顔色の悪さを改善するために実践したい4つのこと
当サロンにお越しのお客様にも『顔色』が悪いお客様が多くいらっしゃいます。
顔色を決定付けるのは『皮膚の色』と『血の色』です。『皮膚の色』に関しては遺伝要因や日焼け具合によって変わりますから、個人レベルで対策出来るのは日焼け対策やスキンケアなどでしょう。
今回は、『血の色』を健康的にし、顔色が良くなるために実践したい4つの事をお伝えします。
血の色が悪くなる原因
いわゆる血色が悪い状態です。これはなぜ起こるのでしょうか。この事を知る上ではまず血液を構成する成分とその役割を知る必要があるかと思います。
血液について
血液とは…
血液(けつえき、英語:blood)は、動物の体内を巡る主要な体液で、全身の細胞に栄養分や酸素を運搬し、二酸化炭素や老廃物を運び出すための媒体である。
(引用:wikipedia)
また、その役割は…
・呼吸(血液ガス、すなわち酸素および二酸化炭素の運搬)。
血液は肺胞(酸素分圧100mmHg程度)の毛細血管を0.75秒ほどで通過する間に、ほぼ平衡に達し動脈血の酸素分圧も約100mmHgとなる。肺で酸素を取り込んだ血液は血液循環で末梢組織に循環するが、体組織の細胞周囲の酸素分圧は20~30mmHgであり動脈血と酸素分圧に差があることと、組織液内で発生している二酸化炭素を赤血球内に取り込み炭酸脱水酵素が炭酸に変換することによる酸性化でボーア効果が起きることによって、酸素が血液から組織液に移る[2]。こうして酸素が体組織に運ばれている。酸素を運び終えた静脈血の酸素分圧は、40mmHg程度である。
血液は一般的な液体に比べると、同じ酸素分圧でもはるかに多くの酸素を含んでいる。これは赤血球内に高密度で存在する血色素ヘモグロビンが酸素と結合することによる。
・栄養(糖、脂質、アミノ酸、タンパク質等のエネルギー基質)の運搬[1] ・各種ホルモンなど作用物質の運搬(全身の情報・指令伝達)[1] ・防御。
・外傷に対しては血小板の凝集や血液凝固因子によるフィブリン塊を形成し止血や傷を塞ぐ作用を起こす。細菌への免疫機能発露や異物に対する抗体生成も行う。
・体温調整。
・排出。
・組織で産生された代謝老廃物を肺、腎臓・肝臓・皮膚・腸管などの器官に運搬する。
・代謝産物運搬。
・体内に分布する化学受容器、圧受容器に適合刺激を与える。
・体内の酸と塩基の平衡を維持してpHを調節する。
・水分代謝を調整し、血圧や組織液の浸透圧などをコントロールする。
(引用:wikipedia)
とのことです。
血液の色について
血液の色(赤)はヘモグロビンの色と言われています。ヘモグロビンは鉄の一種で酸素を運ぶ役割があります。
このヘモグロビンの量が豊富な部分に関しては血色が良いと言われています。
血色が悪いとは
血色が悪くなる理由はヘモグロビンの量が不足していることが原因です。
理由は様々で、物理的に不足している状態、血流が悪くなっている状態、酸素が不足している状態などです。
顔色を良くする為の4つの方法
では、どのようにすれば顔色が良くなるのでしょうか。
以下に、誰でも簡単に実践出来る3つの方法をご紹介します。
1.肩こり解消
肩こりは特に顔色を悪くさせる血行障害を生みます。肩こりを解消させることが顔色を良くする方法の1つです。
肩こり解消に関しては『肩こりの4つのタイプとその対処法』の記事をご参照下さい。
2.食生活の改善
貧血気味の方は顔色が悪くなってしまいます。食事から改善して行きましょう。
貧血に良いとされる食物は以下の通りです。
・肉類:肉類のレバー・赤身の肉
・魚介類:貝類やイワシ・煮干し・青魚
・野菜:ひじき、青のり、パセリ、ほうれん草、海藻類、大豆
また、大切なことは、単品ではなく、バランスのとれた食事で鉄分などのミネラルを補給することです。
これらの食材を用いた詳しいレシピはクックパッドにて。
3.腸内環境を整える
腸が血液を作っているという説があります。その真偽はわかりませんが、腸内環境が血液の色とリンクしているのは科学的にも、経験的にもお分かりなのではないでしょうか?
便秘がひどい時には肌の状態も悪くくすんだように見えます。
そういった事実から、腸が血液を作っているという説が生まれたのだと思いますが、実際、腸で吸収した成分で血液は作られます。腸内環境が悪く、悪い成分を吸収してしまうと血液の色も悪くなってしまいます。
4.しっかり寝る
睡眠不足になると目の下にクマができます。これは血の色が悪くなっている証拠です。(目の下には毛細血管が多く集まっており、血の色が顕著に見えやすい)
睡眠不足に陥ると酸素不足になり、血液がうっ血したり、血の色自体が悪くなったりと顔色が悪くなる原因となります。
しっかり寝る事を心掛けてみて下さい。しっかり寝るためには『睡眠を整えれば骨盤も矯正される!?睡眠でこだわるべき6つのポイント』をご参照下さい。
番外編!ストレスを溜めない
ストレスにより変わる感情によって血液の色が変わるという説があります。
これに関しては反論も多いので、科学的ではありません。
しかしんがら、暗い人の顔色は悪い様な気がします。これは経験的に頷けるのではないでしょうか。
ストレスを溜めず、毎日明るく元気に過ごす事が顔色を良くする秘訣かもしれません。
まとめ
顔色は、第1印象を決める上でも非常に重要かと思います。
まずは鏡でご自身の顔色を確認してみて下さい。意外と自分の顔色が悪い事に気付かれるかもしれません。それくらい顔色の悪い人が多い世の中になっています。
是非、上記4つのことを実践し、顔色をよくしましょう。その事はそのまま血液の健康にも繋がりますから、カラダ全体の健康度合いもアップさせてくれることでしょう。
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