太らない砂糖は本当か？香川県名産の希少糖が熱すぎる！

　こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。

　皆さんは、香川県名産の『希少糖』というのをご存知でしょうか？

　私も先日テレビ番組で見かけて初めて知りました。

　うどんのイメージが強すぎる香川県ですが、なんと希少糖はカロリーゼロのお砂糖なんだそうです。

　今回は、その画期的な新しいお砂糖の概要についてシェアしたいと思います。

希少糖とは？

　希少糖は、香川県で発見され、その名の通り希少（自然界にごく微量しか存在しない）な砂糖です。

　普通の砂糖と比べると、甘さは30％をほど控えめですが、スッキリとした清涼感が特徴であると言われています。

　今までからカロリーゼロの人工甘味料は存在しましたが、人工甘味料が嫌だという声も少なからずありました。希少糖は天然のでん粉から作られた自然の甘味料で、人工甘味料嫌いの方には朗報なのではないでしょいか。

　香川大学農学部ではこの希少糖について30年以上前から研究が続けられ、ようやく最近になって大量且つ安定的に提供できるようになったということです。

カロリーゼロだけじゃない、希少糖の働きとは？

　希少糖は希少な砂糖の総称であり、その種類は50種類以上だと言われています。我々がよく耳にするキシリトールも希少糖の一種なのだそうです。

　その希少糖はカロリーがゼロということだけでなく、その他にも体内において様々な働きがあると言われています。どの一部を列挙すると以下の通りです。

• 脂肪蓄積の防止
• 血糖値が上がりにくい
• 虫歯予防

　これらの体内における働きは、希少糖の一種である「D-プシコース」というものの働きなのだそうです。

　D-プシコースは、でん粉を分解し、異性化糖（ブドウ糖や果糖）を異性化（分子式を変えず、化学構造を変える手法）により作られているようです。

　このD-プシコースを使用した研究は香川大学医学部でも進められており、医薬品などへの応用も考えられているそうです。（参考：希少糖研究とその応用）

現在流通している希少糖

　では、この希少糖を使った商品はどの程度流通しているのでしょうか。一番有名なのが、以下のD-プシコース含有のレアシュガースウィートではないでしょうか。

　シロップもあります。

　これらは現在トクホ申請中で、間もなく認可される方向だとのことです。

　ですが、これは100％希少糖ではなく、希少糖含有商品です。ですから、カロリーゼロではありませんし、どの程度上述した体内における作用があるかも不明です。

　今後希少糖100％商品が出るかもしれませんが、希少なものは高価です。レアシュガースウィートでさえ、普通のお砂糖と比べるとかなり高めですね。100％希少糖はもしかしたら庶民には手の出にくい商品かもしれません。

糖質制限にも使えるか？

　ただ、希少糖はあくまでお砂糖です。甘さ控えめであるとは言え、糖質です。笑

　甘さ控えめである分（30％オフ）、もしかしたら他の砂糖に比べて糖質も30％ほど低いかもしれません。

　他の砂糖と同量だけの使用に抑えられたなら、多少糖質制限に役立つかもしれませんが、糖質制限中は希少糖でも食べないに越したことはないと思います。

まとめ

　様々な働きがある希少糖。且つカロリーゼロというのは素晴らしいですね。

　ですが、現状100％希少糖の商品が無いのが実情です。それでもトクホの認可がおりるならある程度の体内作用が担保されている商品であると言えるでしょう。

　普通のお砂糖を使うなら、4人家族の家庭で年間約5000円ほど高くなるとの試算もありますがブランドチェンジしてみるのも良いかもしれませんね。