長時間デスクワーカーのお尻を守れ!『いぼ痔』を予防する3つの方法
実は3人に1人がいぼ痔を持っているそうです。この現状を聞いたとき、そうだろうなぁと感じました。
ここ数十年で特に先進各国の『働き方』に大きな変化がありました。それは、肉体労働から精神労働への変化とでも言いましょうか。
体を動かす仕事から、脳みそをフル回転させてする仕事へのシフトチェンジが起こっているのはあなたも納得して頂ける事でしょう。そのことで増えたのが『デスクワーク』です。
当ブログの読者の中にも、朝から晩まで座ってパソコンとにらめっこという方も少なくないと思います。
当ブログでもデスクワークのもたらす被害と対策についていくつか書いています。
今回はそんなデスクワークのもたらす被害の1つである『いぼ痔』についてまとめたいと思います。
いぼ痔について
いぼ痔は、直腸の静脈が様々な原因によりうっ血し、腫上がった状態のことを言います。通常は直腸内におさまっているので多くの人は自分にいぼ痔があることに気付いていません。
それが、排便時のイキミなど、肛門周囲に緊張を加える事で徐々に肛門から出てきます。そうなって初めて痛みが出たり、トイレットペーパーで拭き取る際に手で触れたりして気付きます。
いぼ痔の原因
いぼ痔の原因は大きく分けて3つあります。
1つは、排泄に関連する原因です。便秘気味の固い便で、肛門を傷つけたり、長い間便を溜めておく事で細菌が繁殖し、炎症を起こしやすくなります。また、排便時のイキミ過ぎて、肛門を緊張させる機会が多い人はいぼ痔になりやすいそうです。
2つ目は、同一姿勢の多さによる、肛門周囲の緊張です。特に最近では、長時間のデスクワークにより、肛門を刺激している時間が増えています。また、良い座位姿勢で作業すると肛門を直接刺激する事は少ないですが、猫背にあると圧が直接肛門にかかりやすくなり負担も増えます。
3つ目は、免疫力の低下です。免疫が低下すると炎症が起こりやすくなります。肛門もしかりです。特に現代人は精神的なストレスも多くなっていますし、生活習慣も乱れているので免疫が低下している人は多いと思われます。
いぼ痔の弊害
いぼ痔自体は特に悪性の腫瘍ではありませんので大きな問題はありません。早めに対策すれば薬で抑える事もできます。
しかし、その対策をするコトをためらう人が多いようです。当然ですよね。私自身、いぼ痔が発覚しても肛門科の門を叩くのには勇気が入ります。
しかし、痛みが出ると、生活全ての質が下がりますし、出血、炎症を繰り返すと細胞の突然変異(癌化)する可能性もあります。
既にいぼ痔が発覚している人は早期に対策して下さい。
しかし、それ以上に大切なのはいぼ痔にならない努力でしょう。
いぼ痔を予防する3つの方法
上記のいぼ痔の原因を見て頂くとわかるように、特に長時間労働にさらされているデスクワーカーはいぼ痔になりやすいと言えるでしょう。
肛門に常に刺激を与え、長時間労働のストレス、食事の乱れ、運動不足から逃れる事はできません。
今回はそんな環境にいる方々にもできるいぼ痔の予防法をお伝えします。
1.良姿勢を保つ
当ブログでも再三デスクワークの環境整備についてはお伝えしています。『プログラマー(SE)、デスクワーカーに捧げる!仕事場でできる3つの猫背対策法』では、どのような点を気をつければ良いかを書いていますし、『姿勢を整えるの為のデスクワーク必携アイテム7選』では姿勢をキープする為におすすめのアイテムをご紹介しています。
是非、上記ブログを参考にご自身のデスクワーク環境を整備していって頂きたいのですが、今回はその中でも一番のおすすめ方法をお伝えします。
それは、私自身も利用し、当サロンでも扱い、お客様におすすめしている骨盤矯正クッションp!ntoの利用です。
座るだけで正しい骨盤の位置に誘導してくれますので肛門への蕊期の少なさを今まさに書きながら実感していますし、猫背になりにくい構造になっていますので長時間のデスクワークにも耐えてくれることと思います。
また、それでも30分に1度は立ち上がり除圧してあげて下さい。と同時に背伸びと深呼吸を行うだけで作業効率は格段に上がるでしょう。
2.食生活を整える
長時間労働を強いられている中で難しいかとは思います。しかし、変えなければ痔のリスクは高まりますし、その他の病気にもかかりやすくなります。
そこで私の個人的なおすすめは『コンビニを止めること』です。
コンビニで済ませるのが一番の弊害です。『コンビニ』を選択するなら『食べない』を選択した方が、健康という面でも作業効率という面でも効果的でしょう。
よく『食べないと空腹が気になって仕方がない』とおっしゃられる方がいらっしゃいますが、申し訳ありませんがそれは暇である証拠であり、長時間労働になるはずがありません。ですので、一度食べないという選択肢を選んでみてはいかがでしょうか。
どうしても無理な方はおにぎり1個でも家から持って行きましょう。
3.運動の習慣をつける
またまた、無理難題かもしれません。しかし、運動不足は痔に限らず様々な不調の原因になります。
私は個人的に1日1万歩以上のウォーキングとラジオ体操をおすすめしていますが、恐らく長時間労働を強いられている方には至難の業でしょう。
ですから、こちらも1つだけルールを作りましょう。おすすめは『エレベーター・エスカレーターは使わない』です。階段は、通常の歩行よりも筋力を使いますので筋力トレーニング効果もありますし、通常の歩行より酸素も沢山必要としますので有酸素運動としても有効です。
マンションの階段、駅の階段、会社の階段を利用する事だけで大きく変わる事でしょう。
まとめ
恐らく今まさにいぼ痔で悩んでおられる読者は少ないかもしれませんが、皆さんにそのリスクがあるということを知って頂きたいと思い記事にしました。
いぼ痔の予防はそのまま様々な病気の予防にも繋がりますし、美容効果も期待できます。
是非、いぼ痔のリスクを避け、快適なお尻生活を送って頂きたいと思います。
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