インフルエンザ予防に新展開!4価ワクチンで更なる予防効果
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
最近、朝夜がグッと冷え込んできましたね。着るものや空調管理が難しい季節になりました。
そして、この時期から徐々にインフルエンザの予防接種が始まってきます。
この冬に向けて特に子どもや高齢の方、医療従事者や不特定多数に接触する仕事の方はインフルエンザの予防接種は必須だと思います。
さて、そんな時期になると起こってくるのが反ワクチン運動です。苦笑
「インフルエンザワクチンは効かない」「害がある」とか根拠もなく言う人や、間違った根拠に基づいて発言される方がそろそろ見受けられる頃かと思います。
インフルエンザを発症し、重症化するリスクとワクチンで身体に害を及ぼす確率を考えると圧倒的にワクチン接種の方が安全なので読者の皆様も特にお子様、高齢の方、医療従事者、不特定多数に接触する仕事の方は予防接種を受けてくださいね。
で、このインフルエンザワクチンですが、今年新しく日本の主要四メーカーより「4価ワクチン」なるものが発売され、市場に出回り始めたのでご紹介したいと思います。
インフルエンザワクチンが効かない理由
インフルエンザワクチンが効かないというのはどういう状況でしょうか。
インフルエンザワクチンは、インフルエンザの発症を抑え、重症化を防ぐことを目的に予防接種が推奨されています。
つまり、インフルエンザワクチンが効かないという状況とは、インフルエンザを発症し、重症化してしまうことと言えるでしょう。
では、何故そのような自体が起こりうるのでしょうか。
それは多くの方がご存知かと思いますが、予測される型と違う型のインフルエンザに感染した場合に起こります。また、通常のインフルエンザではなく、インフルエンザウイルスの突然変異によって起こる新型インフルエンザには感染します。
つまり、型が合っていたら多くの場合重症化を防げるということです。
日本で流行するインフルエンザの型
下の表を御覧ください。
(図引用:健康百科さん)
図は、2009〜10年シーズンから昨シーズンまでの日本で感染が確認されたインフルエンザの型の推移を表したものです。
2009〜10年シーズンでは殆ど感染が確認されていなかった「B/山形系統」ウイルスが年々増えてきているのがわかります。
以前のワクチンは、上の表の上位3つに対応したワクチンが使用されていましたが、今年発売されたワクチンは「B/山形系統」ウイルスにも対応した4価ワクチンとなっているのです。
4価ワクチンの効果
今朝のニュース番組で放送されていて、その中で小児科医が以下のようにお話されていました。
「日本で感染が予測されるインフルエンザの内、発症は7割、重症化は9割程度予防できるだろう。」
かなり予防できそうですね。
念には念を入れて予防しよう!
いくらインフルエンザワクチンを摂取していたとしても免疫力の状態によっては1割ほどの方は重症化する可能性があります。
また、突然変異の新型インフルエンザがいつ出てくるかもわかりません。
ですから、念には念を入れてうがい、手洗いは徹底して、必要性の低い人混みへの外出には気をつけましょう。
当ブログでもインフルエンザ関連について昨年まとめたエントリーがありますので、是非参考になさってください。
まとめ
インフルエンザとの戦いは毎年のことです。
私は久しく感染していませんが、今年から娘が幼稚園へ入園したこともあり、インフルエンザのリスクは高まっております。
特にお子様や高齢のご両親、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に生活されている方は注意してください。
この冬の安心・安全な生活をお祈りしております。
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