出産希望の女性必見!健康な子を産みたければ今すぐ禁煙を!
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
あなたはタバコを吸いますか?
恐らく喫煙が発ガンのリスクという事を知らない人は居ないでしょう。
いつからか、タバコのパッケージにもそのリスクを知らせる注意書きがされるようになりました。脳科学的には逆効果ですが…。
発ガンのリスクとして最も高いのが『普通の食事』と『喫煙』です。つまり、ご飯を食べずに、タバコを吸わなければガンになるリスクはかなり下がります。しかし、ご飯を食べないわけにはいきませんから、ご飯は食べます。
長年、ご飯を食べ続けるとやはり癌になります。私達、日本人は世界で最も長生きする民族ですから、大半の方がガンになります。そしてガンで亡くなる方も多いです。しかし、それは仕方ありません。私達は何かしらを食べないとガンになるよりも先に餓死してしまうからです。
しかし、タバコは止めても死にません。数日間か数週間ガマンすればストレスにもなりません。その間はストレスかもしれませんが、長い目で見た時の健康リスクは明らかに喫煙を続けた場合でしょう。
そして、先日、女性の喫煙が子どもに与える影響に関する調査結果の一部が発表されたのでご紹介と共に、禁煙のススメをしたいと思います。
ニコチル調査の結果
環境省では『ニコチル調査』という、子どもの健康に化学物質や環境がどのように・どの程度影響を与えるかを明らかにするため、2011年から調査を開始しています。
エコチル調査に関する説明は環境省のWebサイトで以下のように解説されています。
環境省では、日本中で10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただく大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を2011年より実施しています。
「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせて「エコチル調査」です。赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで、定期的に健康状態を確認させていただき、環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにする調査です。
エコチル調査の結果から、子どもの健康や成長に影響を与える環境要因を明らかにし、子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現を目指していきます
現在までエコチル調査によって分かった結果は『エコチル調査でわかったこと』に掲載されています。
そして、先日女性の喫煙と生まれてくる子どもとの関連についての調査結果が発表されました。
喫煙者から生まれる子どもは低体重児のリスクが高い!
2016年1月6日版の毎日新聞に以下のようなエコチル調査の結果が掲載されていました。
妊娠中の女性の喫煙期間が長いほど、より低体重の子が生まれることが、環境省などの大規模調査で明らかになった。妊娠前に喫煙をやめても、子の低体重につながる可能性が示された。
喫煙期間が生まれた子の低体重に影響することが分かったのは初めて。低体重の子は将来、肥満などの生活習慣病になる危険性が高まるという。
具体的には、以下のような数字になったようです。
- 喫煙経験のない妊婦:3096.2g
- 出産時まで喫煙していた妊婦:2958.8g(-136.4g)
- 妊娠初期に禁煙した妊婦:3068.4g(-27.8g)
数字は平均ですから、直前まで喫煙していたとしても4000gくらいの大きな赤ちゃんを出産されている方もいらっしゃると思いますし、全く喫煙されたこと無い方でも低体重児を出産されている方もいらっしゃるでしょう。
母体の赤ちゃんに与える影響というのは『喫煙』というリスクファクターだけで図れるものではありません。しかし、喫煙が低体重児を出産するリスクであると分かっている以上、喫煙しないに越したことは無いのではないか?と思います。
低体重児は健康な子どもであっても、将来的に肥満など生活習慣病になるリスクが高いとされています。
更に超未熟児となると脳の障害を持った状態で生まれてくる事もあります。私は作業療法士として障害児を専門に働いてきましたからそのような現実を結構目の当たりにしていますし、自分自身子どもを授かる時にはそのような不安をずっと持っていました。
無駄にリスクを高める必要はないと思います。
女性はタバコを持っているだけでモテないらしいよ?
エコチル調査とは別件ですが、タバコを吸っていても結婚し、出産するに至った女性は別として、女性はタバコを持っているだけでモテないという調査結果もあります。(参考:Perceived Attractiveness of Female Smokers:A Comparison between Caucasian andAsian Students)
結婚・出産を希望しているが相手が…と悩んでいる方は今すぐ禁煙されると良いかと思います。
女性の肺がん死は年々増加中
(図引用:国立がん研究センターさん)
上の図は、2015年4月に出された2014年のがん死亡率・死亡者数から推計した2015年のがん死亡者数の男女別の表です。
女性は肺がんで亡くなっている方が胃がんを抜いて2位となっています。
やっぱりタバコは止めた方が良くないですか?
禁煙法
当ブログでは、以前に禁煙についても取り上げました。
是非ご参考下さい。
また、よく聞くお話ですが、禁煙セラピーで止めたって人は結構出会います。
まとめ
ま、吸わないに越したこと無いのは皆さんご存知ですよね。
んで、止められないから悩んでおられるわけで。
難しい方はスパっと禁煙外来へ行って下さい。私の友人も2名ほど禁煙外来でお止めになられています。
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