NPO理事長逮捕、子どもの健康、ペットの熱中症などに関する健康・美容ニュース(2015年8月3日〜9日)
こんにちは。骨盤矯正専門店 癒し家の「なかの」です。
今週も暑かったですね。東京でも大阪でも大きな花火大会が開かれており、夏真っ盛りな様相で、それと同時に熱中症搬送者、死亡者とも増加中ですので、くれぐれもご注意ください。
また、夏の風物詩である夏の高校野球大会も開催中で、選手、観客共に熱中症者が出ているようです。観戦に行かれる方も合わせてご注意ください。
今週のニュースはどの媒体も熱中症関連が多かったです。その中からいくつか興味深いものをピックアップしましたのでご紹介したいと思います。
高校球児の熱中症予防で3回ごとに休憩 「効果あり」6割超
私は仕事で殆ど見られていませんが、3イニングごとにグラウンド整備を行い、選手の休憩時間を確保するという試みが開始されたそうですね。
(画像引用:高校球児の熱中症予防で3回ごとに休憩 「効果あり」6割超)
指導者、審判、応援団の3者へのアンケートで選手の熱中症予防に効果ありと答えた方が6割以上になったようです。
指導者からしたら、試合の流れへの懸念をされている方がいらっしゃった方も多かったようですが、審判、応援団の目には試合展開への影響も少なく写ったようです。
『日本の気温はそんなに高くなってない?いやいや1℃上がるだけで熱中症になりやすいので要注意』にて勧告しましたが、日本の気温は年々上がっているのが現状です。
例外に漏れず甲子園の気温も上がっていますし、グラウンドの温度は特に暑くなりやすいので、私も元高校球児として選手の体調を心配していました。
この制度は今後も継続していって欲しいと思っています。
機能性表示食品:農産物の届出が初めて受理
今年の4月から始まった機能性表示食品の制度。6月から認可を受けた商品が店頭に並んでいます。(参考エントリー:機能性表示食品104件申請、大幅不備で8件だけが受理された模様)
こちらの制度は賛否色々あるものの、個人的には消費者の商品選択における指標ができて、且つ企業側も他商品との差別化を図るための1つの手法として使えるので好意的に捉えています。
そして、今回、その制度を利用して農産物の届け出が行われ、受理されたようです。
今回は「べにふうき緑茶」(お茶)だけでしたが、今後コメや鶏肉なども申請していく方向性のようで、日常的に私達が口にするものがこのように差別化されれば、選ぶ方としては安心だと思います。
農林水産省はじめ、関係各所には頑張っていただきたく思います。
熱中症、犬も注意を 外出時の車中、温度・日差し対策
最近では犬を我が子のように可愛がっておられる方が増えている印象があります。
ペットの為の服もどんどん高価なものが発売されていますし、美容院、ホテル、更には整体までも。ペットを取り巻く環境はどんどん進化しています。
今回のニュースは実際に熱中症の犬が多数出ているというものではありませんが、犬は人間に比べて汗をかきにくく、体温調節が難しいので気をつけてくださいねという注意喚起です。
ベテラン飼い主さんなら当たり前のことなのかもしれませんが、新米飼い主にとっては知らないこともあるかもしれませんので注意してくださいね。
夫が過労で自殺、賠償求め妻提訴 会社と元上司相手取り
過労→うつ→自殺というのは今回のケースのようにレアケースではありません。これからどんどん増えていく可能性もあります。
企業側から見ると、景気の先行きが不透明で、正社員を沢山採用することができません。何故なら正社員は簡単に辞めさせることができないからです。
だから、派遣社員の登用など非正規雇用に頼るようになります。今国会で派遣法改正は見送られましたが、恐らく次の臨時国会では通るでしょう。
このように企業が正社員を採用しにくい環境においては、現正社員への負担が大きくなります。
人手が足りない部分は非正規雇用者に埋めさせるわけには行かず、その負担を正社員が被ることになるからです。
正社員が良くて、非正規はダメといった昔の考え方にとらわれ過ぎると、大切な命を落とすことにもつながります。
働き方について、今後もっと多くの人が考えなければいけない世の中になっているということは知っておいた方が良いでしょう。
子どもの健康に関するニュース
不登校の小学生が2年連続で増え、過去最高になっているというニュースです。
不登校の原因は様々かもしれませんが、学校に行かない子のその後が気になります。
私の同級生では小学校時代に1人、中学校時代に1人、不登校の子が居ました。
二人共に共通することが周囲との不適応が原因だった事です。不適応の内容は二人共違いましたが、明らかに周囲と交われない何かがありました。で、二人共その後の人生は決して幸せなものであるとは言えない「その後」を歩んでいます。
つまり、この不適応はどこかで改善しなければ「継続して起こる」ということです。
もちろん、私の周囲で起こったケースだけでお話していますから、全てに当てはまるとは思っていません。
ですが、我が子の周囲との適応・不適応に関しては注意深く見守っていきたいと改めて思いました。
こちらに関してはあまり重く受け止めていません。血液検査を特定の母体に対して行うと0.5%は以上と判定するようにできているからです。
で、正常に分けられる下の0.5%を異常値だ、あるいは異常に近いと判断すれば1割が肝機能に異常となってしまうのです。
ですから、この数字には大きな意味を感じていません。
しかし、子どもの食生活の乱れや運動不足が起こっているというのは問題だと思っています。
我が子の食事や運動に関しては、しっかりその環境を整えてあげたいものだと思います。
施術で乳児死亡、NPO元理事長に有罪判決
以前当ブログでも扱いました。(参考エントリー:『整体後に赤ちゃん死亡』から学ぶ、親のあり方)
「施術の効果」に関しては、科学的根拠が無くてもありえます。プラセボ効果なのか、実際の効果なのか分からないけれども、クライアントが良くなった気がすると感じれば、それは効果なのです。
で、カイロプラクティックや鍼治療に関しては、科学的根拠が殆ど無い、もしくは薄いとされているのです。
もちろん、今回の事件のズンズン体操に関しては科学的根拠も無ければ、効果を感じている親も殆どいませんでした。にも関わらず、何故事故が起こるまで流行っていたのか??
きっと広告・宣伝がうまかったのでしょうね。親の不安を煽り、施術を受けさせる。続けないとダメだと思わせる。もはや詐欺です。
今回は、禁固1年、執行猶予3年という非常に軽い罰則でした。被害者遺族は民事でそれなりの罰則を望んでいるようです。私が親ならその気持ちはとてもわかります。
ですが、親としてのリテラシーはどうだったのか?盲目的にその広告に踊らされていなかったか?と言えば、どの親も軽はずみだったと認めるでしょう。
我々は、情報に踊らされないだけのリテラシーを高める必要があるのです。
まとめ
今週も色んなニュースがありました。
でも、やっぱり特に多かったのが熱中症関連です。
当ブログでも熱中症関連エントリーを2つアップしています。
2つとも似たようなエントリーになってしまいましたが、情報に踊らされず、正しい情報を元に、正しい対策をしましょうという提言をしています。
NPO元代表が逮捕された内容ともリンクしますが、我々が健康且つ健全に生きていくためには『ヘルス・リテラシー』を高める必要があります。
皆さんの、正しい情報収集の為に今後もお役に立てれば幸いです。
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