本当は怖い『新型うつ(非定型うつ)』への3つの対策
最近、新型うつ(非定型うつ)という言葉が世間に出てくる様になりました。何を隠そう、私もこの非定型うつと診断された経験があります。
通常のうつ病は、全てにおいて意欲がなくなり、食欲不振、不眠などの症状が現れ、特に午前中が辛いという特徴があります。しかし、新型うつは少し違った特徴を持ちます。(下図参照)
(図引用:日刊SPA)
端的に説明すると、仕事時間中(その前後も含め)にのみ意欲の減退が現れるうつ病です。
ただでさえ世間から理解されにくいうつ病ですが、プライベートな時間が元気である以上理解されにくいのはなおの事です。
今回は、その新型うつの恐怖と、3つの対策についてお伝えしたいと思います。
新型うつとは
以下に、一般的に言われている『新型うつ』をうまくまとめた動画を載せておくのでご覧下さい。
いかがだったでしょうか?
もしかしたら、ご自身や、ご家族、ご友人で当てはまる方はいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしながら、私の経験からは少し違う面があります。その辺りの詳しい内容と、考えられる考察を以下にまとめます。
新型うつの経験から
まず、従来型のうつとの大きな違いは『仕事中』だけであるということです。私も朝起きた瞬間から抑うつ状態に入っていました。嫌だな、嫌だなと思いながらもシャワーを浴び、着替え出勤するという毎日を過ごしていました。
私の場合、特に夕方がひどいというより、事務所で上司がいる空間に身をおくというのが何よりの苦痛でしたから、同行する日は一日中うつでした。
上司が帰った瞬間から、うつ状態は少しましになり、家に着くと倒れる様に眠りました。
症状だけを見ると、明らかに新型うつだと思います。そして、脳で起こっているのはセロトニンの分泌不足でしょう。
そのきっかけが何だったか?これは『パワハラ』による『トラウマ』が原因だと思っています。執拗かつ、ヤ〇ザまがいのパワハラで私の脳内には『職場=恐怖』『電話=恐怖』というイメージがこびりついてしまったのです。
私の脳内でセロトニン分泌を抑制してしまうスイッチがパワハラによって形成された事は言うまでもなかったのです。
そのような状態で仕事の効率や正確さが上がるわけもなく、また、休職などという選択肢も与えてもらえる環境ではなかったので、ただただ苦痛の中生活していたのを覚えています。
その間、寝不足による交通事故、血便、下痢は毎日、命を脅かすような状態にも陥っていました。
もちろん、いわゆるブラック企業ですから心配などされません。それどころか診断書なんて持って行こうものならキレて破られることさえ容易に想像ができたので誰にも言えません。
私がうつから解放された方法
原因は明白でしたから、退職と同時にこの症状からは解放されました。
もちろん、退職する為にもパワーが必要でしたから中々行動に移す事もできず時間がかかりました。しかし、私が恵まれていたのはこの間支えてくれた仲間がいたことだったかと思います。
彼らと出会っていなかければ、もしかしたら『自死』という形で、この苦痛から逃れていたかもしれません。
対策
原因は明らかに仕事でした。多くの新型うつにかかられる方の原因が仕事であることは明白でしょう。しかしながら、それを明確に記述している文献や、ブログなどはあまり見当たりませんでした。
ユ〇ク〇やワ〇ミなどに代表されるいわゆるブラック企業は、中小、零細企業レベルで見たら山ほどあります。
私が日常的に受けてきたパワハラなどは、恐らく日常的にあるでしょう。
そして、明らかに自分が正しいにも関わらず、それさえも分からなくなるのです。
そんな状態のあなたにこそ行って欲しい対策をお伝えします。
1.友人に相談する
どのような友人に相談するのがポイントになりますが、友人の資質として一番大切な能力が『客観的評価』です。
あなた贔屓でもなく、あなた批判でもなく客観的にあなたのことを評価し、正しい道筋をしめしてくれる友人に相談するのがベストでしょう。
そして、あなた自身、その友人を一目置いているような関係性であればさらに良いでしょう。
私には幸いそのような友人(というにはおこがましい大先輩ですが。。。)がいましたので、この窮地を脱する事ができたと思います。
2.生活習慣の改善
退職準備に入ったのと同時に始めたのが食生活と姿勢の改善です。
もちろん、長時間労働を強いられていましたので自炊などは中々厳しい状態でした。ですが、その中でも気をつけ、サプリメントなども併用しながら自分の取り込む栄養素を気をつけました。
また、車の運転を日常的に行っていましたので、姿勢保持クッションを導入し、姿勢を改善する事に勤めました。(※ちなみに使っていたのはこの骨盤矯正クッションの試作品です。)
私の場合、食事や姿勢は直接の原因ではなく、症状を重くするきっかけにしか過ぎませんでしたが、退職願いを提出するというパワー消費の激しい行為を行うには必須だったと思います。
3.倍返しする
私にはこのような元気も勇気もありませんでしたが、是非オススメしたい方法です。
大前提として、あなたが法的・人道的に間違っていない場合にのみ適応されます。私もそうですが、基本的に性善説で生きています。
ですから、原因は全て自分にあると考えます。しかし、あまりにも度が過ぎる場合は『逃げ』ではなく『倍返し』という方法もオススメできます。
その際、こちらの記事(半沢直樹のような生き方はカラダに良いと言い切ってみる。)を参照になさって下さい。
今となっては、倍返し可能な状況に置かれていたと思います。足りなかったのは自分のパワーとノウハウだけです。
しかし、半沢直樹の原作を全て読み切った今の私なら倍返しはお手の物です。ご相談も受付けます。
まとめ
新型うつは列記とした病気です。私もそうですが、当然の判断が出来なくなります。
もちろん仕事のパフォーマンスもすこぶる低下し、あなたにとってマイナスでしかありません。
今回提案した対策さえ難しい方もいらっしゃるでしょう。是非、当ブログの右下にある無料相談からでも訴えを起こしてみて下さい。大丈夫。このブログに辿り着いたあなたであれば出来るはずです。
私は、私の様な犠牲者を二度と出したくないと思っています。お力になれれば幸いです。
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