女性の尿トラブル頻発中!膀胱炎を予防するための3つの方法
当サロンへお越しのお客様に多い症状の1つに『膀胱炎』があります。膀胱炎に関しては、特にカウンセリングで聞くわけではありませんが、施術中に話の流れで出てきたりします。
膀胱炎は男性より女性に多く、4人に1人が感染すると言われています。風邪並みに多い症状ですね。
今回は、そんな膀胱炎が女性に多い原因と、予防する方法についてまとめたいと思います。
膀胱炎とは
膀胱炎とは、その名の通り膀胱の炎症で、尿道を介して菌(主に大腸菌)に侵された状態です。
膀胱炎の原因と女性に多い理由
膀胱炎は主に大腸菌によって起こる炎症で、便に含まれる大腸菌が尿道から感染するケースが多いようです。
女性に多い理由としては、
- 男性より尿道が短い事
- 男性より尿道と肛門が近いこと
- 生理中のナプキン使用により通気性が悪く菌が繁殖しやすい事
また、男性も含めて、『疲労やストレス』『トイレを我慢する事』は膀胱炎の原因となります。また、清潔じゃない状況での性行為も感染の原因になったりするようで、性行為の度に膀胱炎を発症するという方もいるそうです。
膀胱炎を予防する方法
膀胱炎を防ぐには、『菌を繁殖させない事』『腸内環境を良くする事』『免疫を高くする事』の3つが重要かと考えます。
以下に具体的にご説明します。
1.菌を増殖させない事
菌を出来るだけ増殖させないことも重要です。色々あると思いますが、今思いつく限り挙げたいと思います。
- トイレの掃除を小まめにする。
- 共同で使用されるトイレは消毒してから利用する。
- 性行為前の念入りな入浴、コンドームの利用、パートナーへの爪切り・手洗いの徹底
- 生理中のこまめなナプキンの交換
- こまめにトイレへ行く
ここで、思いつく限り挙げましたが、まだまだ菌を増殖させない工夫は出来るかと思いますので、是非実践して下さい。
2.腸内環境を良くする事
根本的に大腸菌を減らす方法としては、腸内環境を良くすることが挙げられます。日本人女性の便秘は多く、大腸がん患者数も年々増えています。
腸内環境を良くする方法は、お腹を温める事と腸を頑張らせすぎない事が重要です。(参考エントリー:腸は第2の脳!!体質改善の為に簡単に取り組める3つの事とその効果)
特に夏は冷たい飲み物や食べ物がおいしい時期で、お腹が冷えやすいのでご注意下さい。(参考エントリー:真夏の冷え症はお尻の梨状筋に原因があった!その3つの対策法)
3.免疫を高くする事
例え菌が侵入しても、免疫力が高まれば炎症を抑える事が可能です。
免疫が高い状態とは、血流に滞りがなく、全身しっかりと循環していて、冷えの無い状態です。
そして、その為には、腸内環境と同じですが、身体を冷やさない事、姿勢をキレイに保つこと、運動する事、食事を気をつける事などが挙げられます。
一般的に身体に良い生活を心掛ければ免疫力は高まりますので、是非心掛けて頂きたいと思います。
まとめ
膀胱炎のお客様を見ていると本当に辛そうで、可哀想です。
膀胱炎で頻尿になっていることでイライラして、それがストレスになりさらに姿勢が歪み、免疫力が下がるという悪循環に陥っていると感じます。
是非、皆さんも『なる前に予防する』ことを意識して頂きたいと思います。
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