が楕円形に開くようにイメージし、のどの奥が見えるまで大きく開けましょう。
前歯が見えて頬の筋肉が両耳のわきに寄るくらい、横にグッと開きます。きちんと開くと、首に筋肉のすじが浮き出るはずです。
口をしっかり閉じるための体操です。口を一文字に結ぶだけでは、さほど大きな動きになりませんが、唇をとがらかせて前方に突き出すことで、口の周りの筋肉が収縮し、より広範囲の筋肉を鍛えることができます。
舌を思い切り出すと、舌根(舌の付け根)が少し痛むかもしれません。しかし、少し刺激を感じるところまでやった方が効果的です。
2.風船を膨らませる
風船を口にくわえて、手を使わずにふくらませると効果があります。
風船をパンパンにふくらませのですが、これができないのは、口呼吸で口の周りの筋肉が発達していない証拠です。
その他にも口輪筋を鍛える器具などもあるようです。小顔効果やシワ予防にも効果がありそうです。
まとめ
口呼吸は一つのメリットもございません。そして、健康に気持ちよく生きることを邪魔してしまいます。
子どもがボーッと口あいてたら、ちょっとかわいそうですよね。苦笑
今回取り上げた改善法は子どもにも簡単にできるものです。
大人がすれば小顔効果やシワ予防にもなるので、是非お子様と一緒にやってみましょう。
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