カビの人体に与える影響とカビ対策法
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
今日は2時半に目が覚め、眠れなかったので少々眠ための朝を迎えております。
で、頭をスッキリさせるために朝一ブログ執筆をしている次第です。しかし、今日も朝から暑いですね。今日からお盆休みという方も多いでしょう。お出かけには十分ご注意くださいね。
さて、昨日『アレルギーの原因はダニにあるかも?ダニ対策防止の方法』というエントリーをアップしましたが、ダニと共に生活環境を汚染するものといえば『カビ』ですよね。
昨日、お風呂でそろそろ掃除した方が良いなぁと感じ、ふとカビって人体にどんな悪影響を及ぼす可能性があるのか?と気になりました。カビってチーズとかで食べたりするのに本当に悪いものなのか?と。
で、調べた結果、やはりあまり良くないようです。笑
今回はカビの人体に与える影響と対策法についてお伝えしたいと思います。
そもそもカビとは何か?
そもそもカビって何なのでしょうか。
カビとは菌の一種です。wikiによると以下のように定義されています。
菌類の一部の姿を指す言葉である。あるいはそれに似た様子に見える、肉眼的に観察される微生物の集落(コロニー)の俗称でもある。
少々、難しいですが、まぁ菌の一種であると思っておけば良さそうですね。
菌というのは、元々「キノコ」を意味する言葉だったそうです。それが、キノコに似ていると生物のグループを菌類として表すようになったのだそうです。
確かにキノコも樹木にキノコの種菌を植えて栽培しますね。
カビは人体にどのような影響を与えるか?
菌にも様々なものがあり、発酵食品には色々な菌が関わっており、それらは食物にも身体にもいい影響を与えます。
漬物や鮒寿司、酵母などはその例でしょう。
もちろん、カビにも毒性が無く人体に悪影響を及ぼさないカビがあります。ブルーチーズはアオカビの一種で作られています。
では、我々に悪影響を及ぼすカビにはどのようなものがあるのでしょうか。
- 白癬菌
- カンジダ菌
- アスペルギルス菌
- アルテルナリア
- クリプトコッカス
これらが人体に悪影響を及ぼし、且つ我々の身近に潜んでいるカビだと言われています。
以下、それぞれについて解説します。
1.白癬菌
言わずと知れた水虫の原因菌です。白癬菌はカビの一種なのですね。
家族に水虫の人が居たり、裸足で人と接する場所(道場やプール、大衆浴場など)で感染するのはご存知かと思います。
しかし、接触がなくても水虫になることはあります。
白癬菌は高温多湿を好み、皮膚(角質)のケラチンを栄養とするので蒸れた靴の中に発生したりするそうです。
この時期、外回りの営業などされている方の靴の中には発生する可能性がありますのでご注意ください。
2.カンジダ菌
性病で有名なカンジダですが、性交渉で感染するイメージですよね。
ですが、水虫同様保菌者と接触がなくても発生します。
カンジダは酵母の一種のカビなのですが、酵母は体内でも必要なものです。ですから、ごく僅かではありますが体内に持っていて他の菌とバランスをとって存在しています。
しかし、それが免疫力の低下やホルモンバランスの崩れ、慢性的なストレスなどが原因として異常に増殖して発症するのだそうです。
3.アスペルギルス菌
エアコンの吹き出し口など埃の多い所に存在しているカビがアスペルギルス菌です。
感染すると咳や発熱があり、ひどい場合は肺で増殖し呼吸不全状態に陥ることもあるようです。
基本的に健康な人は感染しないそうですが、免疫力が低下していたり、基礎疾患をお持ちの方や喫煙者が多く感染するそうです。
4.アルテルナリア
これもエアコンに多く発生するカビで、シックハウス症候群の原因と考えられているカビです。
空気中に胞子が飛びやすいようで、子どもの喘息の原因にもなるようです。
5.クリプトコッカス
このカビは水回りを中心に発生し、人に不着するという特徴があるカビです。
こちらも健康な人が感染するということは少ないようですが、基礎疾患のある方や免疫不全の病気に罹患している人、がん患者などが感染しやすいようです。
カビへの対策法は?
