「だんじり祭り」で帳じりがあわない!ブラック祭りで骨盤がぶらつく!
当サロンは大阪・本町という大阪の中心地に位置しています関係上、市内各地からお客様に来て頂いております。遠くは奈良、神戸、京都、更には広島からも。有り難い事です。
もちろん大阪のお客様が一番多いのですが、北、南問わず本当に各地から来て頂いておりますが、やはり本町周囲にお勤めの方が一番多いです。
さて、その中でも『実家が岸和田』という方が数名いらっしゃいます。岸和田を中心とする大阪の南部で熱いイベントと言えば『だんじり』ですが、お住まいの地域に関わらず聞いた事のある方も多いのではないでしょうか?
そうです、たまに人が事故死する祭りです。試しに『だんじり 事故』で検索すると…。恐怖です。
そして、その恐怖は生きた人間にも忍び寄っていました。本日ご来店のお客様はまだ初来店より3ヶ月ほどですが、比較的姿勢の改善が良かったお客様なのですが、ここのところのだんじりへの関与からか本日の姿勢はかなり悪くなっていました。
次回は、本番後なのでもっとやばいと思いますとのこと。
私の記憶では祭りとは非常に楽しく、元気が出るイベントだったのですが、少し心配になり色々聞いてみた結果様々な事実が判明したのでご紹介したいと思います。
だんじりのブラック具合が発覚!
本日のお客様へのインタビューにより、だんじりのブラックっぷりが発覚しました。世の中ではブラック企業大賞などとお祭り騒ぎになっていますが、本当のお祭りが本当のブラックだった事実に唖然としました。(参考エントリー:ブラック企業大賞2014が発表されましたが、あなたは大丈夫?)
以下に本日のインタビュー内容を紹介したいと思います。(本人の強いご希望により、写真、名前などは一切公開できませんことご了承下さい。)
1.本番3ヶ月前から毎晩集会
私も以前地元のお祭りの準備で、開始1週間前位から練習に参加したことを覚えています。高校時代は当時所属していた野球部の練習後の参加だったので大変だった覚えがあります。しかし、久しぶりの友達とゆっくり喋れる事や、本番へのワクワク感から疲れよりも楽しみの方が多かったです。
しかし、だんじり関係者は本番3ヶ月前から毎晩集会が開かれているようです。上限43歳までの男女が参加するらしいのですが、40歳までは毎晩参加が(暗黙のうちに)義務づけられているようです。
一部のブラック企業では、暗黙の残業が義務づけられていますが、この地域では企業のルールよりも地域のルールが優先され、会社にも理解させざるを得ない状態らしいです。
2.だんじり関係者は就職難
今しがた書いたように、だんじり関係者は仕事よりもだんじりを優先します。ですから、大阪南部の地域でアルバイトの面接の際は必ず『だんじりには参加しますか?』という質問がされ、『はい。』と答えるとほぼ100%落とされるとのことです。
とあるテレビ番組で、大阪南部で飲食店を営む男性がインタビューを受けていました。彼はだんじりの時期はバイトが皆休むから大変で、全く休みがなくなると嘆いていました。
ちなみに、うちにお越しのお客様は嘘をついて今のアルバイトに合格したとのことです。
3.プライベートよりもだんじり
このお客様は数ヶ月前から友人とジムへの通い始め、骨盤矯正だけでなく、運動という形でさらに美と健康に磨きをかけておられました。
しかし、今日その様子を聞くと、1ヶ月休会しているとのこと。この時期は絶対通えなくて、会費がもったいないから休会しているのだといいます。
プライベートの(しかも美と健康という女子にとっては非常に重要な)事よりもだんじりを優先せざるを得ない環境なのだそうです。
4.男女の関係も壊されるだんじり
何も知らずに嫁いだ奥様は大変なんじゃないか?と心配した私は、離婚率とか高くないですか?と質問すると、「そもそもだんじり前に付き合ったカップルがだんじりを越えられる率がまれ」とのこと。
つまり、離婚も何もだんじりのお陰で愛を育む時間もないようです。
同じく心配したのは、地域の年収って(昇進や昇給が見送られて)他の地域よりも下がるのでは?という心配でしたが、自営業・農家の人が多く(誰の気兼ねも無く)だんじりを優先する人が多いのだそうです。これからの時代はどうなっていくのでしょう。
