痛い!ひび割れガサガサ踵(かかと)をケアする為の3ステップ
ボクのコンプレックスの1つが実はこのガサガサ踵なのです。ひび割れも起こり靴下の踵の部分はすぐに薄くなります。
4足1000円ほどの靴下しか買っていませんから大きな出費ではありませんが、嫌ですし、何より特に乾燥するこの時期は不快指数MAXです。
この踵のガサガサはなぜ起こるのでしょうか。そして、どのように対策すれば良いのでしょう。
今回はこの踵のひび割れをケアし、快適な毎日を送るための方法についてお伝えしたいと思います。
踵がひび割れる原因
踵はなぜひび割れるのでしょうか。以下にご説明します。
ヒトの皮膚は何層にも重なっており、その一番表面が『角質層』といい、外部の刺激から身体を守る事を主な仕事としています。皮膚の細胞は一番深部で生まれ、古くなるに連れて外部に近づき、細胞の死骸が集まった層が角質層であり、通常10〜20層の死骸で構成されています。
しかし、特に足の裏は体重を支えたり、地面と接し常に刺激を受けているので人体の中で最も角質層が厚く作られていて、約100層の死骸の層で構成されています。
角質層より深部の層は約65%が水分で構成されていて、この水分が外側へ滲み出るようになっています。件んこうな肌であれば角質層は約20%の水分を保っています。
この角質層は過度の刺激や乾燥が起こると角質層は厚みを増し、その事で水分が行き渡りにくくなります。また、それだけではなく角質層の細胞の並びが乱れ、水分が蒸発しやすい状態になってしまいます。乱れた角質層を修復しようと肌の代謝が促進されますが、乱れた角質層は更に乱れた角質層を作る為、乾燥が悪化し、ひび割れガサガサになってしまうのです。
踵のひび割れを悪化させる要因
踵のひび割れは、足底への過度の刺激と乾燥が問題であることがわかりました。
この刺激と乾燥を悪化させる要因として以下のようなことが挙げられます。
- 底の薄い靴を利用する
- 足下の暖房器具を多用する
- 皮膚を削りすぎる
- 加齢による細胞の衰え
- 冬の乾燥
これらは特にひび割れを促進する原因にもなるので注意が必要です。
踵のひび割れケア
では、その踵をどのようにケアすれば良いでしょうか。以下の3ステップでケアする事で、ひび割れやガサガサを予防・改善できるのでチェックし実際にやってみて下さい。
ステップ1:入浴時にガサガサ部分を軽石で削る
先ほど伝えたように、皮膚の削り過ぎはひび割れを作る原因となってしまいます。しかし、古くなった死骸の細胞は人体にとって邪魔です。不必要になったところは削り落としてしまいましょう。(※残っているとこの後ケアに支障が出てきてしまいます。)
そして、入浴中にするのがポイントです水分を含み柔らかくなった皮膚は削れにくくなります。
弱い力でも削り落ちる、本当に不要な部分だけ削り取りましょう。
ステップ2:化粧水をぬりたくる
入浴中に、不要部分を削り落としたら風呂から出てから踵(を含む乾燥しているところ全部)に化粧水を贅沢にぬりたくりましょう。
肌にしっかり水分を含ませる事が乾燥を予防し、ガサガサにさせないコツです。
この時のポイントは、入浴直後にしない事です。入浴直後は身体が火照っており、汗をかきます。もちろん足底も例外ではありません。
発汗時に化粧水をいくらぬりたくっても汗と共に出てきてしまいますから、少し落ち着いてからぬりましょう。
ステップ3:クリームをたっぷり塗り、コーティングする
最後にクリームをぬって仕上げます。クリームは翌朝までしっとり感が継続するものが良いようです。
尿素入りのクリームは皮膚を柔らかくする働きがあり、ビタミンEは結構を促進する作用がありますので、含有成分をしっかりチェックしてからご購入されることをおススメします。
でも、個人的にはニベアが万能で安くて良いと思います。
某高級クリームと含有成分がほぼ一緒という庶民の味方クリームです。ボクも子どもの頃からお世話になっています。ニベア青缶の効果については以下のエントリーをご参照ください。
まとめ
これらひび割れはケアすればしっかり良くなるケースが多いです。
しかし、皮膚が粉っぽくなってはがれ落ちたり、土踏まずあたりまで硬くなっている場合は水虫の可能性もあるので、受診して下さい。
足の裏の刺激は実は姿勢の良し悪しでも左右されます。
理想的なポイントに重心があれば、足底への刺激を最小限で済むのです。ですから、しっかり良い姿勢をキープするというのも踵の健康を保つために重要である事をお忘れなきよう、よろしくお願い致します。
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