カビの悪影響は感染だけではありません。皮膚アレルギーの原因にもなるようですし、カビ毒が体内で増え、カビ中毒ということにもなるそうです。
これら人体に悪影響を及ぼすカビに私達はどのようにして対策していけば良いでしょうか。
上記5つのカビの特徴をみると、ある程度見えてくるものがあります。
それが、カビの発生場所ですね。
- エアコン
- 水回り
- 靴
以下、それぞれに対策法をまとめてみたいと思います。
1.エアコンのカビ対策
これは掃除するしかありません。掃除の前は換気を良くして、マスクと(できれば)ゴーグルを着用して行うといいようです。
外壁を外し、フィルターを取り出します。掃除機でフィルターの埃を吸い取った後、エアコンクリーナーで洗浄、水洗いし自然乾燥させます。
また、フィルターを取り出した後冷却フィンが見えるはずです。冷却フィンはプラグなどの部分をラップなどでしっかりマスキングした後エアコンクリーナーを1本分吹き付けます。
この際の汚水は排水管を通って外へ排出されるそうなので拭き取る必要はないようです。
でも、とても手間ですよね。エアコンのクリーニングは業者にもよるでしょうが10000円程度が相場なのだそうですので、業者に依頼しても良いかもしれませんね。
2.水回りのカビ対策
水回りのカビ、特にお風呂、台所、洗濯機にはカビが多く発生します。
こちらも掃除が基本ですね。
お風呂のカビ対策
まず大切なのは換気です。マンションなどでは窓が無いため、最も換気しにくい場所がお風呂かもしれません。お風呂に出来る限り空気が流れるように工夫することがカビを予防するという意味で一番大切です。
乾燥するまでは換気扇を回しドアは閉めておくようにしましょう。
掃除はカビを除去してくれるスプレータイプが便利だと思います。
私もこいつは年に1回位しか使っていませんでしたが、もう少し定期的にやろうかなぁと思いました。
台所やトイレにも使えますので、排水口のカビ対策も忘れないようにしましょう。
台所のカビ対策
台所回りで気をつけるべきは三角コーナー、排水口、まな板です。
それぞれ週に1回は台所用漂白剤で除菌した方がいいようですね。
まな板はこういうので。
まな板はカビだけでなく、食中毒の予防にもしっかり除菌しておきたいですね。
また、食器を乾燥させている容器なども合わせて掃除しておきましょう。
洗濯機のカビ対策
洗濯機のカビ予防のポイントも乾燥が基本です。
- 使用後は蓋を開ける。
- 洗濯終了したら直ぐに取り出し。
- 洗濯前の衣服を洗濯機に入れない。
これらは最低限押さえておきたいポイントです。
また、特に夏の間は月に一度は洗濯槽のクリーニングを行うと良いようです。
3.靴のカビ対策
靴のカビは調べていると意外と多いようですね。私も自分の靴を調べておきたいと思います。
靴のカビを予防するには以下の点にご注意ください。
- 汚れやホコリは早く取り除く
- 水・汚れ防止のスプレーをしておく
- 濡れた靴は水分を十分取り除き乾燥させてから収納する
- 下駄箱の中をスノコにして底面の通気性を良くする
- 高温多湿な場所で保管しない
当たり前の点かもしれませんが、これらを守るとカビは随分防げるはずです。
また、カビが生えてしまった時の処理ですが、調べた所随分大変で面倒になるそうです。
安い靴なら買い替えたほうが良いかもしれません。
効果な靴や大切な靴なのであれば、自分で洗わず靴のクリーニングというサービスがありますから、そちらを利用したほうが良いでしょう。
まとめ
今までそこまで注意深く考えていなかったカビですが、調べてみると奥が深いです。
簡単に予防もできないし、一度カビてしまうと処理が大変です。
ですが、カビが原因の不調も様々で防いでおいて損はありません。
全てできないかもしれませんが、できるところからでも対策していったほうが良さそうですね。
皆さんも是非、ご自身のカビ対策を見直してみてください。
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