花粉症治療を薬に頼りたくない人がやるべき掃除法と洗濯法
環境省などによると今年のスギ花粉は早い地域では2月上旬から飛び始めるようです。今年は特に東日本での飛散量が多いそうですが、だからと言って西日本住まいの私も今から少し憂鬱です。
花粉症の治療は、クシャミや鼻水を止める抗ヒスタミン薬や、ステロイドの治療は一般的です。また、最近ではスギ花粉症に対して舌下減感作療法が注目されつつあります。
しかしながら、花粉症に対するヒスタミン薬は喉がカラカラになってしまいますし、ステロイド薬は副作用も強いです。舌下減感作療法は1日1回5〜6年継続する必要がある根気の必要な治療です。そういった理由から薬に頼りたくない人がいるのも事実ですね。
薬に頼らないなら体質を改善するという方法も巷にあふれていますが、イマイチ信憑性にかける方法も多数あり、どのように体質改善していけば良いかわからないこともあります。また、今日やって明日改善できるものでもありません。
せめて家の中では苦しみたくない…
そこで、今回はそういう人が取り敢えずこれだけやったら、少なくとも症状を少しだけは抑えられるという方法をお伝えしたいと思います。
しかしながら、薬も使わない、体質改善も間に合わない。そういう方が外で花粉症の症状に苦しむのは諦めざるを得ません。花粉侵入防止メガネやちょっと良いマスクで少なからず対策していくしかないでしょう。
ですが、お家の中でも症状に苦しみたくないですよね。お家で症状に苦しまないためにはどのような対策が必要でしょうか。
家への花粉の侵入経路とは
花粉はどのようにして家に入るのでしょうか。
6割は換気による侵入、4割が衣服などのによる持ち込みなのだそうです。
これらを多少なりとも防止するためには掃除と洗濯にポイントがあります。
花粉の侵入を防ぐ掃除と洗濯のポイント
ではどのように掃除や洗濯すればいいでしょうか。以下にご説明します。
花粉症に対する掃除のポイント
換気による花粉の侵入が6割をしめます。ですが、掃除の時は換気したいですよね。その換気のポイントですが、カーテンを閉めたまますることをオススメします。遮光カーテンなど重厚なカーテンで換気があまり出来ない場合は、せめてレースだけでも使うようにしましょう。
また、換気すると床に花粉が付着しますから、床を水拭きするようにすると花粉はしっかり拭き取れます。クイックルワイパーなんかを使うと便利ですね。
1日に数回、普段より多めに行うとより効果的です。
花粉症に対する洗濯のポイント
次に花粉の侵入経路として多い衣服による持ち込みです。
洗濯をすれば花粉は落ちますが、洗濯するまでに花粉の量を減らす事が重要です。そのためには静電気防止スプレーをふり、花粉がなるだけ衣服につかないように対処すると花粉の付着量を最小限に抑えることができるでしょう。
また、洗濯する際に柔軟剤を使うと花粉が付着しにくいと言われています。
上着などあまり洗濯しない衣服もこまめに選択することをオススメします。
次に洗濯物を取り入れるときです。
衣服は取り入れる際にしっかり払ってから取り入れるようにしましょう。部屋干しは別の問題を伴うこともありますが、しっかりと除湿しながらできるなら部屋干しするのも手かと思います。
お布団など大きなものはしっかりと布団たたきで花粉を払い、取り入れた後に掃除機をかけると花粉は大幅除去できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
これだけ対策しても花粉は完全除去できないでしょう。しかし大幅に減らすことはできると思います。
更に空気清浄機などでより花粉の量を減らすこともできると思いますので、薬に頼りたくない方には是非実践していただきたいと思います。
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