世界一へ導くコーチが教える、美を得るために普段見落としがちな3つのポイント
先日、元ミスユニバースジャパンのナショナルディレクターで、先日上杉隆さんとの交際が報道された知花くららさんを世界第2位、森理世さんを世界1位に導いたイネスリグロン氏のお話を聞きに行く機会を頂きました。
現在、世の中では『女性が輝けば日本が輝く、世界が輝く』と活動されている方が多々おられ、私もその一端を担うものとして世界一を学びに行ってきました。
その中で、世界一になる為に必要な事をおっしゃっており、私の心に深く刻まれた3つのコトをご紹介します。
イネスリグロン氏について
プロフィール21歳で長男を出産。ビューティ・センター&スパを開業。
その後、スペインに移り、ファッション業界でキャリアを重ねる。
31歳で香港へ拠点を移し、IMG Modelsのアジア地域ディレクター務めると共に、IBGを設立。
N.Y、パリ、ロンドン、ミラノから、世界レベルの有名トップモデルをアジアのクライアントへ招致。
1998年、ドナルド・J・トランプ氏から指名され、ミス・ユニバース・ジャパンのナショナルディレクターに就任。
2003年に宮崎京を世界大会5位、2006年知花くららを世界大会2位、2007年には森理世を世界大会代1位に導く。
48年ぶりに日本発のミス・ユニバースを生んだ立役者となり、2007年の世界大会で、ベスト・ナショナル・ディレクターとして表彰される。
現在は夫、3人の息子と共に、シンガポールに在住し、雑誌やメディアで活躍中。
イネス氏の言葉から
イネスは『日本人女性は世界一になれる』そのような確信をもってミスユニバースジャパンのナショナルディレクターを引き受けたそうです。
世間では日本人は無理と言われていた、世界一の座に『日本人女性こそ相応しい』と、そのように思っていたとおっしゃっていました。
彼女は1998年からナショナルディレクターを務めたわけですが、就任当初、街でスカウトしても「いやいや、私なんて無理です…」と断られた事が理解出来なかったそうです。
「あなたの様なキレイな子が無理なら、他はみんな無理よ」「何でそんなに自信がないのかな?」疑問で仕方なかったようです。
しかし、就任から時間が経つにつれ、日本人女性への理解が深まった彼女は、ほんの少しのスイッチを押してあげればみるみる輝きだすということに気付いたそうです。
それからは、2003年の宮崎京さん(世界大会第5位)を皮切りに、2006年の知花くららさん(世界大会第2位)、続く2007年には森理世が世界大会第1位、1959年の児島明子以来48年ぶりに日本発のミス・ユニバースを生み出しました。
また、2007年世界大会では「ベスト・ナショナル・ディレクター(Best National Director award for Miss Universe 2007)」も受賞されています。
その2007年、森理世さんが世界1位になることは分かっていたそうです。そして、森さん自身も分かっていたと思うとのことです。
その理由は、他の国の女性達の控え室は散らかっていたが、森さんの控え室はしっかり荷造りまで済んで片付いていたのだそうです。もちろん、1位になり、すぐにでもニューヨークへ飛び立つ準備をしていたとのことです。
日本人女性に足りない『自信』を、彼女達の個性と知性を伸ばし、自信スイッチを入れ、確信に変えていくのがイネス流コーチングだったようです。
イネス氏が教える、普段見落としがちな3つのポイント
イネス氏は現在シンガポール在住で、今回の大阪へ来られた際、日本に到着する直前に横に座っていた日本人女性がお化粧を始めたそうです。到着は朝6時。とはいえ、スッピンを見せたくないという、そういう心がけに感心したそうです。
しかし、その直後、彼女は愕然としたそうです。飛行機が着陸し、荷物を取り出し、飛行機からおりる際のその女性の所作があまりに汚く、歩き方はペンギンのようで服もゴワゴワしていたとのこと。
日本人は『素(肌や髪)』がキレイで、教育もしっかり受けているから知性的でもある。それなりに裕福な国なので服にも、化粧にもお金をかけキレイにする事ができている。
でも、見落としている点があるとのことでした。イネスから学んだ、見落としがちなポイントを3つにまとめてお伝えします。
うしろ姿に気をつけなさい
お化粧をする時、服を着る時、前から見える姿はみんなしっかり気をつけるのに、うしろから見える姿を見落としがちになります。
しかし、実際はうしろから見られる事の方が多いくらいです。
自分のうしろ姿にまで気を配るためには、ご自身のお化粧だけでなく、足や背筋などの見え方に気を配れる必要があります。
今回のような美に関するイベントで、美意識の高い女性の集まる会場でも99%の女性が猫背でした。残り1%の方は着物姿で猫背になれないだけという悲しい現実です。
私もお客様を見送る際の後ろ姿をチェックさせて頂いています。うしろ姿の変化が本当の姿勢の変化です。
うしろ姿は1つの鏡ではチェック出来ません。合わせ鏡をご自宅に用意するだけでも美のレベルはワンランクもツーランクもアップします。
歯をキレイにしなさい
確かに歯並び、歯の色にまで気を使っている人は少ないですね。
『芸能人は歯が命』なんていうCMがありましたが、欧米では一般人も歯が命だと考えているようです。
女性の美しさは笑顔。その笑顔を彩る『歯』が汚いと、笑顔のパワーも半減するとのことです。
歯の矯正となるとお金もかかりますし、時間もかかるので気軽にできませんが、ホワイトニングくらいならすぐにでも始められます。
歯科衛生は姿勢や多くの病気にも関することですのでまずは気軽に歯科受診してみるのも良いかもしれません。
下着を合わせなさい
合わない下着をつけていると、服を着ても見窄らしく見えるのだそうです。
また、整体師としての視点からお伝えさせてもらうと、下着とは胸をサポートする道具です。男性にはない胸のふくらみを持つ女性は男性以上に猫背になりやすいのです。
その重みをサポートできる下着ですから、しっかりサイズの合ったものを選ぶと良いと思います。
日本人女性は恥ずかしさからか、転倒でブラジャーのサイズを計る人が少ないと聞きました。これを気に一度測定しに行ってみても良いかもしれませんね。
まとめ
私は縁あって、ミスユニバース世界1位の森理世さんをコーチしたイネスさん、スティーブンさんのお二人のお話を聞く事ができました。
世界一を育てる人が共通しておっしゃる日本人女性の欠点は『笑顔』のなさと『自信』のなさだとのこと。
笑顔の為にも、歯をキレイに、そして自信ある堂々とした立ち居振る舞いの為にも、最低限うしろ姿のチェックと下着のサイズを合わせる事はすませておきましょう。
まずは、出来るところから。
私自身も皆さんがさらに美しくなられるお手伝いを精一杯させて頂きます。
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