5.実は存続の危機にあるだんじり
まともに恋愛もできない、まともに仕事もできないだんじり関係者は、やはり今後の人生に危惧を感じているのでしょう。更には毎年(激しい)事故の起こるだんじりは、地域によっては警察がストップをかけ存続の危機に瀕している地域もあるようです。
今後、(現代に合わせた)形になっていかないと、ある種の絶滅危惧種と同じように、絶滅への一途を辿るかもしれません。
6.だから辞められないだんじり
今回インタビューしたお客様も『何しか眠い』と嘆いておられました。この方は現在大阪市内在住で、祭りの為に毎日実家へ帰省されています。極力終電で帰られているようですが、『送ってあげるから』と深夜まで集会に付き合わされ、その後食事に付き合わされたりと拘束時間がかなり長いようです。まさに私が以前勤めていたブラック企業を彷彿とさせます。
『逃げ出す人もいるでしょう?』との質問には、『もちろん居ます。でも、かなり周囲から言われますよ。』この周囲とは同級生や先輩だけではありません。親戚一同から文句を言われるのだそうです。つまり、四面楚歌。見方が居ないのです。
仮に、遠くへ移住して、だんじりの悪夢から逃れても帰省時には誰からも今年はやれと言われ、その呪縛は一生ついて回るのだそうです。
7.DVDを買わされるだんじり
祭り本番の様子を撮影し、DVDにして販売されるそうです。もちろん購入は自由です。しかし、暗黙の内に買わなければ雰囲気になるのだそうです。
これって、アパレル系や、一部の化粧品販売会社で暗黙のうちに(一部は明示的に)されているノルマ達成の為には手段を選ばない系の話ではないでしょうか。
詳しい話については、『勘弁して下さい』とのことでした。
8.だけど本番はたのしいだんじり
そんな過酷な準備期間を要するだんじりですが、本番はめちゃめちゃ楽しいらしいです。私はテレビのニュースでしか見た事がありませんから、具体的に何が楽しいか分りませんし、うちのお客様も何が楽しいかはわからないようでした。
雰囲気、テンションなどの類いなのでしょうか。理解できなくはないです。そういう目に見えない所に本当の楽しさがあるのは別の事で経験した事があります。
しかし、事前準備の苦しさと本番の楽しさを差し引いたら、やっぱりマイナスになるみたいですけどね。
だんじりによる心身に与える悪影響
だんじりが心と身体に与える悪影響については、まさにブラック企業のそれと酷似しているように感じました。ですので、だんじりの心と身体に与える不具合、その予防法・対処法に関しては、当ブログの『ブラック企業』関連エントリーとそれに類するエントリーを参考にして下さい。
参考エントリー:
- 「心の病」で労災認定過去最多!ブラック企業勤務者が気をつけるべき3つのメンタルヘルス対策
- 本当は怖い『新型うつ(非定型うつ)』への3つの対策
- 半沢直樹のような生き方はカラダに良いと言い切ってみる。
- 激務のOLさん必見!姿勢を歪める休日の過ごし方
- 長時間労働はやらない方が良いと言い切るたった1つの理由
- 寝不足女子必見!寝不足の恐怖と3つの解消法
- 仕事が忙しい女性の為の食生活改善法!その3つのポイント
- 働く女性の運動不足解消法!日常生活に取り入れる3つの方法
まとめ
関係者の読者様には同調される方と、真っ向から批判される方にわかれると思います。何故ならブラック企業もそうだと思うのですが、一部の積極的なメンバーがいなければブラック企業は成り立たないからです。全員が消極的であればブラックと言われる前に崩壊しているはずです。
だんじりも同様に熱い関係者、熱いOB、熱いファンによって成り立っているのだと思います。しかし、その周囲にはその被害を受け、心身に不具合を生じている方が居るのも事実です。
もし、嫌なら逃げる事です。家族や親戚を裏切って逃げるのは心苦しいかもしれませんが、あなたの人生の選択肢は一つではありません。あなたが進みたい道へ進んで下さる事を心から祈っています。
そして、もう一つ。ただただ、この記事が関係者上層部に伝わらない事だけを祈っております。
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