疲れ目に悩む方急増!放置すると怖い眼精疲労への3つの対策
長時間のデスクワークに対する問題提起は当ブログで再三行っておりますが、目の疲れというのもデスクワークによる弊害でしょう。
また、『「中高生のネット依存者が推計52万人」から見るカラダへの4つの弊害』でも書いた様にネット依存者の増加も目の疲れというものに影響しているでしょう。
今回は急増中の『目の疲れ』に対する対策をまとめてみました。
目の疲れのメカニズム
目の疲れを知るためには、まずどのように目を使っているかを知る必要があるかと思いますので簡単に説明します。
目は毛様体というピント調節機能をするカメラのレンズを絞るような部位があります。この毛様体が縮んだり、伸びたりしながら近くにピントを合わせたり、遠くにピントを合わせたりしています。
(※図は『視力回復ガイドブック』さんよりお借りしました。)
毛様体は毛様体筋と毛様体突起から構成される目の周りの組織であり、パソコン作業のように近くにばかりピントを合わせていると、そのまま凝り固まってしまうのです。
また、眼球を動かすためには顔の多くの筋肉が利用されています。
(※図は田辺三菱製薬さんからお借りしました。)
これらの筋肉を上手く調整する事で、見たい方向に眼球を動かしているわけです。毛様体同様、これらの筋肉も凝り固まります。
疲れ目の原因はこれらの筋肉が凝り、血流が悪くなって老廃物が溜まっている状態と言えるでしょう。
また、目の筋肉の周囲には多くの顔面筋があり、眼球動作に必要な筋肉が凝り固まると、これらの筋肉への負担が大きくなります。そして、その凝りは肩や頭にも影響を与えます。(眼精疲労が原因の頭痛や肩こり)
本当は怖い眼精疲労
疲れ目による不快感がストレスとなり、自律神経のバランスがくずれ、涙の分泌が少なくなったり(ドライアイになる場合もあります)、不眠や軽いうつ状態になったりする人もいるようです。
また、目の奥の後ろは脳ミソなので、脳の方まで痛みが放散したり、肩や首のこりとの併発で頭痛も慢性的になるなど、疲れ目は決して侮れない症状です。
ただの疲れ目であれば一日寝ると戻りますが、眼精疲労になると様々な症状が慢性化し、精神的にも苦痛を味わう列記とした病気なのです。
眼精疲労への対策
眼精疲労は、長時間のデスクワークなどが原因で起こる、目、顔、頭、肩などに広がる症状群の総称です。しかも慢性化していますからちょっとやそっとで治るものでもありません。
しかし、日頃から目をいたわり、ケアすることでその対策をすることは可能です。以下にその方法を3つお伝えします。
1.目の疲れを取る体操
今回の記事を書くに当たり、様々なエクササイズの研究をしましたが、以下の動画がとても効果的だと感じたのでご紹介しております。
ストレッチや体操だけでなく、呼吸を上手く使いながらエクササイズの紹介をされているので、疲労回復という意味合いにおいて非常に効果的だと感じました。
2.目を休める
カラダが疲れて整体やマッサージなどで疲労を回復させる行動を取るにも関わらず、目に対し、そのような心掛けをもたれている方は少ない様に思います。しっかり目を休めましょう。
温めたおしぼりを目の上にのせ、ゆっくり過ごすだけでも効果的ですし、当サロンにおいては『小顔矯正』にて目の疲れを取る施術を提供しております。凝り固まった顔面、頭、首、肩の筋肉を解す事で視界がスッキリするというお声も頂いています。実は目の疲れの為に、非常にボヤッとした視界で生きているかもしれないということですね。
また、毎日仕事でpcを使う人は休日はパソコンやテレビを控えるだけでも十分目には休息を与えられるでしょう。
3.姿勢を整える
普段から長時間のデスクワークをしている人の大半が猫背になられています。視界も手元のpcばかりで視野が狭くなっています。目の疲れが原因以外の首こりや肩こり、頭こりもひどくそれらのコリが原因で、目周囲の筋肉がこっている場合もあります。
姿勢を正し、遠くを見るだけでそれらのコリを緩める事が可能です。もちろん既に手遅れなほど凝り固まった方は当サロンのような専門家に頼る事も必要かもしれませんが、作業中に姿勢を正すということを意識するだけで非常に効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
目の疲れは、人生において非常に小さなことかもしれません。しかし、その疲れがあなたのQOL(人生の質)を下げている可能性は十分にあるでしょう。
是非、ご自身の目の状態も顧みて、対策して頂ければと思います。
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