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骨盤矯正専門店 癒し家ブログ「大阪骨盤物語」

1975年ダイエットとは?今の食生活とスーパー和食の違い

1975年ダイエットとは?今の食生活とスーパー和食の違い

 こんにちは。骨盤矯正専門店癒し家の「なかの」です。

 日本には「ダイエット」が好きな人が多いと思います。皆さんの周りにも、いつも「ダイエット中なんです」と言う人が1〜2人はいるはずです。

 ダイエット好きな国民性は健康志向とメディアのせいだと思います。

 ダイエットといえば、ダイエットサプリやエクササイズビデオ、カーブスなどアメリカ生まれが多いですよね。それにも関わらずアメリカの成人の肥満率は33.8%と世界一。一方、日本人の肥満率は3.9%と、日本は極端な肥満の人は少ないのです。

 そんな中でも、食べてないのにダイエットしても痩せない!という方がいます。

 それは痩せる食べ方をしていないからです。

 痩せる食べ方とは、日本人の食生活に合ったものなのだと言います。

 どういう食生活をすれば痩せるのかを調べると、日本人の身体に合う食事はやっぱり「和食」です。

 その和食の中でも1975年の食事が使用食材の種類が最も多くバランスが取れていたのがわかりました。

 今回は、世界無形文化遺産にも登録された世界が注目する和食の中でも食べても太りにくい体質をつくるためには1975年の食事をお手本にするのが近道のようです。

 今回は1975年の食生活を紹介するとともに、1975年ダイエットというものについて考えてみたいと思います。

1975年の食事とはどのようなものか?

 1975年の食事とはどのようなものか。その当時は日本が豊かになり、おかずの量が増えてきた頃だった。その結果、色々な食材を少しずつ食べていた時代だそうです。

 特徴的な事が、味噌汁や本物のぬか漬けを毎日食べていたようです。味噌やぬか漬けは発酵食品。

 以前にも紹介した通り、ぬか漬けは植物性乳酸菌を生きたまま摂ることができ、腸内環境を整えてくれます。(参考エントリー:ぬか漬けの健康・美容効果とオススメの作り方

 この発酵食品を毎日食べることで、腸内環境が良く、腸内細菌のバランスがとても良かったのだそう。腸が活発に働くことで、代謝がUPしダイエットに効果的でした。

1975年の食事、スーパー和食の特徴

 1975年の食事が何故スーパーなのか?

 それは現代よりもカロリーが高いにも関わらず、痩せやすいとされているからです。

 1975年の食事の特徴として上げられる3つがあります。

  1. 使われている食材が多かった → より多くの栄養素を摂れていた
  2. 大豆や卵を使った料理が多い → 良質なタンパク質を多く摂れていた
  3. 発酵調味料をよく使っていた → 味噌・しょう油・みりんなど

 
 ちなみに、だしは塩分を控えるために多く使われていたようです。これらから分かるように、欧米化した食事では摂れない物ばかりです。

太らない食事と今の食事、5つの違い

 さらに、現在と1975年の食事を比較してみると5つの違いがあります。以下、詳細を説明します。

1.主食はごはんが中心で今よりたっぷり食べていた

 
 1975年は、今よりもごはんを平均で40g/1食多く食べていましたと言われています。

 ご飯は、麺類と比べ胃腸での滞留時間が長く、腹持ちがいいのが特徴です。

 ボクは麺類を控えてご飯を食べる生活を決行中ですが、何となく分かる気がします。

2.大豆製品をはじめ豆類のおかずが豊富だった

 今の食事は、1975年よりも大豆などの豆類や味噌の使用量が減少しているようです。豆類のおかずの品数も少なくなっています。

 豆類には、脂肪酸のリノレン酸が豊富です。

 この成分は、体内でつくることができない必須脂肪酸で、血中中性脂肪を下げる働きがあると言われています。また、リノレン酸は体内でDHA、EPAに変換されることも知られています。

3.今よりも果物を多くとっていた

 今の食事は、1975年と比較して果物の使用量が約2/3量に減っていると言われています。

 デザートで甘いものを摂るなら、砂糖を含むお菓子類よりも果物をとったほうが太りにくいでしょうし、果物には酵素が含まれるので消化吸収が助けられ、ビタミンやミネラルも補給できます。

4.生より加熱調理して野菜をとることが多かった

 野菜の1日の使用量は、1975年より今の方が多くなっています。

 しかし、種類数では1975年の方が上です。

 また、メニューでは、今は食感のやわらかい生野菜サラダが中心ですが、1975年は、青菜の煮びたし、根菜の煮物など、加熱調理をして野菜をたっぷり摂っていました。

 現在の生野菜中心が身体を冷やしている原因になっているという説もあります。

5.今よりも魚介が多く肉に偏っていなかった

 魚介・肉類の主菜をバランスよく摂っていた1975年と比べ、今は肉類の主菜に偏っています。

 魚介に含まれるDHA、EPAは、血中中性脂肪を抑え、脂肪を蓄積しにくくします。

 さらに、魚肉たんぱくは代謝され良質なペプチドになり、豚や牛などのたんぱくよりも体に脂肪がつきにくいとされています。

まとめ

 1975年の食事で最も注目すべきは、使用食材の種類の豊富さです。

 同じカロリーを摂取しても、バランスのよい食事と偏りのある食事とでは、食材の栄養成分の種類によって、体内での吸収・代謝が異なるため、太りやすさが大きく変わります。

 主菜に肉類ばかりが続いていないか、1食1食を単品だけで済ませていないか、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?

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プロフィール

なかのだいすけ

自身の子どもの誕生をきっかけに日本の将来に不安を抱く。未来を変える為には、特に女性が明るく元気に過ごせる社会が必要だと感じ、作業療法士として10000件以上の経験を元に、明るく元気に過ごすための整体法を開発し、独立。多くの支持を得ている。
また、多くの問題は知識不足から起こっている現状を解消するため、根拠のある情報をモットーにブログを開始。現在月間50万PVを集める人気ブログとなっている。

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