薬に頼らず便秘を解消する為のガス抜きマッサージを紹介
当サロンのお客様の9割は女性です。そしてその大半の方の共通のお悩みが『便秘』ではないでしょうか。
現代女性の7割〜9割が便秘に悩んでいると言われています。調査によって幅が広いですが、それだけ多くの方が悩んでいるという事は間違いないでしょう。
(図引用:便秘解消便利帳さん)
「私は大丈夫」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、油断はできません。便秘は45歳を越えたあたりから急激に増えているのが実情です。(下図参照)
(図引用:田中消化器科クリニックさん)
もはや女性にとっては国民病と言える便秘ですが、根本解決が難しく、多くの方は市販の下剤で排便を促しているケースが蔓延しています。
そして、それを繰り返す事で服薬量が増え、規定量よりも多い量を服用している方も実際にいらっしゃいます。
市販の下剤の多くは刺激の強いもので、規定量を超えて飲み続けると、腸管が伸び切って腸の運動を低下させる恐れがあるようです。(つまり、薬が無かったら排便できない状態になる。)
薬に頼るのではなく、運動や食事に気をつけて頂きたいのですが、今回はまた別のアプローチをご紹介したいと思います。
それが、タイトルの通り、『ガス抜きマッサージ』です。私は便秘ではありませんから効果の検証が出来ていませんが、理論的には排便を促すはずだと思ったので、ご紹介したいと思います。
ガス抜きマッサージとは
ガス抜きマッサージとは松生恒夫医師(松生クリニック)が考案した大腸検査の際に腸内に送り込んだ空気を抜くために考案したものなのだそうです。松生クリニックでは便秘外来があるので、そのマッサージを患者さんの腸内に溜ったガスを出すのに応用しはじめたそうです。
ガス抜きマッサージの方法
(図引用:朝日新聞12月17日版)
以下にやり方をご説明します。上の図も参考にしながら行って下さい。
- 事前準備としてぬるま湯で半身浴20分を行って下さい。
- 身体が温まり、リラックスした状態で右半身を下に横になります。右腕は頭の下で枕にします。
- 深呼吸をしながらおへその周囲を円を描くように時計回りにマッサージします。
- お腹に力を入れず、強く揉む事もせずゆっくりとやさしくなでるように5〜10分続けます。
特に夏は冷房冷え、冬は寒さによってお腹も冷えやすくなる事が便秘を誘発し、便秘外来に通う患者数も増えるようです。
身体を(特にお腹を)しっかりと温めてから行うというのがポイントだと思います。
まとめ
便秘はただ不快が伴う症状があるだけのものではありません。その背後には大きな病気が見え隠れしています。
まずはしっかり食生活と適度な運動を行う事。姿勢をただし深く呼吸できるようになり、腸が活動しやすい環境を作る事、身体を温める事なども取り組みながら、寝る前の10分間でこのマッサージを加えてみてはいかがでしょうか。
ついでに、プラス10分のストレッチなどやってくれたら更に良いと思いますよ。笑
でも、まぁ、無理をせずできるところからやってみて下さい。
P.S 私はあまり得意ではありませんが…
私は、便秘はありませんが、下痢気味です。腸内環境を整える事も来年の一つの目標です。
その対策に1つとして取り組もうと思っているのがこれ。
私は実際よくなりました。でも、続けるのが苦手なんです。苦笑
でも、来年に向けて頑張ろうと思います。
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