腰痛・肩こりが何をやっても治らない人に確認して欲しい1つの事
先日とあるテレビ番組にて、家を選ぶ際に注意すべき事というような特集が組まれていました。
その出演者の中に家の傾きに関する専門家がいらっしゃって、傾斜が0.3度あれば人は違和感を感じ、0.8度あれば体調に異変が起こり、1度傾いている部屋には住めないそうです。
また、家の保険の専門家の方が言うには、災害等で家に0.3〜0.9度までの傾きが出た場合は半壊、1度以上傾きが出た場合は全壊として扱われるそうです。それくらい家の傾きというのは人に影響を与えるものだと言うことです。
そして、その傾きによって肩こりや腰痛が起こっているケースがあるという指摘もされていましたので、その点に関して詳しくまとめてみたいと思います。
家の傾きで肩こりや腰痛は起こるか?
部屋の傾きで肩こりや腰痛は起こりうると考えます。
人には平行反応や、立ち直り反射といって、姿勢をしっかりまっすぐにキープするための機能が備わっています。それらは重力や傾きなどを感じて発動するのです。
今、座ってこの記事を見ている方は左へゆっくり重心を移してみて下さい。すると徐々に右の腰が浮き上がり、身体が右の方へ倒れませんか?
あなたが倒れないように身体は常に重心を戻すように働いているのです。
しかし、残念ながらこの反応が歪みを作ってしまいます。
今挙げた例のように左に重心を移し、右に身体が倒れていくと、右の腰に負担がかかります。すると身体はその負担を解消しようと、別の方向へ逃げるような反応をお越します。
どんどん複雑になり、それが不良姿勢を作り、腰痛や肩こりの原因となっています。
ですから、まっすぐしようとしても難しい環境(傾きのある家)などに住んでいると、いくら整体やヨガなどで身体を整えようとしても、家に帰る度に身体を痛める結果になってしまうのです。
何をやっても肩こり・腰痛が治らない人が確認すべき事
このように、家に少しでも傾きがある場合、どれだけケアをしようともその症状が改善しない場合があります。
当然ですよね。本来身体を休めるはずの場所である自宅が、歪みを強める場所になっていては治るものも治りません。
もし何をやっても治らないとお悩みの方はご自身の家の傾きを確かめてみて下さい。できればあなたが生活する全ての場所で確認すると良いかもしれません。
また、自宅だけでなく、会社が傾いている場合もあります。(当サロンのお客様の会社で川沿いに事務所を構えておられる会社さんで実際川側へ沈んでいるというお話もありました。)
確かめ方ですが、水平計があればそれで確かめてもらえたら良いのですが、ない場合はパッケージを全てとったペットボトルに水を半分入れ、横向きに置いてみて下さい。もし傾きがあれば水は傾いています。
簡単な方法で確かめられるので、一度試してみても良いかもしれませんね。
まとめ
もちろん、何をやっても治らないという方の全てがこの傾きがある家に住んでいる事が原因ではないかと思いますが、可能性は十分あります。
簡単に確かめられるので是非確認だけしてみてください。
多くの『何をやっても治らない』と嘆いておられる方の大半がケア以上に、悪い事をやっている時間が長いことが多く、その悪い事は環境であるケースは多いです。
ご自身のデスクワーク環境なども含めて再確認するきっかけになればと思います。
(参考:デスクワークシンドローム多発警報!!5人に4人が罹患中、姿勢を整えるの為のデスクワーク必携アイテム7選)
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