座りすぎの弊害を改善するために、違う視点から考察した結果
去年の5月に『アメリカの研究で、『座るな、歩け。』という結論が出たことに対する2つの疑問。』というエントリーを書きました。
それから約1年半今度はスウェーデンで座るな歩けという研究が発表されたようです。(参考エントリー:とにかく立ちましょう。座り続けるほどに寿命は短くなることが判明(スウェーデン研究))
内容を要約すると、血液中に含まれる『テロメア』と呼ばれる短鎖重合体の長さが寿命に関連する事がわかり、短くなれば寿命も短くなるが、座っている時間が長ければ長いほどこのテロメアの長さが短くなるということが分ったようです。
現代日本人の多くはデスクワークシンドロームに侵されています。(参考エントリー:デスクワークシンドローム多発警報!!5人に4人が罹患中。)
そして、そういう人達の為に何とかしてそのストレスを解消する方法は無いかを常に模索し、情報発信しています。
参考エントリー:
- 姿勢を整えるの為のデスクワーク必携アイテム7選
- デスクワークによる死亡率増加を防ぐ3つの対策
- プログラマー(SE)、デスクワーカーに捧げる!仕事場でできる3つの猫背対策法
- デスクワーカー必見!職場でできる首コリを改善するための3つの方法
しかし、中々取り組めないのも事実です。
そこで、今回は視点を変えて、この長時間のデスクワークを改善する方法を提案したいと思います。
解決の糸口
たまたま同じタイミングで見た情報がこの解決法の糸口になりました。1つが以下の動画です。
簡単に動画を説明すると、日本人は仕事熱心で、アメリカ人は雑だということを表しているようです。話し方や、電話の仕方、同僚との会話など仕事に対して不真面目なアメリカ人が描かれています。そして、多くの方は日本人は勤勉だと思っているようです。
いや、勤勉なのでしょう。しっかりとしたお客様への対応は確かに勤勉な日本人のなせる技なのかもしれません。しかし、『「日本人は勤勉」は真実ではない!実際はなまけているだけ』というような記事も目に飛び込んできました。
なまけているせいで、長時間働く羽目になっているのだと。確かに一理あると思い調べてみると『「日本人の生産性」は先進国で19年連続最下位 非効率なホワイトカラーの働き方はどう変わるべきか』という記事に当たりました。
あらら、データで見てもそうなのだそうです。
つまりは、長時間労働の理由は『集中していない』ことなのではないかと考えました。すると、解決方法は決まってきます。
長時間のデスクワークを回避する方法
長時間のデスクワークを回避するには労働時間内にしっかり自分の仕事を終わらせる事が重要です。その為に集中力を高める事が必要でしょう。
日本の労働環境は多くの方にとって集中力を高められる環境ではないと思います。電話にでないといけなかったり、上司に声をかけられたりと集中を削がれてばかりです。
人間は『集中モード』に入るまで約20分必要だと言われています。つまり、一旦何らかの理由で集中が途切れると、再び集中するまでに20分要するのです。これはかなりの無駄ですね。
1つの仕事に関する『目標時間』を決めて、それまでは『それだけに集中』という習慣を作るだけでも少しは改善しそうに思います。もちろん、その際の目標時間は勤務時間内で終わらせる設定にして下さいね。
まとめ
私も整体業務の傍らでブログを書いたり、事務作業、広告作りなどなどデスクワークは沢山あります。一度集中しはじめると3時間は座ったままということもあります。(バランスボールですが。苦笑)
本来30〜60分に1度は立って、軽くストレッチをすることなどを推奨していますが、自分には適応していません。何故ならやりきった方が、後に十分な時間がとれるかれです。
仕事への取り組み方を少し見直すだけで、座る時間が1〜2時間減るのは良い事だと思います。
是非皆さんのワークスケジュールを見直してみて下さいね。
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